育て方と育ち方
言っても言っても良くならない。そんなときは開き直りが大切。「育て方が悪いんじゃなくて、育ち方が悪いだけ」子供にはいろいろな個性があります。1.何度言っても良くならないこと。2.一度言うと良くなること。3.何も言わなくても、自分で考えて良くなって行くこと。どんな子も1~3をみんな持ってるんじゃないかな。そして、何が1で何が3なのかは、その子の個性によって違うんじゃないかな。あの子は何も言わなくても○○が出来る。あの子は一度注意したら○○が出来るようになった。他の子の2、3だけを見て、どうして自分の子だけ出来ないのかと考えがち。でも、「○○が出来る」と思ったその子にも、何度言っても出来ないことがあるんだと思う。育ち方はその子の個性。いろいろな道筋があって、それぞれが違った育ち方をしながら、最後にはみんな立派な大人になっていく。何度言っても出来ないことも、本当に大切なことは、きちんと出来るまで何度も言い続ければ良い。「育て方」が悪いわけじゃない。ちょっと「育ち方」が悪いだけさ。今のままで大丈夫。自信を持って、根気よく、良い意味で開き直って、長い目でずっと先を見つめながら育てていきたいと思う。