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カテゴリ:歴史
NHKの篤姫に度々登場してくるカッコのよい男、 勝海舟。 その彼が、尊敬する人物、 それが柳生 宗矩(やぎゅう むねのり)だ。 柳生 宗矩は、 徳川の剣 将軍家兵法指南役であり、幕府最初の大目付となった人物。 かれの追い求めていた剣は、”活人剣 ”。 人を活(い)かす剣。 ” 刀剣短くば、一歩進めて長くすべし ”という言葉を残している。 つまり ”戦う時に、たとえこちらのもっている刀が みじかくても退(ひ)くな、 逆に 前へ進み その距離の分まで刀を長くしたと思え” 柳生 宗矩は ”気合い(熱いハート)”と”工夫(クールな頭脳)”の大切さを言っている。 坂本竜馬が、勝海舟を斬りに行ったとき。。。 勝海舟が竜馬へ接した時の態度。。。 あれが、まさに柳生宗矩の精神だった。 柳生 宗矩は ”われ人に勝つ道を知らず。われに勝つ道を知る。”といっている。 そう 彼は、人に勝つよりも、自分自身に勝つことを目指して生きていた。 自分の中にある、”悪”や”弱さ”に勝つことを心がけていたのだ。 不思議と 柳生 宗矩と、昨日、ブログに書いたマザーテレサ、 まったく異なる人物なのだが、けっこう同じ意味の言葉を残している。 だんだん研ぎ澄まされてゆくと、 あんがい 上のほうは、”一つ”になっているのかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.10.09 23:44:47
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