そら日和

[トレーニングレポート] カテゴリの記事

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• まずはアテンション。。。

  夏休み限定でトレーニングにうかがったMダックス。下の子供さんにだけ異常に吠えかかったりしてしまうのがお悩みでした。…ただ、わずか２回で治めるのは無理なので、あらかじめ興奮するシチュエーションが予想できる時には、リードをつけて行動を制限する事と、アテンションをこちらへ向ける事を中心にレクチャーして終了しました。もちろん、このほかに、吠えかかるのは興奮するからなので（主に弟さんに）、　　なるべく興奮させすぎないように遊ぶ事、　　もし噛まれたりしたらすぐにその場を離れる事、　　遊ぶ前にはお座りや伏せをさせてから遊ぶ事、etc...などをお話ししてきました。吠えかかるときはその対象へとても集中していますが、名前をしっかりと呼んでやるとこちらを見るので、フードで誘導しつつ注意をそらします。その場で何回かやってみた限りではうまく注意をそらす事ができたので、今後はご家族で練習していただくことになりました。毎日、毎回の積み重ねなので、常に意識をしてもらえれば大丈夫だと思うんですが。。。そして、意外だったのが、おにいちゃんが上手だった事。興奮しているワンコにちゃんと声が届いているんです。まだ小学生なんですが、落ち着いてピシッと名前を呼べていて、初めての「伏せ」もちゃんと一発で従わせる事ができたんですねー。兄弟でワンコの態度が違うのも納得、でした…(^_^;)さぁ、上手くいってくれるかなぁ。。。

  2006.09.04

• なんでそんなに吠えるのさ…

  久々に、トレーニングのお話です。最近相談を受けたわんちゃん（Mダックス、１歳、♀）なんですが、お散歩中に吠えるなど、他にも困っておられることはあるんですが、特にお悩みなのが、子供さん（下の子）にだけ異常に吠えること。ちょうど下の子供さんがいるときにお邪魔したので、いつも吠えるシチュエーションを見せていただきました。学校へ行く時の鞄を持って部屋から出てくるなり、吠えかかり、部屋の隅へ追い立てました。遊びの最中、ヒートアップしたのか子供さんを追いかけて吠えます。どちらの時にも、軽く噛む仕草も見られました。お話によると、ひどい時は少し出血してしまうこともあるとのこと。子供さん自身はその子が嫌いな訳ではないので、こんなことをされても、いつもよく遊ぶそうです。ただ、吠えられたり噛まれたりすることに対して少し怖い気持ちはあるようです。カウンセリングの短い時間ではわからない部分も多いですが、はっきりと感じたのは、遊び方がよくないということでした。犬と遊ぶのは悪いことではありませんが、度が過ぎると困った行動を引き出しかねません。この子供さんの場合、犬を興奮させすぎてしまっていました。そして、興奮した犬を落ち着かせることなんてできません。また、甘噛みの抑制が十分でなかった可能性もあります。…「可能性」といった理由は、お母さんはずいぶん注意をしていたようなのですが、子供さんの遊び方などまではわからなかったとのことだったため。興奮した犬は腕や洋服を軽く噛み始め、そのうち、吠えて子供さんを追いかけ回し、部屋の隅へ追いやって吠え立てる。子供さんは噛まれるのが怖くて怒ることもできず、ただお母さんを呼ぶことしかできない。。。でも、また時間が経てば犬と遊ぶので、犬にしてみれば自分が主導権を握れる格好の遊び相手。。。…まさか、狩りでもしている気持ちなんでしょうか？！子供さん自身が犬恐怖症になっているわけではないのが不幸中の幸いです。とにかく、その日からでもできることとして、遊び途中でちょっとでも「痛い」と思ったらすぐに遊びは中止してね、と言い残して帰宅しました。かんたんなコマンドに従わせるようにすることと、遊び方を改善することを目標に、とりあえずは夏休み中に２回。（意外と子供達って忙しいんですよね～　^_^;）それで何か変化が見られるといいのですが。。。

  2006.07.28

• おかえりmixくん

  先日、里親候補さんとのお見合いに臨んだmixくんでしたが、残念ながら巧くいかなかったようです。詳しいことはまだわかりませんが、やっぱりあの興奮が原因でしょうか…。アイコンタクトもできるし、おすわりも、ふせも、まてもとっても上手にできるので、あとは他の犬を見た時にジッとしていられさえすれば。。。練習再開です。がんばろうねー、mixくん♪

  2006.05.26

• ひっぱりmix君

  ひっぱりのひどかったmixワンコのその後です。実はこの子は、里親会に保護されたワンコでした。近所のお宅で一時預かりをされていたのですが、あまりにもひどいということで、少しでも状態を改善するべくトレーニングをしていました。そして最近、縁があって新しいお家へ行くことに。現在はそのお家で相性判定中とのことです。私が接していたのはわずか１ヶ月ほどの間だったので、劇的な効果をあげることはできず、アイコンタクト、お座り、伏せ、（短時間の）待て、（近距離からの）おいで、ひっぱりの改善、まで。他の犬を見た時の興奮に対しては、家の中で吠える犬から注意をそらす程度までしかできませんでした。ですが、できるようになった基本コマンドも伝えてもらっていますし、新しい飼い主候補さんはこのようなワンコの経験がある方だということなので、上手くお見合いがまとまってくれたらいいなぁと思っています。この子の変化を楽しみにしてくださっていた方、中途半端な形で終わってしまってすみません。　　　　もしお見合いが失敗してしまったら　　　　続きがあるかもしれませんが…　(^_^;)ここで、他の犬にあって興奮してしまうワンコ対策を簡単にご紹介すると…１）しばらく他の犬に合わない時間に散歩をする２）この間は徹底して人に注目をさせる練習をする　　人を常に意識して歩き、　　名前を呼べばこちらへ来る程度まで　　（「つけ」をさせるならまずこの段階で練習）３）少しずつ犬のいる時間にもどす　　他の犬を見つけたら名前を呼び、　　おもちゃやおやつで注意をそらす。　　（最初は遠くから見る程度。近距離のすれ違いは最終段階）おおまかな方法はこんな感じです。ちなみにそのワンコは、３）を始めて間もなくお見合いに入りました。興奮して暴れる時は、抱き上げるよりも、噛まれたり怪我をしないように、犬の体をしっかり抑えて動きを封じます。もちろん、リードは首輪を持つくらい短くします。ただし、挨拶さえできればOKだったり、お友達ワンコと一緒なら大丈夫という場合もありますので、あくまでも一つの方法として考えて頂ければと思います。

  2006.05.12

• 暴れ馬のおかげかな？

  犬のトレーニングと暴れ馬、何がどう関係しているのか不思議かもしれません。私も本当にこれのおかげかどうかはわからないのですが、他にこれくらいしか考えられることがないので、きっとこれのおかげなんだと思います。私は大型犬を飼ったことはありません。でも、大型犬の散歩もお請けしています。（…２頭同時はちょっと自信は無いですが）スイッチの入った馬の暴走を押さえるのに比べれば、餌に向かってまっしぐらな馬を押さえるのに比べれば、かなり楽かなぁ、と思っています。 (^^;)ただし、どんな大型犬でもOKかどうかは正直なところわからないので、その時々に応じて対応することになると思いますが…。ポイントは体重をかけること。腕だけで引っ張ろうとすると、間違いなく私も大型犬にはかないません。体全体を使って動くものに対しては、こちらも体全体を使わないと負けてしまいます。腰を落とすように踏ん張りながら歩き、犬の動向には常に注意をしていないといけません。馬が暴れたり暴走したとき、落ち着いて踏ん張って、耐えます。全体重をかけて馬の力を受けます。あとは、暴れそうな素振りを見逃さないこと。馬が動くより先にこちらが対応すれば、暴れることはありません。ちなみに、馬の力はすごいです。競馬中継を見ていると、パドックで頭を激しく上下させている馬がいますが、もし何も知らない人があんな馬の引き綱をもっていると、腕が引っ張られたりして大怪我をします。乗っている時も同じで、前にいこうとする力が強い子だと、手綱を握りながら、力が入らなっていくのがわかるんです。もちろん、腕の力も抜けていきます。。。私の場合、そんな乗馬ライフを重ねるうちに、どうやらかなりパワーがついたみたいです。私を鍛えてくれたのは…そう、写真のおじいちゃん馬です。ただ、この馬は特別気難しい馬だったので、（年齢のせいだったのかなぁ…）全ての馬がこんなことにはなりません。私がいたクラブにも、おとなしい馬はいっぱいいましたので。でも、おじいちゃんのおかげで、いろんなワンコに出会えるチャンスができたのかなぁ…と感じる今日この頃です。おおきに、おじいちゃん、です。 ^_^

  2006.04.21

• 引っぱりmixくんの経過

  引っぱりのひどかったmixワンコのトレーニングも約一ヶ月たちました。週１－２回程度の訪問ではありますが、最初から比べれば、横にいる人間（私）を気にしながら歩くようになってきたので、ずいぶん進歩した気がします。そして、最初はあまり甘えるそぶりは見せない子でしたが、だいぶ私にも慣れてくれたのかなぁ…今の印象は「甘えんぼさん」です。　(^_^)…と、ここまではいいのですが、この子の最大の問題は、他の犬を見た時の興奮です。吠える＆暴れ回る、の２点セット。さっきまで賢くお座りしていたはずなのに…さて、これをどう治めていくか。。。これまでは、できるだけワンコの注目を自分に向けられるように、あえて犬のいない時間帯や場所を選ぶようにしていましたが、そろそろ犬に会う方向に変えていこうかと思っています。まずはワンコを見ても落ち着けるようになること、そして、あいさつするときはゆっくりできるようになること。きっと、初めてこの子に会った子（＆飼い主さん）はこちらの様子にびっくりするんだろうなぁ。。　

  2006.04.20

• ひっぱりmixくんの経過

  …といっても、まだあまり回数は重ねていないのですが。(^^;)今は、散歩中に頻繁に立ち止まりながら、アイコンタクト、おすわり（たまに伏せ）を混ぜています。　　ずーっとこればかりでは飽きてしまうので、　　おもちゃを使って遊びを入れて息抜きも。名前を呼べば振り返ってアイコンタクトが取れるようになり、おすわりのコマンドで座れるようになったので、少しずつ、ワンコのペースが崩れつつある感じです。ただ、他の犬や猫を見てしまうと…さらに、よくよく観察してみると、小さな子供、バイク、自動車にも反応しているんですね。ですが、特に小さなものだと特に激しくなります。そしてその時は、ワイアーフォックスが吠えた時と同じく、心臓バクバク！普通にしていても落ち着きが無いので当然といえば当然ですが…　　(T_T)「待て」ができないのもこのため。ですが、見えなくなっておやつに注目できると、鼓動も静かになるんです。「待て」を覚えさせて、人間の方に集中できるようになれば、改善されてくるかなぁ、と思っています。ですが、いつ何時出くわすかわからないので、何か気を引けるアイテムを探さなければなりません。おやつは他の犬や猫に勝てなかったのですが、試しに、音のするおもちゃを鳴らしてみたところ、なぁーんとっ、こっちを見てくれたんです。よしっ！　(>_

  2006.03.28

• トレーニングと演技力？！

  【演技力】…意外かもしれませんが、必要なんです。(^_^;)だいぶピンポンにもなれてきたワイアーフォックス。普通にインターホンを取る程度なら、我慢できるようになってきました。…なんですが。＜いつも通り＞にインターホンに出てもらうと、「ワンワンワンワン！！！！」ひょっとして、とは思っていましたが、できれば当たって欲しくなかった予感です。(T_T)一体何が違うのかというと、【声の調子】です。トレーニングでは、ご家族の方が私がインターホンを鳴らしているので、当然、話す口調は普通のトーンです。ですが、いつも「来客時」にインターホンに出る声は少し高め。話し方もすこし丁寧になります。このコはこれをちゃんと聞きわけてるんですねぇ。いくらピンポンの音そのものに反応しなくなったとしても、これでは意味がありません。そこで、お客さんに対して家族と同じ話し方はできないので、オーナーさんにはひと芝居打ってもらってトレーニングをすることに。お客さんでもないのに、お客さんが来たかのようにインターホンに出てもらいます。ちょっと恥ずかしいですが、お家の中だけなので…。　(^_^)幸い、ここのオーナーさん、戸惑いつつも楽しんでくださっているので、上手く進んでくれるといいなぁと思います。

  2006.03.23

• スーパー？！引っぱりワンコ

  最近トレーニングを始めた mix ワンコ（♂2歳）なんですが、オーナーさんのお悩みはお散歩の引っぱり。引っ張るワンコはいろいろなところで目にしていましたが、見てビックリ。想像以上のパワー…さすがに、ここまでひどいのは見たことがありません。リードを付けてお家の外へ出るや否や猛ダッシュ。もちろん、リードの長さ以上へは行けないので、そうなると首が絞まって、ゼーゼー、ハーハー。でも、苦しいのに絶対止めようとしません。前へ行けないと今度はくるっと向きを変えて後ろ向きに進もうとします。気をつけないと首輪が抜けてしまいます。一番ひどいのは、初めて見る犬を見つけようものなら、狂ったように暴れ回ること。どうやら、一緒に遊びたくてたまらないみたいなのですが、その気持ちが強すぎるんですね。いつもは相手の犬が尻込みをしてしまうほどとか。オーナーさんの話では、ズボンの裾を噛んだりすることもあるとのことでしたが、私が見た時はそれはありませんでした。本当に、もしこの子が力の強い大型犬だったら、正直、ご依頼をお請けできたかどうかわからないです…。とりあえずこの子には、一貫して落ち着きがありません。常に緊張をして落ち着かない、という感じではなくて、注意散漫という感じです。(^_^;)ですが、おやつには興味津々でついてくるので、まずはアイコンタクトの練習から、ちょっとずつ進んでいこうと思います。

  2006.03.18

• ピンポンワンワン集中練習

  ハルティー＆ひっくり返しで少し落ち着きの出てきたWフォックス。ここで再びピンポンワンワンの練習を始めています。いったん吠えてしまうと、どんなおもちゃもおやつも効果ナシ！なので、ピンポンが鳴ってもグッと我慢をさせる方向でチャレンジ中なんですが、ちょっと進歩があったので、ご報告。吠える時は下あごを押さえて目を見て叱る、とよく書いてありますが、吠えながら走り回り、下あごを押さえようにも後ずさりをして逃げてしまうので、後ろから抱きかかえるようにしてスタートしました。自由にはさせないよ、という意思表示にもなるかなと。もちろん、逃げられないようにリードも装着です。練習をはじめてわかったのですが、ピンポンが鳴った瞬間、本当に瞬間でした。心拍数が急に上がるんです。ドドドドドーッ！って感じで。ものすごく緊張＆興奮しまくり！まずはこれをなんとかしないとなぁ、ということで、吠えた瞬間には下あごを押さえてNO!そして、声が少しでもおさまったら声をかけ、体をなで、とにかく落ち着かせることに集中。その間も、心臓はバクバク、息はハァハァ、全力疾走でもしたのかしらと思うくらいです。吠える回数が減ってきても、動き回りたい衝動は抑えられないようで、後ろから抱きかかえる力を少しずつ弱めながら我慢をさせていきました。こんなことを続けて３週間目。ようやくこの間、リードのみでふせをしたまま我慢することに成功！アイコンタクトもとれるようになってきました。…でも、まだ全然完璧ではないんです。オーナーさんにもチャレンジしてもらいましたが…なので、少しレベルを戻して、オーナーさんには後ろから抱きかかえる方法を続けてもらっています。でも、「できる」ということがわかっただけでも成果アリかな、と思っています。とはいえ、まだまだやることはたくさん！次はインターホンまで行く間に吠えないこと、インターホンで話している間も吠えないこと、玄関へ行って来客の応対中でも吠えないこと…あぁ、まだまだ途は長いです。。。ですが、このトレーニングの時間ってなぜか楽しいんですよね～。(^_^)決してふざけてるわけんじゃないんですが、ほとんどが「こらーっ！」と思う時間で、その中にたまに「よーし、できたっ♪」っていう嬉しい瞬間があるからかなぁ。。。

  2006.03.08

• お散歩のスピードアップ

  お散歩中、あっちへフラフラ～、こっちへフラフラ～、はたまた、飽きもせず地面をひたすらクンクン…電信柱や塀の度にマーキング…どれもよくある光景ですが、不意をつかれて逆へ引っ張られたらキケンですし、もし拾い食いなんてしてしまったら大変です。よそのお家の玄関先でマーキングも困ります。そんな時は、いつもよりお散歩スピードを速くしてみます。そして、ワンコが「ん？！」と何かを見つけて止まろうとしても無視。声もかけません。ワンコの散歩ではなく「私の運動よっ！ついてらっしゃい！」…くらいの気持ちでグングン歩きます。ゆっくり歩いている時はいろいろなモノに気がつき、また、それを確認する時間もできますが、少しスピードアップする事で、その時間を与えないようにします。そして、ワンコがついて来たら声をかけて褒めてやり、適当な所でストップ。名前を呼び、アイコンタクトを取って、撫でてやったりおやつをあげたりしてコミュニケーションをとります。そしてまた、スタート。これを何回か繰り返します。もし、思いがけず、歩きながらワンコと目が合ったら人間の動きを気にかけている証拠。その時はニッコリ♪笑って たっぷり褒めてあげてください。（ワンコは人の表情も見ています！）…ただしこの方法は、グングン引っぱるワンコには使えません。引っ張るワンコより先に行こうと思ったら…「競走」になってしまいます…これではお散歩ではなくなってしまいますし、もし、ワンコの闘争心に火がついてしまったら逆効果。それこそ手が付けられなくなってしまうかもしれません。その時は、引っぱり癖を矯正しなければなりません。お散歩中、ワンコに話しかける人は少ないです。声をかける時と言えば…「ダメ」な時。ちゃんと歩いているとき、「ダメ」な事をしていないときほど、声をかけたり撫でてあげたりしましょう。ただし、名前を呼ぶのは注意した方がいいです。呼んで振り向いて目が合うならいいのですが、もし何度呼んでも無視されてしまうと、アイコンタクトがとれなくなる可能性があるからです。なので、「あらー、おりこうさん♪」や「そうそう♪」などの方がいいかと思います。引っ張ったり、地面ばかり見ているわんちゃんでも、こちらを見る瞬間は必ずあります。せっかくの褒めるチャンスですから、見逃したらもったいないですよ～。　(^_^)

  2006.03.02

• 荒療治のその後。。。

  先週、荒療治をしたワイアーフォックス君。その後の経過が気になっていましたが、効果がでたようです。オーナーさんのお話では、直後からずいぶんと静かになったとのこと。ご自身でも、仰向け抱っこをしてみたところ、少しずつ，おとなしくなるスピードが速くなってきているとのことでした。よかった…(^_^;)今日も２度目の仰向け抱っこをしてきましたが、初回の抵抗が嘘のように、落ち着くのがずいぶん早くなっていました。ハルティーを装着している事も、落ち着きやすくしている要因のようです。つけていても全く気にする様子もありません。また、ピンポンに対する無駄吠えも、ラジオをつけておく事でかなり抑えられていました。まずは一週間でここまでです。大切なのは、今後もずーっといい状態をキープする事。もうちょっと、経過を見守りたいと思います。

  2006.02.09

• ひっくり返すときは…

  無理矢理ワンコをひっくり返す際には、注意が必要です。オーナーさんがリーダーシップをとれている場合は問題ありませんが、そうでない場合は、かなりのワンコの抵抗が予想されます。まずは、その抵抗に負けない事。頑として譲ってはダメ。もしワンコに負けて逃げられてしまったら、ますますリーダーシップをとる事は難しくなってしまいます。強い気持ちで臨む事です。そして、ワンコがおとなしくしている時は、優しく褒める事。抵抗していなくても、ワンコの体はとても力が入っていて、緊張状態にあります。その緊張をほぐしてあげるような気持ちで、安心させてやる気持ちで、声をかけてあげます。あとは、わがままが強い子ほど受けるショックが大きいので、一日に何度もやらないほうがよいこと。ワンコの様子を良く観察し、ある程度のインターバルをおいてから、少し遊んで終了するといいと思います。仲直りのような感じでしょうか。ですが、人にも犬にも非常にパワーがいる方法なので、できることなら、やらずに済むようにしておいたほうがいいですねー。(^_^;)

  2006.02.04

• 荒療治…

  お仕事用のHPを作りました。ブログを使っています。よろしければ見に来てくださいね♪http://doglesson123.seesaa.net/+ + + + + + + + + + + + + + + +例のワイアーフォックス君のその後。サークルの場所を移し、布で視界を遮って２週間。依然として吠えることはありますが、外へ聞こえる音の大きさはましになっているようです。当初は、ストレスからか、サークルの中で粗相をしていたようでした。ですが、今は大丈夫。もうしばらく、これを続けてもらいます。そして、今日はちょっと荒療治をしてきました。何でも自分の思うがまま！と思ってるフシのあるこの子、「ゴローン」だけでは足りないと思い、それはちがうんだ、と教えるべく、無理矢理ひっくり返しました…。後ろから触られるのもいやがる子なので、その抵抗たるや…！！一瞬止まったかと思うとまた暴れ、またフッ、と止まる。３０分、いや、もうちょっとかな、断続的に大暴れしていました。ワンの頭が何度アゴに当たった事か…(^_^;)暴れる時は、NO！と叱って、ワンが逃げないようにしっかりと抱き、収まったら優しく抱く。体をぽんぽん叩いて落ち着かせたり、声をかけたり、撫でたりしながら続けているうちに、少しずつ、落ち着いてくるんですね。（疲れた、というのもあると思いますが…）赤ちゃんをあやすのってこんな感じかなー、なんて思いました。ある程度の時間、落ち着いていられるようになったら、ワンコの呼吸や体の緊張具合を見て、お利口だったね～、と声をかけながら、ゆっくり放してあげます。ですが、仰向けにされたことにかなりショックを受けたようで、放された直後は、まさに「放心状態」のような表情。今までそんなことをされたことのないワンコですから、こうなることは予想はしていたので、落ち着くまでしばし放置。ちょっとしてから、おもちゃを見せると寄って来ておすわりをしたので、簡単な指示をしつつ、遊びました。ですが、最初はちょっと警戒していましたね。私との距離がすこし広がっていました。こんなときは、あまりムリに近寄ったり、追いかけたりは禁物。ゆっくり時間をかけて、今までの距離感に戻していきました。帰る頃には、無抵抗で抱っこもできたので、時間をおいて次回、もう一度やってみて、問題なければ、オーナーさんにもやってもらおうかなと思っています。そしてもうひとつ。ハルティーも装着してきました。おもちゃを見せれば楽につける事ができたので、経過をみてみたいと思います。あ、もう一つありました。部屋に音楽を流しておいてもらうこと。ラジオでもCDでもなんでもOK。無音状態は緊張感も高まるので、それを和らげるための措置です。お気に入りの音楽が見つかるといいな、なんて思っています。　　(^_^)

  2006.02.03

• 頑固な無駄吠え…

  ワイアーフォックステリアの無駄吠え。実はいまだにあまり改善できていないんです。(T_T)無視をして、吠えるのをあきらめるのを待つ、という方法を学校で学んできましたが、この子には効きませんでした。オーナーさん自身、なかなか続けられないということと、マンションにお住まいなのですが、お隣さんから苦情が来てしまったことも影響しました。…というのも、ひたすら吠え続けるんです。おそらく、１０分、１５分くらいは吠えていると思います。一瞬の休憩を入れると、３０分ちかく頑張っているかもしれないと思うほど。疲れる、ということがないのか、ワイアーフォックステリアが本気で吠えると、とにかくすごいんです…。声の大きさも、吠え方も。次の手として、お酢スプレーなどを使う方法も試してみましたが、一瞬でも、静かにさせるほどの効果はありませんでした。そして、今、チャレンジしていること。リビングに置いていたサークルを、別の部屋に移してもらいました。移動先の部屋は、リビングよりも壁が多い分、防音効果もアップします。ということはつまり、吠えても放っておけるということ。そして、少し小さめのお部屋なので、サークルの大きさも半分にしてもらいました。ワンコが休めるベッドと水飲みスペースだけ。オーナーさんは、狭い所に入れることを心配されましたが、ワンコが手足を伸ばして休めるスペースと、水があれば基本的にはOKといわれています。特にこのワンコの場合、どうやらワガママが過ぎているようで、今までの態度をいろいろと思い返してみると、気分で指示に従っている感じがします。まさに「人を見る」！観察力がとても優れています。とても賢いワンコです。つねにアンテナを張り巡らしている、隙あらば…、といった感じです。そして、忍耐強い。粘り強い。スタミナがすごい。まさに、この犬の特徴ですね。となればなおさら、自分の思い通りにならない環境をこちらが作らない限り、改善は望めないのかもしれません。そして、粘り強く、一貫してわからせる。もちろん、ずーっと閉じ込めるのではなく、ちゃんと外に出して遊んであげますが、ただしそれは、あくまで、オーナーさんの都合にあわせての遊び。これも、吠える声が少しでも漏れにくい部屋へ移動できたおかげで可能になったことです。オーナーさんが、部屋を移すことを決心してもらえなかったら、できませんでした。出張の難しい所は、場合によっては、そのお家の生活スタイルに影響してしまうということです。実は最初の頃、リビング以外の所へサークルを移してもらいたかったのですが、どうしても言い出せませんでした。お家にはそれぞれ事情がありますし、それに対応できるのが出張の良い所、と思っていたからです。リビングにおいていても何か解決方法はあるはず、そう考えていました。…でも、結局は移さなければならなかったので、自分の力不足を反省しました。最初に提案できていれば、もっと早く改善できていたかもしれないと思うと、まだまだ経験が足りないな、と痛感しています…。でもまだ、部屋を移した成果がでているかどうかはわからないんですが。。。次回、ドキドキです。(>_

  2006.01.21

• ロールオーバー

  ロールオーバーは、ワンコがお腹を見せて寝転がる状態にすることです。ワンコたちは、服従を示したり、甘えたりするときにこのポーズをとったりします。人と遊んでいるときに自然にこの姿勢になる子もいれば、お腹を見せて遊ぶ姿を一度も見せたことのない子もいます。体が固いのか、服従心がないのか、それとも、そもそもその姿勢を知らないのか。いずれにしても、服従を示すポーズなので、やらないよりもやれるほうがいい気がします。そこで、Mダックスとキャバリア、ワイア－フォックステリアの３頭に教えてみました。どの子も、ふだん、人前でお腹を見せたことはないとのこと。（寝ている時以外）やり方は簡単ですが、根気がいります。ふせの姿勢から少しずつフードをお尻の方へずらしていって、犬の顔が後ろへ向くようにします。そこから、ちょっとずつフードを上にずらしながら犬の体が仰向けになるように誘導。うまくひっくり返ったところで、食べさせます。普段仰向けになることが少ない子たちなので、当然、食べにくい位置になるとどの子も途中で立ち上がってしまいます。なんとかそれをさせないように、フードの動きを考えながらチャレンジすること数回…いや、十数回？！ようやく初ゴローン。その瞬間に、それまで食べるに食べられなかったおやつを口の中へ。２回目ができると比較的３回目以降もやりやすかったのですが、３頭のうち、キャバリアだけ１回しかできませんでした。引き続き次回もチャレンジです。何回か仰向けになれた子も、あまり好きな姿勢でないのか、長い間仰向けになるのは嫌なようです。ワイア－フォックステリアの場合、おやつをもらえて嬉しいものの、どうも納得できない表情をしていたのが印象的でした。(^_^;)「仰向けになっていても何も怖いことはないんだよ」という気持ちを込めて、優しく声をかけながら、お腹を軽くなでてやります。最初はお腹を触られるのも嫌そうでした。でも、この作業を繰り返すうちに、ひっくり返るまでの時間が短くなり、仰向けでいる時間が長くなってきます。無理矢理ひっくり返したり、仰向けをキープするために押さえつけたりしてしまうと、ワンコは恐怖を覚えます。まぁ、人間でも無理矢理何かをやらされたり、押さえつけられたりしたら嫌ですもんね。事実、ワイア－フォックステリアの「初ゴローン」のときに前足を少し持ち上げてわざとバランスを崩して転がしたのですが、もう一度同じことをしようとすると、警戒して逃げられてしまいました。そんなときは、時間をおいて、ゆっくり再開。結果、Mダックスとワイア－フォックステリアは飼い主さんでもなんとか仰向けにできるまでになりました。ちなみに、これを応用すれば、「バーンッ！」でコロッとひっくり返る技ができちゃったりします。（銃で撃たれるイメージ）指示の言葉を「ゴローン」じゃなくて、「ご挨拶」や「いらっしゃい」などなどにすれば、お客さんのお出迎えにも。手を使った合図も加えると、ワンコにはよりわかりやすくなります。

  2005.12.01

• 見違えるほどおりこうさんに！

  オーナーさんの都合で、約２週間空いてしまったキャバリアとMダックス。久しぶりのトレーニングでした。…といっても、もともとご夫婦でお仕事をされていて、定期的に練習できないことが多いため、少しずつポイントを引き継いで、できるだけご自宅でも練習していただくようにお願いをしていたのですが。。。実は先日、なかなかふせのできなかったMダックスがなんと、初めてお家でふせをするようになったとメールをいただいたんです♪…なので、かなりワクワクしながら出かけました。結果は、予想以上ッ♪何かを練習する面白さを覚えたのか、室内はもちろん、外でもちゃんと伏せができました！集中力もでてきたようで（まだ長続きはしませんが）、こちらをしっかりと見てくれます。もともとアイコンタクトはできる子でしたが、気のせいが、視線に【やる気】を感じるほどでした。(^_^)オーナーさんの今日までのがんばりがひしひしと伝わってきました。こうして集中力がでてくれば、無駄吠えを抑える練習もやりやすくなりますので、今後の変化が楽しみです。そしてキャバリアの方は、というと、立った状態で「ふせ」の指示を出してもわかるようになっていました。以前は姿勢を低くしないとなかなかできなかったんですが…。指示を出す時の姿勢も難易度があって、ワンコに近ければ近いほどわかりやすいんです。つまり、姿勢が低いほど簡単。ちなみに、ワンコとの距離は、遠くなるほど難しくなります。（あたりまえですが…）月に数回しか会わないので、その間に飼い主さんがおうちでどれだけ練習されているかが本当によくわかります。(^_^;)

  2005.10.28

• なかなかの集中力です！

  すっかりレポートが滞ってしまって。。久々のレポートです。無駄吠えの多いワイア－フォックステリア君。一時期、ちびっ子たちがお家に滞在している間に覚えてしまった、「出してくれ！」ワンワンですが、オーナーさんのお話では、もうだいぶ治まったとのことでした。よかったぁ…　(^ ^;)ホッ…最近はオーナーさんの意識が変わってきていて、ワンコへの対応にある程度の厳しさを持てるようになって来たようです。ワンコ自身も、吠えても出してもらえないことがわかったんでしょうね。ただ、なかなか改善されないのが、ピンポンワンワン。わざとピンポンを鳴らして練習しようとしても、一人では難しいので、毎日繰り返すことが困難なんです。ピンポンは毎日のように起こることなので、オーナーさんの日頃の練習に期待する所が大きいトレーニングなんですね。。。さて。今回は、お天気がよかったこともあり、初めて外へ行きました。海のそばなので、砂浜へ。ロングリードをつけて、まずはおもちゃで思いっきり遊ぶ練習。「練習」としたのは、ロングリードに慣れるためです。先日、フロントーサＺさんにご指摘いただいたように、扱いに慣れないと、思わぬ怪我のもとになります。このオーナーさんも、以前ロングリードで怪我をされたことがあるとのことでした。このテリア君はとても活発。瞬発力もあり、力も強いので、リードをたぐるタイミングも読まなければなりません。慣れるまでにはすこし時間がかかりそうです。実はオーナーさん、海のすぐ側にいながら、散歩で通ったことはないとのこと。つまり、このワンコには初めての場所です。一般的に、初めての場所では初めてのモノが多いので、（当たり前ですね… ^ ^;）集中力はかなり低くなります。しかも、トラックの通る道路もすぐ横にあり、他に散歩をしているワンコだけでなく、この辺りでは、トビも飛んでいますし、ウィンドサーファーの方もたくさんいます。小さな漁船も。つまり、ワンコが怖がりそうなものや、逆に、夢中になってしまいそうなものが山盛りなんです。いきなりで大丈夫かな、とちょっと心配でした。ところが。このコは違いました。大好きなおもちゃを持って行ったのがよかったのか、おもちゃをじぃぃぃ～ッと見つめ、おすわりも、ふせもできる、さらに、待てもできちゃいました！おもちゃで遊ぶのが本当に大好きなようです。試しに、「おいで」もしてみると…バッチリこちらへやってきました♪しかも走って。これならば、ワンコのストレス解消にもなりますし、いろんな練習もできそうです。なんと言っても海で思い切り遊びながらできることがポイント。ワンコも、退屈せずに楽しんで指示に従うはずです。オーナーさんとしばらく練習をして、今日のトレーニングを終えました。運動量が増えたら、少しは家の中での落ち着きも出るかもしれません。吠える割合も減ってくれるといいのですが。。。ちなみに、海での練習は私もかなり気持ちよかったです。(^_^)v

  2005.10.21

• 今日は一緒に遊べました！

  怖がりのMダックス。先週はほとんど何もできずに終わりましたが。。。今日はうってかわっていろいろできました！本当に、別犬のよう。。。おそらく、大好きな飼い主さんがいなかったからだと思いますが…いつもご夫婦お揃いのことが多いのですが、ご主人が今日は用事でお留守。Mダックスはいっつもご主人にべったりなんです。でも、理由はどうあれ、こちらへ心を開いてくれたことは大進歩。この期を逃す手はありません。相変わらず、最初は吠えましたが、キャパと一緒にお出迎えをしてくれました。シッポも振って、歓迎してくれるご様子。早速、奥さんにキャバをお散歩に連れ出してもらい、Mダックスからスタートです。おやつにもついてくるので、テラスへ出て、道行く人に吠えない練習です。どうしても、何か聞こえたり、見つけてしまうと「ワン！」ただ、今日のようにこちらへ付いて来てくれる時は、「ワン！」と言ってしまっても、おやつを鼻先へ持って行き、ゆっくりとこちらへ顔を向けさせてアイコンタクトをとることができます。不審物が視界から消えれば吠えません。アイコンタクトをとってすぐにご褒美です。この日を待ってました～っ！　という感じです♪ようやく、練習らしい練習ができました。(^_^)もしお家でこの練習をしたい、とい思った時は、まず最初は、ワンコの正面をオープンにしないようにしたほうがベターです。そして少しずつ立ち位置を変えていきます。この先、この練習を繰り返すうちに、私の顔を見ていればおやつがもらえる、と学習してくれれば、もっといろいろな場所へ行けるようになるんですが…。早くそうなってほしいです。。。そして今日はさらに嬉しいことが。いつも、どんなおもちゃを持って行っても遊ばなかったこのMダックスちゃん。なんと、初めて＜私の＞おもちゃで遊びました♪ずいぶん気に入ってもらえたようで、投げれば走ってとりに行き、私が持って走れば追いかける。一緒になってこんなに動けるなんて、予想外の展開でした♪持って行ったおもちゃは、ぬいぐるみ素材のちいさな円盤形のおもちゃ。もちろん、押すとピーピーなるので、アテンションをこちらへ向けるのにも使えます。これからは、このMダックスと遊ぶ時は、このおもちゃに決まりです。(^_^)vキャバリアの方は、おすわり、ふせ、まてほぼすべてマスターしました。ただ、ちょっと落ち着きがないのが欠点…。今後は「つけ」「おいで」を織り交ぜつつ全体のレベルアップが目標です。ちょっとずつでも前進できると本当に楽しいです。ワンコも楽しんで練習してくれているといいな、と思いつつ、次回の作戦を練りたいと思います♪

  2005.10.03

• ワイヤーフォックステリアのその後

  約１ヶ月ぶりにワイヤーフォックステリアのところへ。ピンポンワンワン＆新問題となっていた要求吠えですが、あまり改善はされていませんでした。(;_;)問題行動の矯正はオーナーさんの忍耐も必要なためか、そう簡単にはいかないようです。そして、オーナーさんから、呼び戻しの練習をしてほしいとリクエストが。というのも、つい先日、車からワンコを降ろすときに逃げられてしまったとのこと。オーナーさんのお家は車のとてもたくさん通る道のすぐ近く。幸いにも車道に飛び出すことはなかったものの、延々、車道の横にある歩道を走ったあげく、かなり遠くまで行ってしまったとか。オーナーさんの話では、びゅーんと走って行って、途中で立ち止まってこちらを見るけれども、ある程度の距離が縮まるとまたダッシュ！興奮してるワンコによく見られますねー。私が以前飼っていたワンコもそうでした。ダーッ！と走ったかと思うとピタッ！と止まって振り返る。こちらが、そーっと近づいても、突然また、ダーッ！と走って行ってしまう。。。(;_;)名前を呼んでこちらへ戻ってくれば、ワンコの安全は確保されます。さっそく練習スタートです。その子はおすわり、ふせ、待て、ができるので、おやつを手に持ち、「おすわり＋まて」をかけてからちょっと（２、3歩）離れます。そして、おやつをワンコの前に差し出し、「（名前）、おいで！」と声をかける。ワンコがおやつに付いてこちらへ来たら、褒めながら、おやつを自分の方へ引き寄せるようにして犬を誘導。自分の前にワンコが来たら、ワンコがおすわりをするくらいの高さにおやつを持って行く。ワンコがおすわりをした所で、おやつをあげる。こんな感じです。文字で書くとものすごくややこしそうなんですが、実際はとっても簡単なんですよ。ただ、この練習は、少しずつ距離を離しながらレベルアップするので、もちろん最初は、お家の中のみ。お家の中でどこの部屋から呼んでも飛んでくるようになれば、今度は外へ出ます。外へ出たら、まずはお家の前から。少しずつ、お家から離れた場所で練習します。そのため、やる内容は簡単なのですが、非常に時間のかかる練習です。おすわりや待てができないワンコでも大丈夫。その場合は、誰かもう一人、お手伝いをしてもらって、「待て」の代わりに、ワンコが動かないように持っていてもらいます。そして、「（名前）、おいで！」と声をかけます。そして、ワンコを放してもらいます。ワンコが自分の所へ進みだしたら、褒めちぎりスタート♪そして、目の前まで来たらおすわりをさせてご褒美。こんな感じです。逃げるワンコを呼び戻すのはかなり難しいと思います。さらに、興奮してしまうと…まずムリだと思った方がいいでしょう。「ついうっかり」は絶対にしないことが大前提です。それでも、ワンコにこちらの声が聞こえる状態であれば呼び戻しも決して無理なことではありません。最終的には、外で、遊んでいる最中に呼び戻せるように少しずつ練習して行こうと思います。もちろん、要求吠えもピンポンワンワンもなんとかしなくては～！

  2005.09.28

• そう簡単には行かなかった。。。

  怖がりMダックスのその後です。この前のように始められるかと思っていたのですが、甘かった…　（；＿；）最初は、寄って来てくれていたので大丈夫かなぁ、と思ったんですけどね。リードを付けようとすると逃げる。おやつには見向きもしない。とりあえずお散歩に行ってみることにしましたが、帰りたくって仕方がない状態でした。お散歩以外で１対１になれるのはテラスだけなので、そこへ出て、アイコンタクトの練習をすることに。散歩では家に帰りたくて、周りも気になって、アイコンタクトなんてとてもとても。お家のすぐそばの、視界もあまり開けていない所で練習です。幸い、ここでは煮干しに興味を示してくれたので、モチベーターはこれに決定。常にたくさんの交通がある通りに面しているので、とにかく名前を呼んでアイコンタクト、に終始しました。以前に比べると、自分からこちらへ寄って来てくれたりするので、だいぶ進歩してはいるんですけどね…（＾＾；）あぁ、次はどうなることやら。。。（x＿x）

  2005.09.23

• 外でも快適になりました♪

  最近、更新が滞ってしまってます。いつも遊びに来ていただいている皆様、ごめんなさい。。。m(_ _)m先日の連休は夏の再来！のような暑さでしたが、お彼岸を過ぎて、ようやく秋らしくなってきましたね。ワンコたちもさぞかし過ごしやすくなったことでしょう。皆さん、夏の疲れは出ていませんか？さて。先日のトレーニングレポートです。なかなか触らせてもらえなかった怖がり＆人見知りのMダックスですが、相変わらず一番最初には吠えられてます…でも、この前は少し様子が違いました。いつもキャバリアと２頭でトレーニングしているのですが、キャバがお散歩だったのでリードがついたまま。行動範囲が制限されていました。それを知ってか知らずか、私をみてえらく喜んでくれたんです。珍しく駆け寄ってきて、（ワンワン！言われましたが）シッポふりふり♪いつもの　＜トレーニングは他人事＞のような態度はどこへやら、といった感じで、ずいぶんとやる気を見せるんです！キャバはいつも激しく喜んで、いわばちょっと「強引」なタイプ。ひょっとすると、このMダックスは、その強引さに負けていたのかな？人間でも、そういうタイプの人っていますよね。人がワイワイやっているのを、ちょっと離れた所で見ている人。「別にそこまで積極的になれない」人。…そんな性格のワンコなのかもしれません。だから、１対１の練習の方がいいようです。その日は涼しい日だったので、もともと外で練習する予定をしていました。さっそくリードを付けて家の前へ。いきなり遠出はハードルが高すぎるので、玄関の前で練習です。この日は、煮干しとチーズでチャレンジしました。このおやつも気に入ってくれたようで、外へ出てもアイコンタクトはできるし、おすわりもする。【ド基本】はクリアーです。ただ、この子の問題は、人やモノに吠えること。しかも、一緒に外に出てわかったのですが、前触れがないんです。よくあるタイプは、何か気になるものを見つけて、しばらくジッと見て、それから吠えだすのですが、ふつうに歩いていると思ったら、急に「ワンワン！！！！」…「え、何が気になるの…？！」周りを見ると、子供がいたり、犬がいたり。自分の視界に入った瞬間に吠えているようです。しかも、吠える時と吠えない時と。(^_^;)吠えないからといって安心できない。まぁ、目に入るものすべてに吠える可能性がある、と考えてしまえば、とにかく視界に入る前にすべて気をそらすこと。そして、なるべく外にいる時は、こちらに注目させること。ただこれは、一瞬たりとも気が抜けないので最初は短時間での練習になりそうです。でも、涼しくなってきたから、私の集中力もきっと大丈夫…かな。(^_^;)

  2005.09.21

• ハウスができた～♪

  台風の影響で、雨と風がすごいです。ランチのあとの眠さに負けて横になっていたのですが、ハッ！と気づくと暴風雨！！！窓全開にしていた部屋が危機的状況にありました…（；＿；）でも、熟睡してなくてよかったです。。。ハウスができたのは、妹のワンコです。（Mダックス、♂、もうすぐ２歳）上の写真のお尻＆シッポの持ち主。ここまでくるのは長い長い道のりでした。。。月１回しかできないので、都合４ヶ月で４回の練習でした。最初は初めて見るハウスを警戒して、中に入れたおやつをおそるおそる食べるだけ。次（２ヶ月目）は、ハウスへの警戒はなくなったものの、おやつを入れても、頭だけ入れたまま食べるので、いわゆる＜頭隠して…＞状態。胴が長いからか、後ろ足だけ外に残るんです。頭を突っ込んだ状態でこちらを振り返り、『早くおやつ、投げてよ～』と言わんばかりでした。いやいや、これには参りました。（＾＾；）3回目くらいから、おやつで誘導するとようやく、それでも、１０回に１回くらい、中でくるっと回って頭を出すようになりましたが、ほとんどは中で、『早く投げてよ～』って待ってました。そして今回。もうだいぶハウス自体にも慣れたんでしょうね。おやつで誘導すると、簡単に中でくるっと回りました。もちろん、すかさずにおやつのご褒美。入り口から顔を出している間、ちょっと多めにあげてみました。何回か繰り返していく中でも、やっぱりおやつを投げ入れて欲しくて「振り返る」んですが、入り口に顔を出すまでおやつをあげないでいると、ちょっと考えたのか（動きが止まるんですよね）、入り口に顔を出したんです！よっしゃー、待ってましたぁ～～～♪ご褒美山盛り？！で褒めまくりです♪ここまでくれば、あとは入り口に顔を出すように繰り返し練習です。もちろん、「ハウス」のかけ声も忘れません。でも、今はまだ、ハウスの横で、ハウスの中に指を入れるように手で合図しないと入らないので、これから徐々に距離を延ばして、家のどこからでも入るように練習です。と同時に、「ハウスに入ってふせをする」で完成にしたいので、もうちょっと根気がいりますが、慌てずにがんばるぞ～♪

  2005.09.07

• 新たな問題行動発生…！

  ワイヤーフォックステリアくんに新たな問題が…サークルの中に長い時間入れていると、「出して！遊んで！」とかなり激しく要求するようになってしまいました。部屋中に響き渡るやや高めのトーンで吠えるので、我慢するのはちょっと辛いんです。つい最近まではそれほどひどくなく、比較的おとなしくケージの中ですごしていたけれども、１週間ほどのうちに急に吠えるようになったとのこと。どうやら原因は、しばらく泊まりに来ていたちびっ子達のようです。大人であれば、なんやかんやと用事がありますし、しつけるという意識があるので、ワンコが要求しても相手にすることは少ないのですが、ちびっ子となると全く事情は異なります。久しぶりに遊びに来て、可愛いワンコがいて、特におもしろい遊びをしているわけでもなければ、ワンコに興味が行くのはごく自然なことです。遊びよりもワンコの方がいい、というちびっ子も多いはず。そんな状況で、いつもと違う環境にあって興奮気味だった子が、普段は相手にされないのに、ちょっとワン！と言っただけですぐに出して遊んでもらえたとしたら…結果は明らかです。飼い主さんも、そのちびっ子たちの世話に追われてしまい、ちょっと油断してしまったようでした。この子には、市販されている　＜吠えたらショックが出る首輪＞は通用しないことがわかっています。飼い主さんが以前、対策で使ってみたことがあるそうなのですが、その首輪を見せると急に表情が曇るので、何か嫌な経験をしたことは確かなようでした。それにも負けずに吠えていた時のこの子の気持ちを思うと、とても辛いです…。これからは、吠えても相手にしない、部屋を出て行く、サークルに布をかけて目隠しをする、静かになったらべた褒め、等の対策スタートです。褒める回数をできるだけ多くするために、普段の生活の中で、必要でなくてもサークルに入れる回数を少し増やしてもらい、徹底して練習することになりました。たった１週間程度なのに、こういうことはあっという間に覚えてしまいます。恐るべし！…です。

  2005.08.29

• ワンワン言わずにこっちを見てね♪

  今トレーニングをしているワンコたちですが、5頭のうち４頭の抱えている問題。。。人に対してワンワン！ピンポン＆電話のベルにワンワン！などなど。きっと、かなりのわんちゃんが同じ問題を抱えていることと思います。そして、多くの飼い主さんが、ワンワン！と騒ぐ犬に対して、「こらーッ！」「うるさーいッ！」「静かにーっ！」犬に負けないくらい大きな声で叱ってしまっています。中には、叩いたり、蹴ったり。ほんとはそれは全く逆効果。犬にとっては一緒になって騒いだり、遊んだりしてもらってる感覚なので、なかなか治りません。それどころか、さらに興奮してひどくなってしまったり。対策はいろいろとありますが、今は、ワンワン！の対象から＜気をそらさせる＞方法をとっています。以前テレビで、ピンポンの音に吠えるワンコ対策として、頭の上に風船（だったと思いますが…）をつなぐ、という方法をやっていました。ピンポンよりも頭の上にあるものが気になって気になって吠えるのを忘れてしまい（笑）、最終的には吠えなくなりました。ただ、怖がりの子にはちょっと向かない方法かもしれません…。「ワンワン！の対象」とは、人を見て吠えるなら、その「人」ピンポンで吠えるなら、その「音」。吠えそうだな、というのが事前にわかれば＜吠える前＞に、わからなければ、ワンワン！と吠えたその＜瞬間（できれば）＞にその子がとても興味を持つ物で気を引き間ます。ワンコが「ん？何？」と思ってこちらへ関心を向けたらすかさずご褒美。もし、おすわりやふせができる子ならば、それをさせてから（最初は時間をおかずに）ご褒美をあげてください。ただ、ここで悩むのが、その「対象」よりも興味のある物を見つけることなんです。興奮してしまうと、いつもは喜ぶおもちゃやおやつでも、まったく見向きもしないことがよくあるんですねー。そのため、おやつやおもちゃも、できれば＜何種類か＞用意しておかないと難しいんです。さらに困ったことに、あまり頻繁にそれを使いすぎると、飽きちゃったり。。。（＾＾；）こうなると、いかにワンコをごまかしつつ誘導するか。こちらに注目してくれさえすれば、まずはOKなので、おもちゃで巧く行けば、ちょっとだけ噛ませてみたり、おやつで巧く行けば、それを食べさせたり。とりあえずの目標は、犬に、『ワンワン！と吠えていたいんだけど、それよりも、飼い主さんの方を見ればいいことがあるぞ』ということを覚えてもらうことです。ただ、一度吠えるようになってしまったワンコは、ちょっとやそっとじゃ治りません。１回や２回くらいで治れば苦労はしません。集中して、徹底して続けなければムリです。そこが、なかなか難しいんですけどね。。。ワンワン！と吠える状況になることが少なければ、人工的（強制的！？）にその状況を作って練習が必要です。子犬のうちであれば、音や人によく慣れさせて、【社会化】をさせることがとっても重要です。あまり知られていない言葉かと思いますが。。。今、ちびっ子ワンコを飼い始めた方は、「今はとてもおとなしいんだけど。。。」ではなく、将来の問題をなくすために是非、今すぐ、今日から、吠えたら困る対象に慣れさせてあげてください。知らない人を見つけるたびに、ピンポン＆電話が鳴るたびに、ワンコがこちらをジィ～ッ☆と見てくれたら、こんなに嬉しいことはないですよね♪

  2005.08.23

• 続・先回りに要注意？！

  昨日の日記に書き忘れていたことが。もし、人間にその気がない時、遊んで欲しかったり、おやつが欲しいワンコが、おすわりやふせをして目の前で待っていたらどうしましょう？？遊んでしまったり、おやつをあげてしまうとワンコのペース。でも、お利口にしているので無視はできない…そういう時は、お利口にしているワンコの目をじぃぃぃーっと見て、にっこり笑いかけて、「いい子だね～♪」「Good♪」と褒めてあげればOKでしょう。せっかくおとなしくしているのに、何もしてもらえなければワンコも報われませんからね。(^_-)叱るより、褒める回数が多い方が、ワンコにはずっと効果的です♪

  2005.08.17

• 先回りには要注意？！

  お盆休み返上？！でトレーニングに行ってきました。今日もお仕事だった皆様、お疲れさまです。(^_^;)さて。どこへ行っても出くわす光景ですが、おすわりができたり、ふせができるようになったりすると、人が指示をする前に座って待っていたり、おすわり、と言ってもふせてしまったり。賢いワンコが可愛いくて、嬉しくなって、ついついご褒美をあげてしまいますが、ちょっと待ってくださいね。人間は、＜おすわりだけ＞をして欲しいのに＜おすわり＋ふせ＞までしてしまう。人間はその気がないのに、おすわりをしてご褒美を待っている。これは、ワンコが人間側の指示に従っているわけではないので、このワンコの行動に人間側が応じてしまうのは、ズバリ、＜犬にトレーニングされている状態＞といえます。これはマズい、と思いませんか？？？おすわりやふせの姿勢を最初に教えたい時に、犬が自然にとった姿勢に対してご褒美をあげることはとても大切です。また、＜静かにまっている状態＞を覚えて欲しい時に、おすわりやふせをしているワンコを褒めることも大切です。ですが、常にワンコが先回りをするようになると、今度は犬の希望を人間が叶えることになってしまうので、主従関係逆転、の危険が…！！できるだけ早めに、なんとかしましょう。おすわりだけ、ふせだけ、を教え直したり、＜おすわり＋ふせ＞ではなく、＜おすわり＋ふせ＋おすわり＞にしてみたり。ただし、先回りをしてしまったワンコは叱るのではなく、注意を促すようにしてあげましょう。決して悪いことをしているわけではないですし、原因を作ってしまったのは人間側なんですからね。 (^_^;)マンネリ化した指示は犬の先回りを生んでしまうので、ちょっと注意が必要ですよ～。

  2005.08.16

• 犬の注目をひくために…

  知り合いのMダックスとキャバリアのトレーニングも、もう６回になりました。早いものですね～。（＾＿＾）キャバリアの方はおもちゃもおやつも大好きで、さらに有り余るほどの元気なので遊びながらトレーニングできるのですが、一方、やや怖がりのMダックスのほうは、夏バテぎみなこともあって、おもちゃでもおやつでも、集中力が続きません。２頭を足して２で割ったくらいがちょうどいいんですけどね。もともと知らない人が苦手な子だったので、普段（オーナーさん）と同じものを使ってもあまり効果は期待できません。そう思って、新しいおもちゃとおやつを仕入れて行ったのですが、あまりお気に召さなかったようです……ガーン！！！　（；＿；）この状態になると、トレーナーとしては＜お手上げ＞。恥ずかしい話ですが、犬の注意が私に向かない以上、指示がまったく入らないので練習はできません。ただ、名前を呼ぶとじっとこちらを見るので、アイコンタクトはバッチリなんですが…（＾＾；）体調が落ち着くまではあまりムリはできませんが、オーナーさんにならば少しはついて行くので「ふせ」の練習をやってもらってみたところ、ちょっとずつ、動くようになりました。。。オーナーさんと一緒に練習できるのは出張トレーニングならでは、かもしれませんね。あまりムリをしないようにお願いしつつ、ご自宅で少しずつ練習してもらうことにしました。かといって、このままではまずいです。なんとかしないと。次回までに体調が良くなっていることを期待しつつ、このMダックスが狂喜乱舞？！するような♪魅力的♪なおやつとおもちゃを探して仕切り直すぞ～。

  2005.08.12

• 犬の年齢とトレーニング

  妹はもう一頭ワンコを飼っています。レギュラーサイズ（なのに）まめ柴（？！ ＾＾；）で、もう５歳くらい。ずいぶんとお兄さんです。ところが、ところが。先日、初めてトレーニングをしてみたところ、ものすごく早く覚えたのでビックリ！よっぽどご褒美が美味しかったのかもしれません。（＾＾；）でも、フードに付いて来てくれさえすればこっちのものです。（ウッシッシ♪）もちろん、Mダックスよりはまだ不安要素は多いものの、ふせ＆つけまでほぼ理解したようでした。ふせをするまでに＜約１日＞を要したMダックスより明らかに早いです。Mダックスの方がずーっと若いんですけどね。しつけやトレーニングは子犬のうちに、とはいいますが、大人になったからといって、決して『遅い』ということはありません。もちろん、その子、その子で違いはありますので成果を焦るのは禁物です。でももし、「もう大人だからムリ…」なんて諦めめている人がいたら、簡単なことから少しずつ、練習をしてみることをおすすめします。どんなワンコでも、＜飼い主さんと一緒＞が一番嬉しいはずですから。

  2005.08.09

• 「つけ（heel）」の練習

  ちょっと早いお盆休み…というわけではないのですが、京都の実家へ帰ってきました。そして今回も、妹のMダックスの月１回トレーニング。おすわり、ふせ、まて、の３つはほぼできてきているので、今回は初めて「つけ」をしてみることにしました。まずはヒールポジションから。ヒールポジションとは、「つけ」の時の犬の位置で、だいたい人間の左側、左足の少し後ろあたりで、目安としては、私たちの左の脚あたりに犬の顔がくる感じでしょうか。人間よりも犬が前へ出ない位置です。この位置を犬が覚えてくれると、人混みで犬を自分の側に居させることができ、また、犬が飼い主の側から離れなければ、犬の苦手な人とでも一緒に居られる機会が持てます。教え方はいたってシンプル。フードで自分の左側へ犬を誘導し、上記のヒールポジションに来たら「おすわり」のときと同じようにフードを上にあげておすわりをさせます。このとき、「おすわり」とは言いません。これは「つけ」のためのおすわりなので、区別します。おすわりやふせ、まて、のできる子ならどうすればおやつがもらえるかがわかっていると思うので、すぐに座るはずです。数回できたら、座るのと同時に「つけ」の指示を入れます。何回かできたら、「つけ」の指示で犬が動くようにします。妹のワンコも、あっという間にできるようになりました。美味しいご褒美も効果があったのかもしれません。（＾＾；）これまでやってきたおすわり、ふせ、まて、そして、つけ。「つけ」には、この次に「ついて歩く」段階があるのでまだ完成ではないですが、できるようになった指示を組み合わせたり、外で練習してみたりしてちょっとずつレベルアップを目指します♪

  2005.08.09

• ワイヤーフォックステリア

  今日もnew faceに会いに行ってきました。ワイヤーフォックステリアの男の子です。実は、今までほとんど見たことがなかった犬種なので、どんな感じなのか、ワクワク♪最初の感想は、恥ずかしながら、「図鑑で見たのと同じやわぁ♪」（＾＾；）「ワイヤー」の名前にある通り、体の毛は他の犬種に比べて固め。とても筋肉質で力の強い子でした。5歳なのでもうだいぶお兄さんです。とても賢くて、どちらかというとお家の中ではちょっと上下関係逆転気味のようでした。なんとかオーナーさんが上手にリーダーシップをとれるようになれば、問題も改善されそうです。ただ、5歳なので時間はかなりかかるだろうなぁ…。（＾＿＾；）

  2005.08.04

• チワワのレッスン

  New Faceのチワワの所へ行ってきました。私のところからは少し不便な場所だったので、バス＆徒歩で。なんといってもこの暑さ。先方のお宅へ着く頃には、顔はゆでだこ＆滝のような汗…　　　あぁ、恥ずかしい…（；＿；）最近はほんとによく見かけるチワワですが、実は、一緒に遊ぶことすら初めて。学校にもチワワはいましたが、こわがりさんだったので、人慣れの練習で顔を合わせた程度でした。今まで接したことがあるのはだいたい中～大型犬。運動量も食べる量も全然違います。何かを教えることに気を取られていると、体力消耗＆おやつ食べ過ぎになってしまうので、目の前のチワワ君の様子に、いつも以上に気を使いました。それに、この時期、水分補給も注意しないとね。そうでなくてもこの子は部屋の中を右へ左へ走り回るので、それだけでかなり消耗するはずです。遊ぶのが大好きな子ではありましたが、そこは心を鬼（？！）にして、まめに休憩を入れました。ちなみにこの子は１歳９ヶ月。少々お兄さんなんですが、とっても賢くて、覚えるのも早そうです。ひょっとしたら次くらいには、「ふせ」もできちゃうかもしれないなぁ～♪そしてさらに、このチワワくんのオーナーさんにあらたにチワワくんをご紹介いただきました。こちらはまだ5ヶ月。最近ちょっとずつわんぱくぶりを発揮し始めているようで、オーナーさんもやや戸惑い気味でした。こちらの練習も、がんばりまーす！

  2005.08.03

• チワワちゃん、はじめまして。

  台風が来ています。かなり雨がきつくなってきました。こんなお天気にも負けず、新しいわんちゃんに会いにいってきました♪スムースコートチワワの男の子、１歳９ヶ月です。とてもよく吠える、と聞いていたのでちょっとドキドキ。お家の玄関に入るや否や、ワンワン…！！本当に犬って敏感ですね。声も出していないのに。なにか違う空気を察知したんでしょう。…でも、意外とすんなり慣れてくれました。よかった。（＾＿＾）クリクリの目、ピンッと立った耳…etcなぁぁぁ～～～んて可愛いのぉ♪ついつい甘やかしてしまうオーナーさんの気持ちがよくわかります。（＾＾；）それに、ものすごくちっちゃいのに、とってもパワフル。タッ、タッ、ターッと部屋を走り回って愛想をふりまいて。吠えたのは最初の一瞬だけなので、人見知りもほとんどなく、ずいぶんとお利口さんです。その子は、おもちゃもフードも大好きなので、比較的スムーズに練習できそうです。今日はカウンセリングだけだったので、トレーニングは来週からスタート。さぁ、がんばるぞっ！

  2005.07.26

• ふせ、できたね！

  Mダックスとキャバリアの第４回。Mダックスは今回も体調が悪かったので、あんまり無理をしないことにしました。それでも、遊びたい気持ちはあるらしかったので、ちょっと人形で遊んでみたり、アイコンタクトやおすわり、まて、をちょっとだけしてみたり、軽く練習する程度で終わりました。そしてキャバリア。こちらは対照的に遊ぶ！遊ぶ！興奮させすぎないように遊んで、おすわり、まて、アイコンタクトの確認をしてから、今回の目標である「ふせ」の練習に入りました。前回はお尻がつくかつかない感じだったので、まずは、スムーズに「ふせ」の姿勢をとれるように練習です。スタートは、おやつで誘導しつつ足の下をくぐらせて伏せさせます。さすがに２回目。比較的早くできました。そして次のステップ。くぐる足の高さを上げていき、やがて足をはずします。何回か繰り返すうちに、スッ、っと伏せるようになりました♪できたぁ～♪♪♪さぁ次は、伏せる動作に合わせて指示の言葉と手の合図を入れていきます。そうそう、いい感じ♪回を重ねるたびに上手になるので、こっちまで嬉しくなってきます。（＾＿＾）そして次に、指示の言葉と手の合図で「ふせ」をするようにしていきます。うーん、だいぶ上手になりました♪ここまで来るだけでも結構な時間を使います。おやつ大好き！な仔で集中できるので、比較的練習はしやすいのですが、あんまりやり過ぎも禁物。途中に休憩を挟んではいますが、疲れる前に終了です。次回は、私が立った状態でもちゃんと「ふせ」をするのが目標です。ちょっと欲張って、「ふせ＋まて」もできたらいいなぁ。

  2005.07.13

• さわれた～♪

  今日はMダックス＆キャバリアの第３回目に行ってきました。「ワンワンワン…！」…やっぱりMダックスちゃんに吠えられちゃいました…（；＿；）でも、でも、でも、なななな～んとっ、しっぽふりふり～♪　でこっちへ来てくれたじゃぁないですかっ♪それに、ワンワンって言ったのも最初のちょっとだけ。しかも、しかも！　体に触れましたぁぁ～っ♪人形もおやつも持っていないのに、頭から体まで触っても大丈夫だったんです。ものすごく嬉しかったです。（＾＿＾）vキャバちゃんは今日も元気にお出迎えをしてくれました。今日の練習内容はどちらも、「おすわり＋まて」と「アイコンタクト」の強化と「ふせ」です。２頭ともそう簡単に「ふせ」なんてしてくれません。一般的な方法ですが、おやつで誘導しつつ足の下をくぐらせる方法でトライです。妹の犬のときもそうでしたが、そう簡単に「伏せ」をしてくれないんですよね…あとちょっと、あとちょっと…あぁぁ～、立っちゃダメ…（；＿；）そんなことを何度も繰り返すうちに、お尻がポトっ、と落ちるんです。そのときにすかさずおやつをあげます。キャバリアの方がおやつに一生懸命だったので、早く覚えてくれそうです。Mダックスの方はというと、おやつにもおもちゃにもあまりついて来ないので、まだもうしばらくかかりそう。何をすればいいかがわかれば、キャバリアよりも早くマスターしそうなんですけどね。来週には「伏せ」の姿勢を覚えてほしいなぁ。

  2005.07.06

• だいぶ上手になりました♪

  先日、妹の犬のトレーニングをしてきました。事情で月に一度しかできないので、進み具合はノロノロ…ですが、妹にもノウハウを伝授しつつ、ちょっとずつレベルアップを目指してます。今回の目標は「まて強化」＆「ハウストレーニング」ハウストレーニングは２回目なので、さすがにハウスへの警戒はほとんどなかったのですが、どうしても「頭隠して…」状態に。ちょっとクレートのサイズが小さかったかな、と反省中。（＾＾；）後ろ足が中に入れば、中で方向転換をして頭を出せるんですけどね。。。なんとかスムーズに全身を入れられるように知恵をしぼらなくちゃ。まての強化は、「おすわり」or「ふせ」の状態で「まて」をかけ、立ったり座ったりしても動かずにいられるかの練習をしました。最初は「ふせ＋まて」をかけて私が立つと一緒に動いて「おすわり」になりましたが、合図を動かさないようにしてゆっくり立つと…大成功♪アイコンタクトもしっかりとれるようになってきたし、ちょっとずつだけど、がんばろうね～。

  2005.07.05

• 覚えてくれたかな？

  ちょっと長い記事ですが、よかったら読んでくださいね。今日はMダックスとキャバリア２頭の第２回目のトレーニングDayでした。Mダックスの仔は私に体を触らせてくれるかな？キャバリアの仔とアイコンタクトはとれるかな？少しはレベルアップできるかな？ワクワク＆ドキドキで行ってきました。。。「おはようございまーす」、「ワンワンワンワン！」…案の定、Mダックスに吠えられちゃいました。（；＿；）キャバリアはおしりふりふり♪でお出迎えをしてくれたんですけどね。吠えているMダックスをしばらく無視していると…おっ、吠えるのが止まりました～！さらに、向こうから私の方へ寄ってきたではないですか！！！　今だーっ！キャバにはちょっとお散歩に行っててもらい、Mダックスからスタートです。ピーピー鳴る人形に興味を示したので、まずはそれでちょっと遊んでから、人形を使っておすわりの練習にはいりました。犬が興奮する前に、早めに人形をとってやり、座ったら褒めてまた投げてやります。そうこうしているうちに。。。な、なんとっ！人形で遊んでいるMダックスの体に触れたんです～！！！　感動っ！！！頭から耳の後ろ、背中、お尻、足、おなか…ほとんど全部できました。驚きです！ただ、カチンコチンに固まっていたので緊張はしていたみたいですね。それに、人形を持っていないと警戒されてしまいます。でも今日はまだ２回目。地道に行きます。（＾＿＾）おすわりの練習をしつつ、褒めながら体をときどき触ることを繰り返しました。そして、終わりかけにはちょっとだけ「まて」の練習。といっても、人形を投げるまでの時間を少し延ばすだけなんですけどね。そして、キャバの方はというと…遊びながらのトレーニングは今日も全く問題なし。いい感じです。目標だったアイコンタクトもだいぶできるようになってきました。おすわりはほぼできるようになってきたので、こちらも「まて」の練習スタートです。同じように、人形で注意を引きつつ、投げてやるまでの時間を延ばしました。ちょっと気がそれそうになったらすかさず声をかけます。そのうちに、じっとこちらの目を見てくれるように…！！！　まぁ、すごいっ！エラいわ～♪しかも、私の方をじーっと見てくれている姿ってたまらなくかわいいっ♪もっともっとしたいけど、今日はこの辺りで終わりにしました。疲れる前に切り上げます。なんだかすごく楽しかったです。２頭も楽しんでくれたかなぁ…なんて思いながら、来週は「おすわり＋まて」＆アイコンタクトの強化を目指すぞ～！できれば「ふせ」も始めたいなぁ…どうかなぁ…もう私のこと覚えてくれたよね？？　もう吠えないでね～。

  2005.06.30

• わんこのしつけとご近所づきあい

  昨日のテレビの話です。ご近所に住む飼い主さんたちが協力し合う犬のしつけが紹介されていました。きっと、ご覧になった方はたくさんいらっしゃると思います。私は、いいんじゃないかなぁ。。。って思います。トレーニングでも、上のレベル上の犬と一緒にすると効果的だったりしますし、防犯上も、ご近所付き合いが増えることは効果的といわれていますしね。ただ、ご近所の間で犬の問題行動が解決されてしまうということは、そのご近所一帯が私にとってライバル？！…そう考えると、正直、複雑な心境ではありますが…(^_^;)でも、その中に私のようなトレーナーが参加できれば、理想的なのかなぁ、…って思いました。

  2005.06.24

• 初対面！

  知り合いのわんちゃんのトレーニングをさせていただくことになりました。しかも２頭！！！ありがたいことです。。。人のつながりって大切ですね。。。ほんとに感謝×２！です。Mダックスとキャバリア、どちらも女の子です。とりあえず最初は「はじめまして。よろしくね。」ということで、２頭に私に慣れてもらうことにしました。キャバの仔は人なつこくて遊ぶの大好き。これならトレーニングに入るのもスムーズに行きそうです。一方、ダックスの仔はというと、、、人が怖いんですね。吠えるし、全然寄ってきません。事前に話は聞いていたので、それなら、と、おやつ攻撃。さすがにこれには勝てなかったみたいで、来てくれました。（ホッ。。。）しばらくするとアゴ～首の辺りまでは触らせてもらえるようになりましたが、それ以上はNO！という感じで、逃げてしまいます。それに、独占欲もちょっと強いかも。しばらくは、触らせてもらえるようになることが目標になりそうです。気を許してもらわないと、トレーニングに入れないよぉ。。。でも。焦らず根気よく、がんばります！

  2005.06.23

• がんばらなくちゃ。

  犬のしつけだけでこれほどたくさんの記事があるなんて。。。たくさんのオーナーさんたちが高い関心を持っていることを知り、私も早く一人前のトレーナーにならなくちゃ、って思いました。いろいろな本を読み、ネットで情報を探し、たくさん勉強して経験して、少しでも多くのわんちゃんとオーナーさんのお役に立ちたいと思います！がんばるぞぉぉぉぉ～ッ！

  2005.06.22

• 第１号！

  現在、妹の犬のトレーニングをしています。そう、私の生徒第１号（というか、練習台？！）です。M.ダックスの♂、１歳半です。おすわり、まて、はほぼ大丈夫だったので、「ふせ」からスタートしました。学校で習ったとおりにフードで誘導しつつ「伏せ」の姿勢に持っていきたいのですが、座った状態で「まて」をしてしまうし、「まて」をしないときにはお尻が下につきません。こんなとこで挫折をしてしまうのか！？…と、かなりブルーになりましたが、根気のいるのがトレーニング、と自分に言い聞かせました。きっと、「なにがやりたいのさー。はやくおやつちょうだいよー。」って思われていたかも…。気分転換をしたり向きを変えたりあれやこれやと試しているうちに、ようやく「ふせ」の姿に！！このときはどれほど嬉しかったことか！！！学校では少し照れもあったので、「できた時は思いきり褒めてあげましょう」がなかなか実践できずにいましたが、本当、心の底から「キャーッ、いい子～ッ♪」って褒めてあげられました。しかし、多少のしんどさは覚悟していたものの、１歳を超えているだけでまさかこれほどとは。一度その姿勢がとれても、二回目にその姿勢ができるまで、またさらに時間がかかりました。。。でも、今ではかなりスムーズに「ふせ」ができるようになったので、１００％目指して引き続き根気よくトレーニングです。

  2005.06.17

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