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カテゴリ:こんな子育てもありますよ。
子供と喧嘩になったとき、どうしてますか?
そのまま感情をぶつけ合うだけなら、それは子供の喧嘩。 まずは、こっちは大人で、相手が子供ということを意識すること。 そして、喧嘩も教育ということを考えて対応することが 大切だと思います。 私はこれまでは、「子供に言いたいことを全部言わせる」ことを 意識していました。 腹が立つと、言葉が乱れます。 大人だって、怒ったときにきれいな言葉で怒るなんて難しい。 言葉を選ぶには、感情をコントロールしないと出来ません。 子供にそんなこと出来るわけがない。 良くあるのは、「大人にそんな口のきき方をするな」という怒り方。 ただでさえ、大人に理屈では勝てないのに、 何か言うと言葉遣いまで注意される。 叱りの対象がいつの間にか口のきき方になっていく。 何かを言えば言うほど余計に叱られる。 これを続けると、子供は言いたいことが言えなくなります。 そうならないように、まずは言いたいことを全部言い切らせること。 そして、子供が落ち着いたところで、短く冷静な言葉で注意します。 人格ではなくて行動を叱ること。 「あなたはダメな子」ではなくて、 「こういう行動はダメだよ」と教えてあげること。 こういう方針で叱ってきましたが、 最近少し、やり方を変えました。 言いたいことを言わせるところは同じですが、 子供の怒りがピークになっているところで、 わざと全然違う話題を振ります。 うまく話題に乗ったときは、 今まで怒っていたことを忘れたように、にこやかに話をします。 うまく行けば仲直りが出来ます。 でも、心の中では、葛藤しているはず。 今、怒っているという気持ちと、 新しい話題に乗りたいという気持ち。仲直りしたいという気持ち。 怒ったままでは話に乗れない。 話に乗るときは、怒りの感情を抑え込んで、話さなければならない。 いつもうまく行くわけではありませんが、 うまく話題に乗ってきたときは、 娘が怒りをグッとこらえていることが見ていて分かります。 こうやって少しずつ、自分の感情をコントロールで出来るようになって 大人の喧嘩が出来るようになっていくのだと思います。 子供が怒っているときに言葉遣いを注意しても意味がありません。 何度言っても良くならない。 それは言葉遣いを知らないからそんな言い方になるのではなくて、 感情のコントロールが出来ないことが原因だから。 自分の感情をコントロールするなんて、大人にだって難しい。 だから、子供の成長に合わせて少しずつ心も成長していくように 導いてあげられればと思っています。 でも、そのためには、 親自身が自分の感情をコントロール出来ないと・・・ 難しいですね。 「子育ては親育て」を実感している毎日です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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