本を読んでいるとき、子供の頭の中にはどんな
世界が広がっているんだろう。
子供の頭の中をカラフルにハッピーに。
そして、せっかくなら、登場人物がポツンと
出てくる世界じゃなくて、広くて大きくて
立体的な世界にしてあげたい。
本の中で主人公がどこにいるのか、
ともだちの家はどこにあるのか。
そんなことを考えながら読める本があると
楽しい。
そう思っていたら、こんな本がありました。
「もりの○○やさん」
動物が主人公のシリーズものです。
この本の良いところは、表紙の裏に地図が付いて
いるところです。
登場する動物たちの家がどこにあるのか、
地図を見ながら、読み進められます。
本の中の絵と地図と文章と、子供の頭の中の世界。
きっと普通の絵本の絵と文章だけのお話より、
地図で今いる場所を確認しながら読み進める話の
方が子供にとっては頭の中に立体的な絵が描き
やすいと思います。
このシリーズは全部読んだと思います。
子供が始めて自分で全部読んだ本もこのシリーズ
でした。
子供の頭の中に楽しくて大きな世界を描いてあげる。
それがきっと子供の想像力を大きく育ててくれると
思います。