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テーマ:小学生の勉強(1316)
カテゴリ:本について
「本は声を出して読みなさい」とよく言われ
ますが、私は反対です。 「速読」が出来る人は本がたくさん読めます。 誰でも訓練すれば、ある程度、「速読」が 出来るようになります。 「速読」を身に付けるときに最初にぶつかる 壁が「頭の中での音読」です。 みんな昔から声を出して読むことを繰り返し 訓練してきたために、「黙読」をするときも 「頭の中で音読」してしまいます。 たくさん本を読もうとすると、 この「頭の中の音読」がじゃまになります。 どうしてもスピードが出ません。 同じ時間を読書に使って 1冊だけ読める人と、 10冊読める人では、 得られる情報の量がぜんぜん違います。 これが何年も積み重なると大きな差になって きます。 「音読」させることと「黙読」させることは どちらも必要です。 学校の教科書のような限られた範囲をしっかり と読み込むときや、詩のように言葉を味わう ときは「音読」が良いと思います。 新聞や読み物のような、どんどん読み進める ものは「黙読」が良いと思います。 ただ、頻度としては、ほとんどが「黙読」と なることが望ましい。 しっかりと目で追って読み進めることが出来る ように訓練した方が良い。 そのために、私が意識しているのは2つです。 1.親が必要以上に「音読」を求めないこと 2.急いで「黙読」する訓練をする 急いで「黙読」する訓練については、 図書館で本を読んでいるときや、 家で寝る前に本を読んでいるときに、 「あと何分だよ」と言って急がせることを わざとやっています。 急いで「黙読」することで、 「頭の中の音読」が出来にくくなります。 どれだけ効果があるのかは分かりませんが、 娘は暗くなるまで外遊びをしながらも2日に 1冊くらいのペースで本を読んでいます。 少しは「黙読」の訓練の成果が出たのではない かと思っています。 たくさん本を読んで成長して欲しい。 楽しく本を読みながら、いろいろなことを どんどん吸収して欲しい。 親はどこまでも欲張りです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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