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カテゴリ:子育てについて
親が言っているから正しい。
親の言うことを聞いていたら間違いない。 親に口答えしてはいけない。 そんな叱り方をする人をよく見かけます。 この叱り方には2つ、大きな問題があります。 1つは、 権威のある人が言ったことは内容を良く考えないで まるごと受け入れる習慣を刷り込んでしまうこと。 そしてもう1つは、 理由や原因を教えないことで、 自分で考える力を奪い取ってしまうこと。 親が言っているから正しい。 そういう考え方が刷り込まれて育っていくと、 成長の過程で出会う先生、先輩、上司へと、 どんどん対象が広がっていく。 変化の激しい時代の中で、 昨日正しかったことが今日も正しいとは限らない。 どんなにえらい人でも間違えることはある。 誰が言った言葉であっても、 それが常に正しいとは言えない時代になってる。 何かを変えていける人は、 「なぜそうなっているのか」、 「どうすればもっと良くなるか」 を考えられる人。 あの人が言ったから間違いないと考える人には 世の中は変えられない。 「誰が言ったから正しい」ではなく、 「なぜ正しい」かを考える力をしっかりと身につけさせよう。 叱り方を変えることがその第一歩。 親の立場にすがって子供を叱るのではなく、 「なぜ」をしっかり話してあげよう。 ほんの小さな一歩が、 大きな可能性を生むかもしれない。 子供はみんな大きな可能性を秘めているのだから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年09月14日 19時23分57秒
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