カテゴリ:本・読書
本 今朝起きると雨が降っている。お昼前には雨は上がり、最低気温は21.6度で、最高気温は23.4度との事で、まあまあ過ごし易い1日だった。 今朝は雨が降っているので、ノエルの朝のお散歩は中止にした。新聞紙を沢山広げて、その上にペットシートを2枚並べて置いたが、今朝はなかなかトイレをしてくれない。30分経ってもしそうも無いので、ほんの数分席を外して戻ってくると、パソコン用の椅子のそばの絨毯の上に、たっぷりとオシッコをしていた(泣)。怒ると部屋の中でトイレをしてくれなくなってしまうと困るので、今までは失敗しても怒らずに、上手く出来た時には沢山褒める様にしていたが、流石に今朝は少し叱ってしまった。(^^;) 午後のお散歩の時には、雨が上がっていたので、朝の分まで沢山お散歩をしたので、ノエルはとっても嬉しそうだった。 楽天ブックスに注文してあった『それでも命を買いますか? ペットビジネスの闇を支えるのは誰だ』と言う本が、数日前に届いていた。この所の雨で何処へも行けそうもないので、昨日からこの本を読んでみた。 この本の著者は杉本彩さんで、本の内容(本書より転載)は、 『ペットショップでの生体展示販売の背景にあるおぞましい現実をご存知ですか? そこで売れ残った動物たちのその後は? 殺処分ゼロの自治体が出てくる一方で、利益のみしか考えずに劣悪な環境で繁殖を続けるブリーダー、動物たちを物の様に扱うペットオークション、障害や説明すべき飼い主の義務を無視して販売するペットショップ、可愛いと言うだけで簡単に購入し、簡単に飼育を放棄あるいは虐待する飼い主たち……。動物たちをめぐる悲惨で、おぞましく、そして世界に恥ずべき日本の現実は一向に好転の兆しを見せていません。動物愛護に人生をかけて取り組む女優、そして公益財団法人動物環境・福祉協会Evaの理事長でもある著者の杉本彩さんが、問題だらけの現状と、現在の取り組みを綴ります。』 と言う内容で、今まで闇に隠されていたペット産業の裏側が良くわかり、とても考えさせられる内容になっている。 それと、保健所や愛護団体が募集している犬や猫は、そこの規定で、ある程度歳を取った人は、里親にはなれない事が殆どだ。理由は、折角里親になってくれた飼い主が先に亡くなってしまったり、病気で入院してしまったり、施設に入ってしまったりすると、またワンちゃん・猫ちゃんが残されてしまうリスクが高いと言う事の様だ。それで、以前はワンちゃん・猫ちゃんと一緒に暮らしていたが、自分の歳を考えるともうワンちゃんや猫ちゃんを飼う事は出来ないと、寂しそうに仰っていらっしゃるお年寄りも多い。 でも、ある程度歳とった飼い主さんが万が一の事も想定し、その後のワンちゃん猫ちゃんの引き取り先を考慮した体制を作りながら、お年寄りにも保護犬・猫たちを飼って貰おうと言う杉本彩さんの提案にはとても共感できる。老人も犬や猫と一緒に暮らす事で、生き甲斐も出来るし、ワンちゃんだと一緒にお散歩する事によって、運動にもなり健康的に暮らす事ができる。また、行き場の無いワンちゃん猫ちゃん達も、殺処分されなくても済む様になり、一石二鳥だと思う。 この体制作りはとても難しいかも知れないが、中にはペット産業の裏側が嫌になってしまい、仔犬の生体販売を止めてしまい、保健所や愛護センターに収容されている殺処分前の犬を救いたいとの事で、里親募集を始めているペットショップがあり、話題になっている。岡山県のchou chou- シュシュと言うショップで、こう言うショップが全国に広がってくれれば、ペットショップで販売されて、その後不幸になってしまったワンちゃん猫ちゃん達が減り、お年寄りに保護犬を飼って貰う体制作りも進むのでは無いだろうか。 かなり以前に、私のブログでも紹介させて頂いたが、この件では、ネットフレンドのあびあんとーさんこと高野瀬順子さんが著者の、『ペットのための遺言書・身上書のつくり方』と言う本も参考になるのではないかと思う。 ※ 昨日(6/22)の歩数:「8,559歩」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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