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カテゴリ:山形の風景
東北で、 一番大きな市民マラソン大会がある。 それは、 東北の首都、100万都市、宮城県仙台市で行われているマラソンではない。 山形県の県都、25万都市、山形市でもない。 なんと、 私の住んでいる、 さくらんぼの町、東根市なんです。 その名も、さくらんぼマラソン大会。 さくらんぼ畑の中を、 風と共に、 駆け抜けてゆくマラソン大会。 風と、緑と、空と、 シンクロできるマラソン大会です。 年々、 参加者は増え続けており、 今年は、とうとう1万人を超えた。 町の全人口が、4万人なのに。。。 北海道や京都、 広島、兵庫、香川、福岡、鹿児島などからも、 続々市民ランナーたちが、さくらんぼ畑を目指してやってくる。 どうぞ、どうぞ、あがらっしゃい。 東京から参加した、ひとりのランナーに話を聞くことができた。 わたしは、聞いてみた。。。 ”なんで日本中には、 たくさんのマラソン大会があるのに、 山形のさくらんぼマラソン大会を選んだのですか?” 東京から来たランナー ”なんで。。。 なんでだろうね~ 。。。 よく、わからないけど、 このマラソン大会は、 なんだか走っていて気持ちがいいんだ♪” わたし ”ただ走るためだけに東京から来て、 今日、走り終わったら、また東京に帰ってしまうんですか?” ランナー ”そうだよ。明日から仕事だもん。” ”9年目なんだ。このマラソン大会に参加して ” わたし ”え~ ” でも。。。 すこしだけ、 わたしにも、 東京から来たランナーの気持ちがわかるような気がした。 なぜなら、 わたしも、 遠く地元を離れ、 山形に移り住んでしまったひとりなのだから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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