力斗誕生日
力斗、生きていたら5回目の誕生日です。ケーキとお花を買ってきて、家族でお祝いしました。「ママのお腹から生まれてきてくれてありがとう」毎年書いていますが、これが私の気持ちです。生きていたら5歳・・・というのは、周りの5歳の子を見ると切なくなるので考えないようにしてます(でも考えちゃいます)。ナナコは「力ちゃんに会いたかった」と言います。そして「なんでお空に帰っちゃったの?」と。「力ちゃんは病気だったの」と言っても、ナナコには理解できません。「力ちゃんかわいそう・・・・」とナナコは言います。「なんで?」と聞いたら、「力ちゃんは病院にいて来れないから」と。力ちゃんの事は、3歳のナナコの頭の中では難しいお話でしょうね。。本当に力ちゃんが今病院にいる状態だったらいいね、会いに行けるから。そしていつかは帰ってくるかもしれないから。と私は言いました。実は、私は力斗に顔向けできないでいます。なぜかと言うと、母親らしいことをしてないのに、母親ぶってるから。子供って抱きしめてあげてなんぼでしょう。二人の子どもを育てながら、そう思います。でも力斗は数えるくらいしか抱っこできなかった。しょうがないと言えばしょうがないのですが、抱っこできなかった分、力斗に対する愛情が薄い気がするのです・・・・ごめんね・・・それが私の負い目です。もっと抱っこできればよかった。どうしようもないことだったけど。私がいつか天国に行った時、力斗はまだ赤ちゃんでいてね。私がまた育ててあげる。天国に行ってからも育児が出来るなんて、なんて素晴らしいんでしょう。。育児は大変だけど、幸せいっぱい。何が幸せかって言ったら、自分が子供に愛情をかけらて、それに子供は答えてくれるから。言っちゃえば、愛し合ってるのです(*^^*)この幸せを知っちゃったら、必要最小限以外のものは、他には何もいりません。今は物欲もあまりありません。必要な時に必要なものさえあればいい。力斗が生まれた時は、抱っこも出来ずにすぐにNICUへ直行。到底幸せなお産とは程遠いものでした。辛かった・・・・。今思い出しても辛い。でも、一つの命が生まれたって事は、なんて幸せなことなんだろうと思います。ありがとう、生まれてくれて。それが5年前の今日だったんだよね。ナナコとアンナはすくすく育ってるよ。二人とも力ちゃんにそっくり。将来力ちゃんの事、どう理解するかな。