親に出来ること、子供の目に映っていること

うちの娘の勉強時間は驚くほど短い。
１日せいぜい１５分。
この時間で宿題をやって、漢字を書いて、こどもチャレンジを少々。
４年生になって週２回塾に行くようにはなったけど、
その時間を入れても、たぶん４年生としては短い方だと思う。

何とか勉強時間をもう少し長く出来ないかと考えたことも
ありましたが、最近少し考え方を変えました。

娘は本を読むことが大好きで１週間に５冊のペースで本を読んでる。
友達とも遊びたい。
劇の練習もしたい。
テレビも見たい。
ＤＳもやりたい。
ピアノの練習もやらなきゃ。

好奇心旺盛な娘は、やりたいことがたくさんあります。
だから、勉強を早く終わらせてやりたいことをしっかりやるために、
短い時間で集中してしっかりと勉強する習慣を身につけてくれました。

学校の成績はずっとトップクラス（親ばかがかなり入ってますが）。
短時間の中でしっかりやってる証拠です。

これって理想的な勉強方法なのかも。

勉強にたくさん時間をかけると、ゆっくり覚えることに脳が慣れて
しまいます。
人間が本当に集中出来る時間は４５分と言われています。
小学校４年生の子供ならもっと短いでしょう。

その短い時間の中で、早く理解すること、早く覚えることを意識して
訓練することで脳が活性化され、進化していきます。

また、やりたいことをいろいろなやることで益々脳に良い影響を与えます。
さらに、短時間で勉強を終えことで勉強嫌いにならなくてすみます。

長く勉強することに慣れると、
脳が勉強時間の中で勝手に休憩することを覚えてしまいます。
勉強が嫌いになるかもしれません。
そして疲れてしまいます。

子供は遊ばなきゃ。

これから受験に直面するとそうも言っていられなくなると思いますが、
そんな中でも少しでも早く勉強を切り上げて、
やりたいこともしっかりとやって欲しい。

本当に受験の真っ只中の方から見れば、間違いなく甘いでしょうが、
可能な限りこの姿勢は変えないでやって行きたいと思っています。