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カテゴリ:グットな人
ビジネス誌フォーチュンという雑誌がある。 「社員の能力」が業種を超えて 世界ランキング。。。第1位に選ばれた会社をご存知だろうか 人材を数多く輩出し、他の企業へ供給している会社。といわれる会社。 それが、”P&G” プロクター アンド ギャンブル社。 その P&G のトップが、”A・G・ラフリー。” 彼は、じつは入社6年目 P&G に失望し。。。辞表を出します。 そして、コネチカット州にあるコンサルティング会社に転職することを決めた。 コネチカット州に家も買った。 ラフリーは、官僚主義と変化の遅さに、いいかげん嫌気がさしていた。 ラフリーは上司のスティーブ・ドノバンに辞表を提出する。 ドノバンは、 辞表を、や・ぶ・い・た。。。 ラフリー 一言。 ”コピーもあります。” ドノバン ”今日は、家に帰って、夜に電話をくれ。” ラフリーは 言われたとおり、夜 電話をする。 ドノバン ”いまから一週間は出社しなくていい。” ”その代わり、毎晩 私の自宅へ来てくれ” ラフリーは言われたとおり、毎晩、彼の自宅へ行き、 一緒にビールを一杯か二杯飲んだ。 ドノバンは、なんども、ラフリーに探りを入れてきた。 そして、ついにドノバンは、 ラフリーが会社を辞めたい本当の理由を突き止めた。 ドノバンは、ラフリーに向かって言う。 ”辞めるのは 逃げるのと同じだ。 とどまって変革しようという度胸が お前にはまるでない。 きっと 次の仕事からも 逃げ出すだろうよ。” ラフリーは、その言葉に、カチンと来た。 そして、会社に残ることにした。 買った家を、一度も住むことなく、売った。 ラフリーは、それ以来、何かうまくいかないことがあるたびに。。。 ”厳しい仕事から逃げない勇気を持つ” ということを、自分自身に言い続けてきた。 アメリカは、転職が盛んなように見られるが。。。 GEを立て直し、世界一の会社に育てた、ジャック・ウェルチも 今回紹介したP&Gの、A・G・ラフリーも 生涯 勤めた会社は ひとつ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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