親に出来ること、子供の目に映っていること

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• 親の一言

  「○○しなさいって言ったでしょ」っていう言い方、私はきらいです。この言葉のウラには、親が一度言ったら子供は何でも言ったとおりになるという気持ちがあるから。クセ、習慣、性格などは一度言われたからと言って簡単に変わるものではありません。大人だって、誰かの一言で長い間に身につけた習慣は変わりませんよね。長い時間をかけて身につけたことは、同じだけの時間をかけないと変えられません。自分の口癖を思い出して、「○○しなさいって言ったでしょ」って言ってたら要注意。クセ、習慣、性格などを直そうと思ったら、100回言うぞって思ってみたら良いですよ。自分で今何回目って数えてみる。100回も言わなくてもきっと変わります。それだけ余裕を持てば、腹も立ちません。自分でゲームにしてしまえば、何だって楽しむことが出来ちゃいますよ。

  2006年05月15日

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• 自信と甘え

  子供の自信は、小さいころに十分に甘えることで育まれます。甘えることで愛されているとを実感し、自分が愛されるだけの価値のある人間という自信を持ちます。だから、子供が甘えたいときにはしっかりと甘えさせてあげなければいけません。ただし、「甘えさせること」が「甘やかすこと」にならないように注意が必要です。子供が愛情を求めて何かをして欲しいときにしてあげるのは「甘えさせ」。子供が求めていないのに手を出すのは「甘やかし」。子供が単にめんどくさいから何かをして欲しいときにしてあげるのは「甘やかし」。子供が欲しがったら何でも買ってあげるのは「甘やかし」。子供の誕生日やがんばったご褒美に何かを買ってあげるのは「甘えさせ」。区別が難しいですね。甘えさせようとしていつのまにか甘やかしてることもよくあります。甘やかしたらいけないという気持ちが強すぎて、うまく甘えさせることが出来ないこともよくあります。「甘えさせること」の大切と、「甘えさせること」が「甘やかすこと」になりやすいということをいつも意識しているしかないのかな。小学生のうちは、少しくらい甘やかしになっても良いと思います。特に低学年は。少しずつ甘えなくても良いように方向付けてあげれば良い。そうやって育った子は自己評価が高く、自信を持った子になります。そして、そういう子は自分を大切にします。自分を大切に出来る子は他人も大切にします。他人を思いやる心は、愛情をいっぱいもらうことで育つのだと思います。

  2006年05月14日

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• 破壊は創造の始まり

  娘の母の日のプレゼント作りが終わりました。先週から作り始めた「お城」。上の部分は先週出来て、足の部分で試行錯誤。お菓子の箱２つで足の部分を作り、足と足の間の空間にトイレットペーパーの芯３本でいろいろな形のかざりを作っていましたが、どうしても納得がいかない。そのとき、大福が入っていた入れ物と、マーガリンのフタを台所で発見。すかさず得意の一言。「これちょうだい。」そして、あれだけ苦労して作ったトイレットペーパーの芯の部分を壊して、そこに扉のようなものを作って完成。今回の「お城」作成の中で一番時間をかけていたトイレットペーパーの芯の部分。大人なら、「あれだけがんばってやったところだから　そのままにしておけば」と考えるところを、何の迷いもなく壊した。壊すことでそこに新しいものが生まれる。壊さなければ新しいものは生まれない。「破壊は創造の始まり。」「お城」作りのイメージの中で全く想定していなかった「壊す」という工程。頭が固くなっている自分にこんなところで気づかされました。

  2006年05月13日

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• 自己責任の育て方

  うちのママの育て方で一番感心していること。それは、自己責任の育て方です。ママは昔から、毎朝娘に「パンにする？ごはんにする？」と聞きます。子供がどちらかを選んで、それがそんなに気に入らなくても、自分で選んだものということで、例え1時間かかろうと、責任を持って全部食べさせます。自分で決めさせる。決めたことは最後まで責任を持たせる。当たり前のことですが、なかなか教えられないことです。こういう身近なことの中で自然に教えている。さりげない中に、大きな意味があります。たいしたことがないように見えますが、こういうことを知らずに育つ子と比べると、きっといつかは、大きな差が出てくると思います。いつかは教えなければならない自己責任。こんな教え方も試してみてはいかがですか？

  2006年05月12日

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• どんな親でいたいですか？

  親の威厳って何だろう。「子供になめられる」ことを気にする人をときどき見かけます。必要以上に「なめられない」ことを意識して無理をすることはありませんか？自分を大きく見せるために知ったかぶりをしたり、怒ったり、かっこつけたり。等身大で良いんじゃないですか？おおいに「なめて」もらいましょう。知らないことは「知らない」って言えば良い。威厳のために怒ったりしない。今さらかっこつけてもしょうがない。良いところも悪いところもさらけ出す。怒らないから怖くもない。そんなにかっこ良くもない。そんな親で良いと思う。子供が大きくなって、昔を思い出したときどんな場面を思い出すのかな。どんな顔を思い出すのかな。子供の心の中でいつも笑っているパパでありたい。楽しい場面しか思い出せない。そんな毎日であって欲しい。

  2006年05月11日

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• 子供の叱り方　その５

  褒めて育てる場合でも、怒らなければならないときがあります。私が怒るのは、・危ないことをしているとき・人に迷惑をかけているとき・人に嫌われることをしているときの３つです。子供にも、「この３つをやったときは怒るぞ」といつも言っています。「危ないことをしているとき」「人に迷惑をかけているとき」に怒るのは、その行動をすぐにやめさせるため。怒られたら、必ず動きが止まります。一瞬動きが止まれば、もう怒る必要はない。あとは、ゆっくり、やさしく、だけど分かるまでしくこくなぜ怒られたのかを教えます。「人に嫌われることをしているとき」に怒るのは、それがいけないことだと認識させるため。だから、他の２つの場合より少し長めに怒ります。いつも怒らない私が激しく怒るのだから、これはものすごく悪いことなんだと感じてると思います。と、言っても、私が怒るのはせいぜい数分ですが。これ以外のことでは怒りません。娘を叩いたことは一度もありません。それでも、動きを止めたいときは止まるし、悪いことをしたと伝えたいときには伝わります。いつ怒られるかとビクビクさせるより、今度は何を褒めてくれるのかとワクワクさせる。安心と自信と期待を子供の心に植えつける。そんな育て方をしたいといつも思っています。

  2006年05月10日

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• 寝る子は育つ

  人間は寝てる間に短期記憶から長期記憶に書き換えられるそうです。寝てる間に一時的に覚えたことが本物の記憶になるということです。よく食べ、よく遊び、しっかり集中して勉強して、しっかり寝る。一見、子供にとって当たり前と感じられる、このような行動が、実は子供の成長に不可欠な要素だと思います。この中で、特におろそかにされがちなのが、寝ることではないでしょうか。最近は、遅くまで起きている子が多いようです。睡眠時間が短いと記憶力が落ちる。覚えられないからもっと睡眠時間を削って勉強する。さらに記憶力が落ちる。こんな悪循環に陥っているひとが増えている気がします。大きくなるにつれてだんだん睡眠時間が減ってきます。短い睡眠時間が習慣になると、長く寝ることが難しくなってきます。だからこそ、小さいうちはしっかり寝ることを身につけさせることが重要なのではないでしょうか。昼間、しっかり遊べば、夜には自然に眠たくなる。遊ぶことが中途半端だと寝ることも中途半端。食べることも中途半端。勉強も中途半端。夜更かしする子が増えたのは、子供らしさが失われてきた証拠なのかも。

  2006年05月09日

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• 集中力は成長力

  最近、娘の集中力には驚かされる。特に、本を読んでいるときとテレビを見ているとき。何を言っても聞こえていない。この集中力が娘の記憶力と理解力の源だと思う。今日、出張先から家に電話した。娘が出た。「はい。○○です。」「パパだけど、ママに替わって。」「はい。」これだけのやり取りをしていながら、何とパパと気づいていなかった。テレビに熱中していたために、適当に応対して、ママに替わったらしい。おい！それはないだろう。かなりさびしい。だけど、気を取り直して考えた。この集中力はきっとこの子を成長させる。１つのことに集中できる子は必ず伸びる。ゴールデンウィーク用にと図書館で７冊の本を借りてきた。それを１週間で全部読破。昨日図書館に行ったら、今度は９冊持ってきた。「こんなに本当に読めるの？」「読める！」いつもの集中力を見てると、本当にやりそう。昔から何かに集中しているときは、出来るだけそっとしておきました。ものごとに熱中する時間が集中力を養う。そして、集中力が成長を促す。何でも良いので、子供が集中出来ることがあれば集中させた方が良い。集中する力を伸ばしましょう。素質とは夢中になる力。夢中でやることには発見と感動がある。そんなとき子供の目はきらきらと輝いています。

  2006年05月08日

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• 心あたたまるプレゼント

  もうすぐ母の日。娘の母の日のプレゼント作りが始まりました。お風呂の石鹸がなくなたっために補充したとき娘がいつものように、「その箱ちょうだい。」と、言ってきました。やっぱり来たな。「何を作るの。」と聞くと、「母の日のプレゼント」大きい箱と小さい箱が１つずつ。何になるかと見ていると、きれいにおりがみを貼り付けて、大きい箱が台になり、その上に小さい箱が取り付けられました。「お城」だそうです。小さい箱は時計台。ママの好きなおやつの時間にしようとして、間違えて「９時」になっちゃった。「ま、良いか。寝る時間だね。」ストローをたくさん組み合わせて屋根を作って、あとは、台を支える足の部分だけ。足になるものを探してます。一生懸命な姿、気持ちがなによりもうれしい。本当に素敵なプレゼント。父の日もよろしくね。

  2006年05月07日

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• お出かけ慣れの効用

  うちの娘は小さいころからお出かけ慣れしています。と、言っても、毎週末に近くのスーパーに赤ちゃんのころから出かけていたというだけですが。スーパーに行くと、パパが子供担当でおもちゃやに連れて行きます。ママが買い物をしているあいだ、パパがずっと子供とおもちゃやなどで遊んでいます。ママはストレス発散、パパは子供との時間を持てる。一石二鳥でした。ただし、ママは結局、洋服などは見るだけで食品を買って帰るということが多く、ストレス発散の効果はどこまであったか分かりませんが。毎週お出かけとなると、いつも何かを買ってあげるわけにはいかず、「あれが欲しい、これが欲しい」という子供にいつも「ダメ！」の一言。何か特別なことがない限り何かを買ってあげることはありませんでした。赤ちゃんのころからそうしているせいか、何かを買って欲しいとだだをこねたということがありません。おもちゃを買ってもらえないというささいなことですが、自分の思い通りにならないことがあるという経験を早いうちにどこかでさせておくということが、実は子供のために重要なことなのではないかと最近、思うようになりました。

  2006年05月06日

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• 体験がものの見方を変える

  手作りソーセージの親子体験に行きました。肉に塩とスパイスで味付けしたものをひつじの腸に詰めてボイルしてソーセージを作りました。うまく空気を抜くのが難しくて、少し空気が中に入ってしまいました。そのあと、スーパーに買い物にいきました。娘は、ウインナーを見つけて、「空気が入ってない。すごーい！」といきなり言いました。普段、何気なく見ているウインナーですが、自分で作ってみると、難しいことが分かる。そうすると、いつもと同じウインナーがすごいものに見える。これが体験の力ですね。こうやって本物の体験をしていくことで、ものの見方が変わっていく。プロの技のすごさが実感として分かる。こんな風に少しづつ、成長していくんですね。

  2006年05月05日

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• 本気で喧嘩出来る親子って良い感じ

  うちではときどき親子で喧嘩します。本気で喧嘩するには、相手のことを一人前の人間として認めていなければ出来ません。喧嘩するというとこは、お互いに対等ということです。子供のことを一人前と認めていると同時に、子供も言われっぱなしではなく、言い返せる関係があるからこそ、喧嘩が出来ると思っています。親が子供っぽいというのは目をつぶって、「本気で喧嘩出来る親子って良い感じ」と自画自賛。喧嘩してるときは、お互い、言ってることはめちゃくちゃですが、言いたい事をいったら、はい！おしまい。すぐに仲直りしています。（油断すると、すぐに子供が話題を変えて　きます。乗ってしまうと、もう喧嘩終了。）ずっとこんな親子でいられたら良いな、と考えてる今日この頃です。

  2006年05月04日

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• 好奇心ばんざい

  先日ワインを飲んだあと、娘にコルクをあげました。「コルクって水に浮かぶんだよ。」「やってみる！」ということでお風呂場でやってみることに。ついでに、スクリューキャップの付いたサイダーのアルミ缶も。コルクがお湯に浮かぶことを体験。キャップを閉めたアルミ缶もお湯に浮かぶ。でもフタを取ると缶の中にお湯が入って沈んでしまいました。大人にとっては当たり前のことでも、子供にとっては不思議体験。こういう体験が、いつかきっと子供の役に立つ日が来ると信じています。それ以来、コルクとアルミ缶はお風呂場のおもちゃとして、お風呂場においてあります。今日は、そのアルミ缶に石鹸の泡を入れていました。これが明日どうなっているか確かめてみたいとのこと。コルクとアルミ缶がそこにあるだけで、そこから次々と新しい発想が生まれてくる。こういう小さなきっかけを摘み取ることがないように、気をつけないといけないと改めて感じました。

  2006年05月03日

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• 良いことと悪いこと

  良いことと悪いこと、どっちが多い？悪いことを何度も何度も思い出すと、そのたびに悪いことを疑似体験。１つの悪いことが２つにも３つにも。良いことを何度も何度も思い出すと、今度は良いことを疑似体験。１つの良いことが２つにも３つにも。良いことも悪いこともあるけれど、良いことばかりと思える人と悪いことばかりと思ってる人がいる。後ろを振り向くときは良いことばかり思い出そう。悪いことは忘れちゃえ。明日もきっと良いことあるさ。

  2006年05月02日

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• 外遊びについて

  うちの娘は最近めいっぱい外遊びをしているようだ。今日は私が代休だったので、娘といっしょに夕飯を食べようと料理を作って待っていましたが、帰ってこない。文字通り暗くなるまで外で遊んでる。家の前の道路はあまり車が通らないので、そこで走り回ってる。ママに聞くといつもこれくらいまで外で遊んでいるらしい。頼もしい。娘がほとんど病気をしないのも、昔から外遊びが好きなことが影響しているのでは。帰ってきてから食事、勉強、読書。今日はほとんどテレビは見ていない。普段がこんな生活だから土日はテレビをたくさん見たがるのだろうか。いろいろなことに貪欲でいて欲しい。何にでも興味を持って、どんどん吸収していって欲しい。外遊びはそのための土台、基礎を作っているような気がする。体力、持久力、集中力、想像力、創造力。そんな力が外遊びの中で身についている気がしてならない。大きくなあれ。

  2006年05月01日

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• テレビの見すぎ

  うちの子はテレビの見すぎ。私は帰りが遅く、ママも昨年から社会人枠で大学に入学。子供がひとりでいる時間が長くなったこともあり、さびしくないようにとたくさん録画するようになりました。子供が見たいもの、親として子供に見て欲しいもの、どちらも録画するとかなりの数に。テレビを見すぎると良くないという話もあるし、せっかく家族でいるのにテレビが見たいということも出てきて反省しています。科学大好き土よう塾世界一受けたい授業週間こどもニュースわくわく授業所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ脳内エステIQサプリなど、頭の刺激になりそうなものが多く、テレビを通じていろいろなことを知ってるのでそれも悪くないかなと思ってましたが、ものには限度がありますよね。勉強もやって、ピアノの練習もして、外遊びもして、本も読んで、なんだか忙しそう。テレビも少し整理して、絞込みをしなければ。

  2006年04月30日

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• 切れるのは甘えの変形

  最近、すぐ切れる子が多い。うちの娘は、切れやすいというタイプではないけれど、私に対するときだけ、ちょっと「おこりんぼう」かな。娘がプイっと怒っているのを見てると、すぐ切れる子っていうのもこんな感じで怒ってるのかなと思えてきた。何かを期待して、期待と違う結果が返ってきたときに怒る。へたくそな甘え方。明らかに甘えてるのが分かる。子供だなあっていとおしくさえ感じる。少しずつ心が成長してくれば、無くなってくるはず。大きくなってもこんな変形した甘えが無くならない人がいるとしたら、それは、心が小学校低学年のまま成長していないってことなんでしょうね。甘え方が下手。自己表現が下手。感情のコントロールが下手。そんな人が増えてきているから、切れる子が多くなったのではないでしょうか。

  2006年04月29日

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• 怒って育てるか褒めて育てるか

  育て方はひとそれぞれ。どの育て方が正しいということはありません。一番典型的なのが、怒って育てるか褒めて育てるか。どちらが優れているということはありません。怒って育てることの利点は、・子供がすぐに言うことを聞く。・親に対して口答えが少なくなる。・直感的に悪いことが分かる。怒って育てることの欠点は、・怒りすぎると子供の自信を無くさせる。・怒る理由がきちんと伝わりにくい。・怒ったあとの引き際が難しい。褒めて育てることの利点は、・子供が自信を持ちやすい。・どこが悪いかを冷静に説明出来る。・子供が感情的に安定しやすい。褒めて育てることの欠点は、・子供の行動を変えるのに時間がかかる。・恐怖感がないのでなめられやすい。・緊張感がない子になりやすい。実際には、皆さん怒る、褒めるのミックスで育ててると思います。それぞれの利点、欠点を知った上で、場面、場面で最適の手段を選べば良いと思います。怒って育てる方法は、子供さんが小さくて言葉で説明してもまだよく分からない場合や、危険なことをしていたり人に迷惑をかけているようなすぐに行動を止める必要がある場合に向いています。それ以外の場合が褒めて育てる場面になりますが、小さいうちは怒る方法を多めに使って、だんだん褒める割合を増やしていくのが、効果的です。どちらの方法にしても、愛情が根底にあることが大切です。本気で子供のことを考えているなら、どんな育て方をしてもきっと良い子に育つと思います。

  2006年04月28日

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• 良いこと探しをしましょう

  悪いことを探したらきりがない。良いことを探してもきりがない。だったら良いことを探しましょう。今日はいくつ良いことがありましたか？たくさん良いことがある日もあれば、すごく良いことが１つある日もある。どんな日にだって、良いことは必ずあります。小さな良いことを見逃さないように。小さな良いことは、大きな良いことの前ぶれです。親がいつも良いこと探しをしていると、子供も自然に良いこと探しをするようになります。「今日はどんな良いことがあった？」「今日はこんな良いことがあったよ。」「今日は良いこといくつあった？」こんな会話が自然に出来ますように。ほら、あなたの回りにも、良いことがたくさんあるでしょ。良いことを数えてると、きっと幸せになれますよ。

  2006年04月27日

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• 悪い心はどうして育つ

  生まれたときから悪い人なんていない。「悪い心」も育てられて出来てしまうもの。耐震偽装事件で今日、姉歯元建築士ら８人が逮捕された。やったことを見ると、逮捕されて当然。どうしてそんなことをやってしまうのだろう。「これくらいなら大丈夫だろう」ということが、だんだんエスカレートして、ふと気づくとどんでもないことになっている。一つ前にやったことと比べると、大して悪いことではない。だけど、階段を１つ１つ上ってふと気づくとものすごく高いところまで上がってしまっているように、少しずつ悪いことがエスカレートして取り返しのつかないことになったのだと思う。そんなことにならないために、まずは、「悪い心」を生むきっかけを作らないこと。そして、万一、「悪い心」が生まれてもそれを成長させてしまう環境にしないこと。放置せずに断ち切ること。そして、何より、環境によって判断がブレてしまうことがないように、しっかりとした価値観を育ててあげること。何かと比べてものごとの良し悪しを判断するのではなくて、どんな環境でも「本当にそれで良いのか」ということを客観的に考えられるように育てる。自分の立ち位置をどんな場面でもきちんと認識して、安定した判断が出来る人間に育ててあげる。難しいことですが、大切なことだと思います。

  2006年04月26日

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• 競争心を育てる

  娘にとってパパはライバルです。昔からいつもパパと何かを競争しています。子供と競争をする理由は２つです。１つは、「早くしなさい」と言わなくても競争すれば早くやってくれる。だから、怒らなくて済む。そしてもう１つは、小さいときからいつも競争をしておくことで、競争することに慣らすと同時に、勝つ喜び、負ける悔しさを教える。いつも「勝ちたい」という闘争心をもった子に育てる。最近、競争を避ける教育があちこちで見られる。小学校の通知表も３段階評価になってる。昔は５段階だったぞ。これでは差が分かりにくい。得意と苦手が分かりにくい。差が付かないように、差が分かりにくいように、育てていって、ある日突然、競争の中に放り込まれる。受験、就職、仕事。どれも大変な競争。このギャップはまずいでしょう。どうせ競争しなければならないのなら、出来るだけ早いうちから競争することに慣れておいた方が混乱しない。食べる速さや、着替える速さ等、パパと競争する中で少しずつ競争に慣れて、本当の競争にも臆することなく立ち向かえる勇気を育ててあげたい。

  2006年04月25日

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• パパには恋愛は教えられない

  愛情を伝え方るのは難しい。こんなに愛情を持っていても、それがママにさえ伝わらない。娘が大きくなったとき、恋愛だけは教えてあげられないなあ。幸い、娘は話上手、甘え上手。パパに相談するまでもなく、好きな人の心をＧＥＴするのかなあ。まだ小学校３年生。随分先の話かもしれないけど。ちょっと大人びてきた娘を見て、ふと、考えてしまう今日この頃です。

  2006年04月24日

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• 子供の寝顔は世界一の宝物

  嫌なことがあったとき、疲れたとき、子供の寝顔を見ると救われる。いつもあんなに生意気なのに、寝ている時は天使のようだ。これから起こる辛いことは、出来ることなら全部パパが引き受けたい。この子の人生はずっと楽しいままであって欲しい。起きてる時は心の底から溢れる笑顔。そして眠った時は、天使の寝顔。ずっとずっとそんな娘であり続けて欲しい。

  2006年04月23日

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• 出来ないのか、まだ出来ないのか

  苦手なことって劣等感を感じがちですよね。どうすれば劣等感を感じないで苦手を克服させられるでしょうか？私は娘に小さいことから、「練習すれば何でも出来るようになる」と言い続けています。娘に出来ないことが誰か他の子に出来るときは、「君より何かがうまい子は、君よりたくさん　練習してるってことだよ」と繰り返し話してきました。プール、自転車、逆上がり、一輪車、ピアノ･･･友達は出来るのに娘に出来なくて、克服してきたことがたくさんありました。出来るかどうかの差は練習量の差。だから出来るか出来ないかというだけで劣等感をいだくことはありません。「出来ない」のではなくて、「まだ出来ない」と思えるんですね。「まだ出来ない」ということは、頑張ったら「出来る」ということ。だから頑張れる。出来るまで頑張れば本当に出来るんです。どうせ自分には出来ない。そういう気持ちが出来ることを出来なくしてしまう。出来ると信じることが上達を早めるんです。信じるものは救われる。自分を信じることが「自信」なんですよね。

  2006年04月22日

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• 伸びるところを伸びるだけ伸ばす子育て

  欠点なんてほっといて、伸びるところをどんどん伸ばしてる。そのうち長所が短所を飲み込んで良いところばっかりになっちゃうさ。娘の特徴をあげてみよう。明るくて、元気で、ずるがしこくて、落ち着きが無くて、好奇心旺盛で、活発で、喜怒哀楽が激しくて、口が達者で、くいしんぼうで、めんどくさがりで、テレビ好きで、おしゃべり好きで、自信過剰で、無邪気で、ひとなつっこくて、天真爛漫。リーダーにもなれるし、人にあわせることも出来る。おとなにも平気でどんどん口答えする。礼儀知らずで、ときどきちょっと乱暴ものになる。走るのはあまり速くないけど、英語が得意で、ピアノも弾ける。テニスも出来るし、自転車も一輪車も乗れる。縄跳びも得意。健康で病気をほとんどしない。どれが長所でどれが短所かよくわからなくなってきた。もしかしたら、全部長所なのかも。おとなが「それが欠点だ」と言ったものが欠点になっていくのかも。だめならあとで直せば良いさ。今は、野放し、伸び放題。好きなだけ伸びれば良い。どこまで伸びるか楽しみだ。きちんと管理されて、きれいに伸びるより、不恰好でも、何かとてつもなく伸びたところがあった方が面白い。

  2006年04月21日

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• わが子のレベルはどれくらい？

  勉強、スポーツ、しつけ、言葉遣い･･･自分の子供のレベルがどれくらいか気になりますよね。そして、知らず知らずのうちに別の子と比べてる。身近な誰かと比べて、自分の子が優れていたり劣っていたり。だけど、比較した子はいったいどれくらいのレベル？比べてる子が必ずしも平均的な子ではないことも。特定の分野で他と比べて高い能力を持っている子何かの能力を身に付けるのが少しだけ早かった子･･･比較すること自体は悪いことではないけれど、すぐに劣等感につなげるのはおかしい。ちょっとくらい他の子より出来ないことがあっても良いじゃないですか。そのうちきっとうちの子も出来るようになるさ。たまたま覚える順番が違っただけ。本当に大事なことなら、今から身につければ良い。全部が他の子より優れた子なんていない。良いところと悪いところがある。それで良いと思う。ゆったりとかまえて、ながーい目で見て。わが子を信じて見ましょう。

  2006年04月20日

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• 出来ない理由を見つけるか出来る道を見つけるか

  今日、会社で部下の面談をしました。３人に同じ課題を提示しましたが、ひとりはそのまま受け入れ、ひとりは課題の問題点、欠点の指摘ばかり、ひとりは前向きに実現方法をイメージして実現の道を探っていました。そのまま受け入れた人は先期Ｂ評価の人。欠点ばかり指摘した人は先期Ｃ評価の人。前向きに実現の道を探っていた人は先期Ａ評価の人。この姿勢の差がそのまま結果に現れてたようです。実はＣ評価の人が一番頭が良い。頭が良すぎて欠点ばかりが見えてしまう。新しいことは、出来ない理由を考えるといくらでも見つかります。出来ない理由を見つけるとそこで動きが止まってしまいます。Ｂ評価の人はあまり飛躍せず出来る範囲で考えた。Ａ評価の人は制約条件を考慮した上で、ベストなパフォーマンスを導き出す道を見つけようとして一生懸命考えた。けして能力の違いではありません。ものごとに立ち向かう姿勢が結果に差を生むのです。姿勢が変わるだけでＣ評価からＡ評価に飛躍することがきっとできる。そのことを何としても教えてあげたい。これは子育てや子供の成績にも当てはまると思います。出来ない理由をたくさん見つける子、出来ない理由をたくさん見つける親、出来る範囲でそれなりにやる子、出来る範囲でそれなりにやる親、最高のパフォーマンスを出す道を探し求める子、最高のパフォーマンスを出す道を探し求める親。最高の結果を導き出すのは、どの組み合わせか、もうお分かりですね。結果は必ずしも能力に比例しない。どういう姿勢、どういう気持ちでやっているか。それが実際の能力以上に大きな要因になりうるということに早く気づいた人が勝者になるのだと私は思います。

  2006年04月19日

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• 

  時計を見ると誕生日の時間

  「時計を見るとよく誕生日の時間になっている。」例えば、1月23日生まれなら、時計を見ると偶然1時23分になっていることが多い。そんな風にお考えの方、実は、あなたは、思い込みが激しい方です。「一瞬で信じこませる話術コールドリーディング」の中で紹介されている「セレクティブメモリー」という考え方をご存知ですか。私達は1日に何度も何度も時計を見ます。それが例えば5時45分なら時計を見たことさえ忘れてしまいます。ところが、たまたま誕生日を連想する1時23分だったら、強く意識に残ります。後から振り返ると、「時計を見るといつも1時23分になっていた。」と信じてしまう。これが「セレクティブメモリー」の原理だそうです。子育てでも同じようなことが起こります。自分の子供が悪い子だと思い込んでいる場合。自分の子供の出来が悪いと思い込んでいる場合。自分は子供が嫌いだと思い込んでいる場合。　など、思い込みに合った子供の行動だけが記憶に残って、子供の良いところ、すばらしいところが意識されずに記憶から消えていきます。さらに、子供に対して「あなたは悪い子」「お前は出来が悪い」「私は子供が嫌いだ」と繰り返しすりこんでしまう。こうして、思い込みのとおりの子供に育て上げてしまう。もう一度、我が子を見直してみてください。すばらしいところがたくさんあります。無意識の欠点探しをやめて、良いところに目を向けてください。見逃していた宝物がすぐそこにあるかもしれません。子供だけでなく、旦那さんや奥さん、知人や隣人にも同じように見逃した宝物がたくさんあるかもしれません。当たり前と思っている中にこそ、大切なものがあるものだと思います。

  2006年04月18日

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• 子供の夢　天使の贈り物

  抜けた歯をまくらの下に入れておくと天使がコインに換えてくれる。ママが言ったこのことばを小学校３年生の娘は、今も心の底から信じています。頭の良い子なのに、怖いくらい素直。大人びた部分と子供らしい無邪気さをいっぱい持って精一杯生きている。毎日が楽しくてしょうがないようだ。先日取っ組み合いの喧嘩をしてきたけれど、「仲直りしておいで」って言ったら「喧嘩した日にもう仲直りしちゃったよ」だって。先生が心配して電話してきたけれど、大人があれこれ騒いでいたとき、すでに子供たちの中では解決してた。本当は仲が良いというその男の子と今日もぺちゃくちゃ話してたそうだ。子供の世界って、本来そういうもの。ずっとずっと、そんな世界であり続けて欲しい。大きくなるにつれて、だんだん夢が見づらくなる。現実に押しつぶされそうになることもあるだろう。だけど、子供が夢を持ち続けてていれば、子供の目の輝きは失われないだろう。どんな夢でも良い。小さな夢でも良い。馬鹿げた夢でも良い。いつもこころに夢をいだいて、目を輝かせていて欲しい。

  2006年04月17日

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• 

  絵本から想像力を育てる

  本をたくさん読むことで子供の想像力が育ちます。娘が小さい頃の本読みは、絵を隅々までいっしょに見ていくことから始めました。そうやって見ていると、作者のちょっとした遊びを見つけて楽めることがあります。例えば、「ノンタンぶらんこのせて」という本では、背景の木に虫がいて、木を少しずつ移動して行きます。ストーリーとは全く関係がなくて、気がつかなければそのまま通り過ぎてしまいますが、子供といっしょに、「次はどこに虫が移動しているか」とワクワクして見ました。ストーリーと関係ない遊びを見つけることが、読む方にとっても遊びとなって想像力をさらに伸ばすことにもつながってくると思います。

  2006年04月16日

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• 怒ったあとのあとしまつ

  怒ったあとのあとしまつ、きちんとやってますか？ある日突然、家庭内暴力や不登校が起こる･･･子供にとっては突然ではなく、我慢して我慢して耐え切れなくなって爆発しているのです。怒られることで子供の心は傷つきます。どんなに理由が正しくても、どんなに子供が悪いことをしたあとでも怒られたという事実にショックを受けています。傷ついて、親の愛情に不安をいだいています。怒りっぱなしになっていると、心の傷が癒えないまま残ります。たまたま、自分で心の傷を癒す方法を見つけた子は自分で立ち直りますが、それが出来ない子は小さな傷を少しずつ貯めていって、限界が来た時に爆発します。理想的なのは怒った本人が落ち着いたところで怒った理由と「大好きだから怒ったんだよ」ということをやさしく話してあげること。このとき怒った口調で言うと逆効果です。また怒られているような気分になって心が救われません。本人が出来ない場合は、ママが怒ったらパパが、パパが怒ったらママがあとしまつをする。そうやって、心に傷をきちんと消してあげるところまできちんとやって、はじめて怒ったが叱ったになるのだと思います。「打たれ強い子供」http://plaza.rakuten.co.jp/riipapa/diary/200603300000/という日記でも「毒抜き」という表現で少し書きました。子供の心に残った傷は出来るだけはやく取り除いてあげてください。

  2006年04月15日

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• 子供が喧嘩してきました

  娘が男の子と取っ組み合いの喧嘩をしたそうです。男の子を泣かしてしまったようです。いっしょに本を見ていて、ささいなことで喧嘩になって、それが取っ組み合いの喧嘩に発展。薄着だった男の子に娘の爪が当たってみみずばれになったそうです。（意図的に引っかいたわけではないようです）先生から電話がかかってきて、先方にあやまっておきましたと言われたそうです。ちょっと待って。それじゃあ娘が全部悪いみたいじゃないですか。泣かした、みみずばれになったということで状況は不利ですが、取っ組み合いの喧嘩をしたらそれくらい当たり前だし、それに大人が介入すべきではないと思うのですが。私はほっときます。娘は必ず自分で解決します。「仲直りしておいで」とだけ言おうと思っています。男の子と取っ組み合いの喧嘩なんてなかなか出来ることではないし、元気で良いじゃないですか。素直で子供らしい子だからこそ、喧嘩もする。そして、またすぐ仲直りも出来る。気が強すぎて心配なこともありますが、こういう喧嘩を通じて、少しずつカドが取れてきて、大きく成長していくものだと思います。へんに大人が介入することでそういう子供同士の係わり合いが歪められることがないように、出来る限り見守るだけにしておくべきだと思ってます。

  2006年04月14日

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• 子供の褒め方　その２

  子供を褒めるときは人に話すと効果が倍増します。ママが子供を褒める。そのあとで、ママからパパに子供を褒めた話をする。おばあちゃんに話す。おじいちゃんに話す。知り合いに話す。そうやって１つのことを子供の聞いているところで複数の人に何度も話す。直接褒めるだけでなく、人に話すのを聞くことで子供の自信が強化されます。気をつけるのは、本当の子供の強みと思えることでやること。子供自信が得意だと思っていることを直接的、間接的に褒められることで自分の強みがしっかり意識されて、自身がついてきます。また、子ども自身が自分の強みに気がついていない場合も、こうやって強みを教えてあげることで大きく成長させることが出来ると思います。

  2006年04月13日

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• 娘が学級委員に

  「学級委員になったよ！」娘がうれしそうに言ってきました。転校して３日目。びっくりして、よく聞いてみると、なりたいと言って手をあげた４人でじゃんけんして勝ったらしい。「なあんだ」だけど、よく考えると、初めての学校でいきなり学級委員に立候補する度胸、好奇心、積極性･･･やっぱりたいしたもんだ。前の学校では小学校１年生、２年生では学級委員はありませんでした。だから学級委員に興味を持ったようでした。やったことがないからやってみるという素直さ、やろうと思ったらやれてしまう運、学級委員をやることに何の不安も持たない自信。出来ることならこのまま真っ直ぐに育っていって欲しい。これから、壁にぶつかったり、挫折したり、辛いことがあったり、思い通りにいかないこともたくさんあるだろう。でも、どんなときでも持ち前の明るさ、強さで乗り越えて大きく育ってもらいたい。

  2006年04月12日

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• 子供の褒め方　その１

  子供のやる気を育てるためには、達成感を与えることが重要です。子供にとって達成感を感じるのは、何と言っても褒められたときです。褒めるとき、一番気にしているのは、子供が感じている達成感と褒められ方をマッチさせることです。ものすごくがんばったと思っているときと、あまり努力していないけど何となく出来ちゃったというときの褒められ方が同じだと、全部たいしたことがないように感じます。がんばったときは大げさに、ちょっとがんばったときはちょっとだけ、ときには、褒めてあげないというメリハリをつけることが大切です。そのためには、子供の話をよく聞くこと。よく聞くと、子供自身がどう評価して欲しいと思っているかがよくわかります。それがちゃんと分からないままでは褒めないようにしています。適正に褒められることで、またがんばろうという気持ちが生まれます。やってもやらなくても同じだと、大人でもやる気がなくなりますよね。

  2006年04月11日

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• 怒るから腹が立つ

  人は悲しいから泣くのではない、泣くから悲しい。有名な言葉ですが、「怒る」ことにもあてはまります。イライラしているときにちょっとしたことで怒ってしまうことはありませんか？ちょっとしたきっかけを悪者にして怒っているけど、実は怒るのが先で理由はあとからつけたもの。イライラしているのは、心配ごとがあったり、体調が悪かったり、ダイエットによる栄養不足だったり。こんなとき子供がよくとばっちりを受けるんですよね。だけど、こんな怒られ方は納得出来ませんよね。そのうち、本当に悪いことをして怒られても、いつものイライラで怒られたことと区別が出来なくて、ちゃんと反省できなくなります。悪いことをきちんと悪いと教えてあげるためにも、悪くないときは怒っちゃだめですよ。

  2006年04月10日

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• 思いやりか甘やかしか？

  みなさんのご意見を聞かせてください。珍しく迷っています。子供のことでパパとママがちょっとけんかしました。どちらの考え方にも一理あるとは思いますが。今日、大人の都合で夕飯の準備が遅くなり、子供がどうしても見たいと思っている「サザエさん」の時間にかかってしまいました。ママは「ご飯の時間だからテレビを消しなさい」と言いました。子供は何も悪くないし、どうしても見たいと思っていることを知っているので、私は録画してあげて、ご飯をゆっくり食べさせました。ママは「子供の機嫌を取って甘やかしている。」と怒り出しました。子供の立場に立って考えると、理不尽に思えました。必然性があることや、対応する手段がないことなら我慢させますが、ちょっと違う気がして。親がどうしても見たいものは録画したり、時間を調整したりして見ています。子供もいつも見るものは録画してあげています。この時間だけは録画しなくても見られるためにあえて録画していません。それがたまたま見られなくなった。我慢させることで子供の中に何が残るでしょう。どんな理不尽なことでも親が言い出したらしょうがない。このイメージが子供にプラスになるとは私には思えませんでした。別の考え方もあると思います。やはり甘すぎるのかもしれません。みなさんのお宅ではご飯中にテレビ見せますか？親の都合で何かが出来なくなっても子供に我慢させますか？　（埋め合わせはなしですか？）子供の気持をどの程度考慮してますか？また、みなさんの親はどうてしたか？私の考え方は甘すぎるのでしょうか？

  2006年04月09日

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• 友達を作る力

  友達ってそんなに簡単に作れちゃうの？うちの娘はすぐに友達を作ってきます。３月２５日に引っ越して、新しい学校でも友達がうまく出来ると良いなと考えていましたが、学校が始まる前に近所の子供１０人以上と仲良くなってしまいました。４月７日転校初日、友達が６人出来たそうです。そこで友達を作るコツを娘に聞いてみました。「どうやって友達になるの」「最初に何か褒めるの。そのピンかわいいねとか。」「それから？」「話してたらいつの間にか仲良くなるよ。」「誰にでも話かけるの？」「やさしそうで友達になってくれそうな人に話しかけるよ。　だって、断られたらショックだもん。」娘のほうから積極的に話しかけて友達を作っているようです。近所の子とは家の近くで遊んでいるところに「入れて」って言って入っていったそうです。娘なりに「断られたらショック」と思っているようですが、失敗を恐れないでどんどんアプローチしているのが良い結果につながっているようです。この明るさと積極性はいつまでも持ち続けて欲しいものです。

  2006年04月08日

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• 「ごめんなさい」の賞味期限

  「ごめんなさい」には賞味期限があります。叱られたとき、すぐに「ごめんなさい」が言えたときは許してもらえることも言い訳や反論をして時間が経ってから「ごめんなさい」を言ってもなかなか許してもらえません。今日、家に帰ると娘がママと喧嘩していました。いつものようにママに叱られてすぐに謝らず、言い訳や反論をさんざんやったあとで「ごめんなさい」と言ったけど許してもらえなかったとのこと。娘は気が強くて、叱られても簡単に「ごめんなさい」と言うことはありません。ママはそんな性格を心配して、ますます強く叱ります。私は娘に教えてあげました。「本当は失敗したなって思ったんでしょ？」「うん。」「そういうときは、出来るだけ早く『ごめんなさい』って言いなさい。　叱られてから時間が経てば経つほど許してもらえなくなるんだよ。」「わかった。」こんな一言で本当に行動が変わるかどうか分かりませんが、本当に行動が変わるまで、何度でも教えてあげようと思っています。

  2006年04月07日

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• まずい！！

  ママが社会人枠で大学に入ったこともあって、最近、土日は私が料理を作ることが多くなりました。料理はもともと好きなのでそれなりに楽しくやってます。「パパが作ったものは、おいしいと言わなきゃだめなんだぞ！」と言い聞かせて食べさせますが、気に入らないと容赦なく「まずい！」と言われます。「パパの料理はおいしい」と言ってくれることが多いだけにたまに「まずい！」が出るとガックリです。先週引越しをして、キッチンが広くなったため、これからは少しずつ娘に料理を教えて、娘といっしょに料理を作るようにしたいと考えています。「自分が作ったものを人にまずいって言われたらどう思う？」とよく話していますが、自分自身が作ったものでも素直に「まずい」と言うのかどうか、ちょっと楽しみです。おいしく出来れば問題ないんですけどね。

  2006年04月06日

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• だじゃれが子供の脳を活性化する

  小さい子供にとってだじゃれは優れたトレーニングです。娘がまだ幼稚園にも言っていないころ、「だじゃれってなに？」って聞いてきました。いくつかだじゃれを教えてあげると、すぐに興味を持ちました。まねをして言おうとしていましたが、「きつねがきた」「あかちゃんはあかい」「とんぼがとんだ」のようなへんなだじゃれを連発しました。それ以来、娘は一生懸命だじゃれを考えるようになりました。ばかばかしいように見えますが、実はこれが言葉を覚えるのに非常に効果がありました。まず、だじゃれを言おうとすることで、韻を踏むことを自然に覚えました。不完全なだじゃれでも結果的にちゃんと韻を踏んだ表現になっています。そして、何度もトライする中で、音を意識しながら言葉を使うことで、言葉の成り立ちを無意識に覚えていったようでした。さらに、良く知らない言葉でもどんどん使ってみることで、使い方を覚えていきました。娘が言葉が達者なのは、こういうトレーニングの効果もあるのだと思っています。

  2006年04月05日

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• 可愛さも育てられる

  可愛いって感じるのはどんなとき？顔がきれいな人だけが可愛い人ではないですよね。表情、しぐさ、スタイル、言葉遣い、性格･･･いろいろな要素が印象に影響を与えてますよね。うちの子はブスだって平気で言ってる親を見ると腹が立ちます。顔のつくりは一つの要素ですが、それがすべてではありません。美人ではないけど可愛いって思える人はたくさんいますよね。親にブスだって言って育てられた子が顔以外の要素を伸ばしていけますか？本当はいくらでも可愛くなれるのに、親が可能性の芽を摘んでる。外観だけはどうしようもないと思っている人もたくさんいますが、そんなことはありません。外観にいろいろな要素があることを知っていて、良いところをちゃんと伸ばしてやることで「可愛さ」というものも育てることが出来ると私は思います。

  2006年04月04日

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• 本当はどっち？

  最近の親は子供を叱らなくなったとよくいわれています。その一方で怒りすぎを反省している人が多い気がします。どっちが本当なのでしょうか？昔はもっともっと叱ってたのでしょうか？叱ることに慣れていないために親が反省ばかりしているのでしょうか？たしかに最近の子供をみると、叱られることに慣れていない気がします。だけど、一番目につくのは怒ってるけど叱ってない人。子供を導いていない。子供をどこに導こうとしているのか。叱るときは必ず目的がなければいけないと思う。子供にどうなって欲しいのか。子供に何を伝えたいのか。きちんと考えて、方向性を決めて、叱るとことが必要ではないでしょうか？怒っても良い。やさしく話しても良い。伝え方はそれぞれの個性です。ただ、その裏に「方向性」と「愛情」があれば、子供が迷うことも切れることもないのだと思います。

  2006年04月03日

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• 子供の叱り方　その４

  子供はすぐには変わりません。「言うことを聞かないからもっと厳しく言わなきゃ！」なんて思ってませんか？それは言い方がやさしすぎるから言うことを聞かないのではなくて、そもそも人の習慣や性格を変えるには、時間と根気が必要なものなのです。本気で変えたいと思っていることは、何度も何度も繰り返し言ってあげることが必要です。厳しく言うか、やさしく言うか、　それは親の考え方。厳しく言うから早く身につくというようなものではないと思います。「もっと厳しく」がエスカレートすると、人格を否定する言い方になりがちです。「その行動がいけないから直しなさい。」が、いつのまにか「そんなことをするあなたは、だめな人間。」というメッセージになってしまいます。そう言われて行動を変えると「だめな人間」を認めることになります。頭が良い子ほど、こういう言い方をされると行動が変えられないものです。悪いところは目に着きやすい。前に指摘したことならなおさら、「またやった」と思ってカッとなる。だけど、悪いところがない子なんていません。一度注意されただけですぐに直せるような子もいません。ちょっとずつ、ひとつひとつ良くなっていけば良いんじゃないかな。そうやって気がつけば、「そういえば、最近○○しなくなったね」って思えるようになっていくと思いませんか？

  2006年04月01日

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• ちょっとひと休み

  忙しい忙しい。やらないといけなことがたくさんあって。そう思ったらちょっとひと休み。立ち止まってちょっと考えてみる。子供に早くしなさいと言わないためにやったこと、「やらないといけないこと」「やった方が良いこと」「やりたいこと」の３つに分ける。http://plaza.rakuten.co.jp/riipapa/diary/200603210000/これが大人にも有効。やらないといけなことがたくさん･･･よく考えてみると３つのことがごちゃごちゃになってる。「やった方が良いこと」も「やりたいこと」もみんな「やらないといけないこと」になってませんか？前に「今すぐ」を付けてみる。「今すぐやらないといけないこと」当てはまらなかったら「やった方が良いこと」だよね。明日でも良いじゃん。じゃあ、今日は休んでみよう。ときどき休んで、また走りだそう。ゆっくり周りを見回そう。きっと違った景色が見えてくるよ。

  2006年03月31日

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• 打たれ強い子供

  うちの子は打たれ強い。どうしてこんなに打たれ強いんだろう。実はそうなるように育てました。パパ、ママが怒ったあと、ちょっと悪い怒り方になったとき、もう一方がフォローします。怒る理由が伝わっていない。長時間怒る。人格を否定する。こんなときは、必ず毒抜きが必要です。まずは怒られて泣き叫んでいる娘を別室に連れて行く。目的は２つ。怒られることから開放することと、冷静になれるようにすること。そして、どうして怒られているか子供に説明させることで怒られた理由を考えさせます。ほとんどの場合なぜ怒られたか分ってない。そこで怒られた理由をゆっくりした口調で説明してあげます。そして続けます。「怒ってくれるのは君のことが好きだからだよ。」「酷いことを言われたのは、怒らせちゃったからしょがないよ。　大人でも怒っちゃったら思ってないこと言っちゃうんだよ。」子供が酷く怒られるたびにこれを繰り返しました。継続は力なり。酷く怒られても、それが愛情だとどこかで分かってる。そして、酷いことを言われても、「怒らせちゃったからしょうがないか」と思えるようにしてあげる。こうやって育った娘は、小学校1年のとき、担任の先生に言われました。「打たれ強いですねえ。私もかなり怒ってるんですが･･･」ちょっと毒抜きし過ぎたかなあ。

  2006年03月30日

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• 小学生の英語教育必須化

  小学生の英語教育必須化の記事が今朝の新聞に載ってましたね。これに対してブログで今日一日いろいろなご意見がありました。一つ大きな話題が出ると、いろいろな考えが出てきて面白いですね。新聞を良く見ると、成績をつけない科目にするとか。道徳の時間みたいな位置づけでしょうか。教師の問題だとか、教科書や費用の問題だとか、まだ解決しなければならないこともいろいろあるようです。これからどういう方向に進んでいくか分かりませんが、私はぜひ、小学校の英語は「英語の楽しさ」を教える時間にして欲しい。間違っても英語の勉強なんてしないで欲しい。正直いって学校で習った英語はつまんなかった。学生の間はずっと英語って面白くない科目だと思ってました。だけど、社会人になって、別の英語に出会いました。人と話すための英語、血の通った言葉としての英語は実は楽しいものなんですよね。英語が楽しいと思えば、子供たちもどんどん吸収していきます。どれだけ楽しさを伝えられるか。どうやったら楽しいと感じさせられるか。それだけを一生懸命考えて欲しい。楽しいことはほっといてもやります。楽しいのが一番ですよね。

  2006年03月28日

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• 元気な子に育てる方法

  最近は大きな声が出せない子が多いそうです。大きな声を出す機会だんだん減ってきているようです。子供にはどこかで力いっぱい声を出す場が必要です。元気な子はみんな大きな声が出ます。声は元気のもとです。そこで我が家では子供に力いっぱい声を出させる場を意図的に作りました。娘が小さいころから、パパとふたりで車に乗っているときは、必ず大声タイムでした。（ママがいるときにやると叱られるので、ふたりのときだけ）娘もよくわかっていて、パパとふたりで車に乗ったらわざと大声を出すようになりました。娘は楽しい、パパにとっても居眠り運転防止ということで良いことばかり。おかげで元気になりすぎて、ちょっと困ることもありますが、元気いっぱいに育ってほしいという願いはかなえられました。元気な強い子に育てたいとお考えの方はぜひお試しください。

  2006年03月27日

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• 子供の自信の育て方

  能力があるのに自信が持てない人もいれば、何も出来ないのになぜか自信満々の人もいる。自信って本当の能力とは関係ないところからきている気がしませんか？人が自信を持てるかどうかということは、育ち方に大きく影響されるそうです。人が育ってくる過程でどれだけ「愛される自信」を持てたかということで自信を持てるか持てないかが決まるということです。私のまわりでも、子供のころ親に愛されたと感じられなかったために自分に自信を持てない人がいます。自分に自信が持てないと、人の評価が必要以上に気になります。自分の意志よりも人の評価を優先してしまいます。そうならないために、小さいうちは子供に「愛されている」ことをちゃんと感じさせるように育てる必要があります。きちんと話を聞いてあげる。声をかける。きちんと褒める。きちんと叱る。そして何より子供の人格を否定しないこと。当たり前のようで実はなかなか出来ないことですよね。子供だから力づくで言う事を聞かせるというやり方では愛情は伝わりません。親と子の腕力が逆転したときに激しい反抗期を迎えることになります。激しく反抗する子供は実は愛情を感じられず、自分に自信が持てないさびしい子ではないでしょうか？子供にちゃんと愛情が伝わってますか？

  2006年03月26日

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• ごはんのときテレビ見せますか？

  ごはんのときテレビがついてると子供のごはんが進みませんよね。だからうちではごはんが終わるまでテレビは消してます。ごはんを早く食べてくれないと片付かないから。･･･でも、これって単に大人の都合ですよね。子供にとっては、本当はどっちが良いんだろう。私は本当はテレビをつけてた方が良いと思ってます。だからママがいないときは、テレビを見せながらごはんを食べさせてます。ないしょ、ないしょ･･･テレビをつけてると、当然、ごはんは進みません。「止またらテレビ消しちゃうぞ！」と、言うとあわててごはんを食べます。また、しばらくすると、また止まる。「止またらテレビ消しちゃうぞ！」これの繰り返し。これが良いんです。なぜか。子供は一度に２つのことをすることは苦手です。ごはんを食べながらテレビを見るというのは難しいことです。だけど、こうやって２つのことを同時にやることを日常の中で訓練することで２つのことを同時にやることが少しずつ出来るようになります。頭が良い人って、いくつものことを同時にこなしてしまいますよね。それって、きっとそういう訓練をしなければずっと出来ないと思います。訓練の題材として、ごはんとテレビは最適だと思います。どちらも子供にとっては大事なもの。どちらかを諦めることは出来ない。そして、片方がおろそかになると注意される。ごはんとテレビの変わりにごはんと会話でも良いし、何か２つとも子供にとって今やりたいことなら何でも良いと思います。１つずつ片付ける方がきっと早く終わるでしょう。だけど、それは親が今、楽なだけ。１つずつしか処理出来ない子といくつものことを並行してこなせる子が将来競争することになるんですよね。「今」を取るか「将来」を取るか！！たかがごはん中のテレビの話が随分大きな話になってしまいましたが、どんな方法かは別として、いろいろなことが同時にこなせるように訓練することは少しずつやらせておいた方が良いと思います。

  2006年03月24日

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