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カテゴリ:教育について
今日、娘の学校でプールの検定がありました。
娘は、この検定のために、 土曜日4時間、日曜日1時間半の練習をしていました。 娘の学校では、クラスが3つに分けられています。 クロールが出来る子はAクラス、 バタ足が出来る子はBクラス、 まだバタ足がうまく出来ない子はCクラスです。 娘はBクラスで、Aクラスになりたいということで、 一生懸命練習をして今日を迎えました。 ところが、今日の検定では、Bクラスのひとは クロールはやれなくて、 Bクラスの種目のバタ足か蹴伸びしかだめだと 言われたそうです。 せっかく努力してクロールが形になってきたところ なのに、Bクラスだからクロールはだめだなんて。 いっしょに練習した娘の友だちは、クラス分けのとき うまくバタ足が出来なくて、Cクラスになったそうです。 その友だちも娘と一緒に一生懸命クロールの練習をして、 かなりうまくなっていました。 この子はCクラスなのでバタ足もさせてもらえなかった ということになります。 一生懸命練習した娘はかなり失望していました。 クロールがうまくなった喜びを忘れかけていました。 クロールが出来る子がバタ足も許されないなんて。 何でそんな枠をはめるんでしょう。 子供はどんどん成長しています。 昨日出来なかったことが今日は出来てしまいます。 一旦決めた枠組みで子供の成長を止めてしまうなんて。 枠をはめた方が教える効率は良いのかもしれない。 伸びる子を抑えて、遅れた子を引き上げる。 そうすることで全体が均一な水準になっていく。 これは水泳に限ったことではないと思う。 平等の認識違い。 機会の平等ではなくて、結果の平等。 それによって、やる気のある子、努力をする子が 報われなくなる。 伸びる子はどこまでも伸ばしてやって欲しい。 でも、そう簡単に学校は変わらない。 だったら、どれだけ押さえつけられても負けないで 伸びていく、そんな力を子供に身につけさせたい。 どんな困難にも負けない強い心を持って欲しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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