親に出来ること、子供の目に映っていること

娘とふたりで暮らす生活が始まりました。
多少の不便さはあるものの、
娘の太陽のような明るさにどんな嫌な事もすべて
吹き飛ばされてしまうような気がする毎日です。

明日から学校です。小学校４年生。
そして、転校初日です。
でも、ほとんど心配はしていません。
天真爛漫で人懐っこい娘は友達を作る天才だから。

先日から通い始めた塾でも、もう友達が出来ました。
先週行ったキャンプでも、
ボランティアの人と一般の長距離バスに乗って
キャンプ地に向かう中、
隣に座った見知らぬ大人の人と仲良くなって、
いろいろな話をしたそうです。

かなり生意気なところはありますが、
物怖じせずに誰にでもどんどん話しかけて、
すぐに仲良くなる娘。
ずっとこの性格は変わらないで欲しい。

ただ、最近のいろいろな事件を見ていると、
この人懐っこさは、もしかすると危険なのかもしれない。
誰にでも話しかけること、
人を恐れないこと、
どんどん自分の意見をぶつけること、
それが危険な目にあう確率を高めてしまうかもしれない。
娘の口の悪さがいじめの引き金になるかもしれない。

心配は尽きないけれど、
それでも、何とかこのまま成長させてあげたい。

人懐っこさは人を信じる心から生まれるもの。
意見をどんどんぶつけられるのは自分が愛されるべき人間だと
信じられるから出来ること。

そんな子供の心を大人が踏みにじることで、子供から少しずつ
子供らしさが消えていく。
だから、悪いところの修正はほどほどにして、
子供らしさ、純粋さを持ったまま大人にしてあげたい。

この子がどんな大人になっていくのか楽しみ。
このまま、太陽のように明るくて暖かい大人に
きっと育ってくれると信じています。