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カテゴリ:オランダ暮らしの中で。その2
みなさま こんにちわん。
スカッと青い空が続いていたオランダですが、 今日はサスガに曇り空。 今週は、 ご近所さんの桜の花が 満開になりました。 日本の桜はもう少し後に膨らみ始めますが、 オランダの桜は、 2月の中頃くらいからポツポツと咲き始めます。 「桜」というのは 日本の専売特許ですが なかなかどうして、オランダの桜も きれいです。 が、なんていうのでしょう。 日本のあの *狂ったような美しさ* というのとはちょっと違う。 いかにも、「春なんで咲いとこか。」ってなさりげなさです。 日本で見る満開の桜の花は 人の*気*をうばうような怪しさが。 それはやはり、日本の春の あの独特の「ぬるり」とした空気と微妙にからみあっての事でしょう。 と、まあ能書きタレはこのへんでええとして。 犬の散歩で いつも出かける森の公園。 自転車が通り抜けたり、 散歩する人がいたり、 もちろん ワンコも幸せそうな顔して 走っています。 と、そんな今日。 夕方 いつものように歩いていると 森の中から 男の子の声がキャーキャーと聞こえてきました。 なんだかとっても楽しそうで、 つい 声に誘われるままに行ってみると 落ち葉の上に 無造作に転がしたままの自転車が3台。 はて。 その先に大きな大きな木。 見ると、 上に、一人の少年が登っており もう一人の少年も 後につづけと登っています。 下では、もう一人の男の子が 転がっている枝を 木の上の少年に向かって必死に投げつけています。 「届くかよー」「もう一回投げてみろや〜」って感じで叫ぶ男の子。 犬のゆきさんは、少年に近づいて下から見上げているのですが、 彼らの眼中に 犬はいません。 .........遠くから見る私。 思わずほっぺたが緩む瞬間です。 オランダでは、、、というか この森の中で 小学生くらいの子供達が(女の子も男の子も) 木登りして遊んでいるのを ちょこちょこ見かけます。 たとえば、ワンコの散歩のついでに 遊びに夢中になって 犬は、「あら、アタシどうしましょう?」ってな感じで 所在なげに座っていたりしています。 枝を振り回して 走っている子も よく見かけます。 砂かけあって遊んでいる子供達もいます。 落ち葉の上でひっくり返っておしゃべりしている子も。 懐かしい光景です。 日本の実家の前にある児童公園。 もうずっと、 ガランとして 子供達が遊んでいるのを めったに見る事はありません。 隣にできたセブンイレブンで 買い食いしている兄ちゃんが、 せいぜいベンチに座っているくらいです。 遊具もずっと、遊んでくれる子供達を待ったまま。 砂場には雑草が生えて。 子供はいる「はず」なんだけど。 みんなどこに行ってしまったんでしょう。。。? 今日のように、 森の中で、 枝振り回して、犬と同じように遊んでいる子供達をみると、 オランダは、だいじょうぶ。 すくすくとした大人が育っていくのだろうな。と 思うのです。 ちょうどこんなくらいの大きな木だったな。 犬と子供が幸せな国。 豊かだな、と思います。 いつもありがとう。 人気ブログランキングへ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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