親に出来ること、子供の目に映っていること

「そんな顔してるとその顔のまま固まるよ。」
娘が怒ったり変な顔をしたときに私がよく言う言葉です。

いつも背中を丸めてる人やいつも足を組んでる人は
特に意識をしないとその姿勢になってしまうもの。

顔の表情も同じ。
いつも笑ってる人は、意識をしないと自然に微笑んだ顔になる。
いつも怒ってる人は、意識をしないと自然に怒った顔になってる。

いつも同じ姿勢、表情でいることで、からだがその状態に
合わせて発達する。
いつもの形が一番楽に出来るようにからだが習慣に合わせて
くれるんですね。

褒める子育てと叱る子育てがよく比較されます。
子供の心の発達に焦点が当てられることが多いと思いますが、
表情の発達にも大きな影響を与えています。

褒められれば自然に顔がほころんで来ます。
いつも褒められていると、笑顔になれる機会が増えます。
笑顔でいることがいつもの形になります。

怒る時間を短くすることも表情を育てるのに効果的。
しかめっ面でいる時間は少しでも短くした方が良いですよね。

鏡を見ながらやってみると分かりますが、表情の中で笑顔を
作るのが一番顔の筋肉をたくさん使います。
だからたくさん笑顔でいた子は表情が豊かになります。

表情は、本当に「いつもの形」で固まってしまうんです。
表情は「顔の習慣」なんです。
出来るだけ顔にも良い習慣を身につけさせてあげたいですよね。