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カテゴリ:海外旅行
北京での私の失敗談、 みなさん、やはり気になるみたいですね。 順を追ってお話させて頂きますね。 北京旅行が飛行機の関係で、 1日少なくなったのは、先日書きました。。 その連絡があった時、 旅行会社の人に言ったんですよ。 「日程表には、3ヶ所のお店に寄るようになっていますが、 それを減らして、 なるべく沢山の観光が出来るようにしてください」って。 でも、北京に着いて、 新しく作りなおされた日程表を見ると、 観光は、丸1日分減っていましたけれど、 お店は、最初と同じ3ヶ所寄る事になっていました。 訪れたお店のリベートが 旅行代金の安さに繋がっているのかもしれない。 ま、仕方がないよね~ そうとも思いました。 故宮博物館は、もの凄く広くて、 好天気の中、順番に見て行くだけでも、 相当疲れます。 半分くらい廻った所で、現地添乗員さんが、 「ちょっと休憩しましょう」と言って、 あるお店で、お茶を頂きました。 日程表に、「途中掛け軸屋にてショッピング」と 書かれている所です。 お茶を頂きながら、 最初に、国家公務員だというお店の人から、 いろいろと説明を受けました。 興味が無かったので、殆ど忘れましたが、 ここは、故宮博物館直営のお店で、 修復費用捻出の為、 普段は、外に出ないような品物が売られているとの事でした。 偶々、修復募金イベントで、 中国では有名な書道家莽山さんが いらしてるとの事。 眼前で書を書いてくれました。 これは、表装して2万円。 墨で書くと墨のところに金龍が浮き上がる 金龍模様の半紙に書いたのが3万円。 後、色紙に書いて頂くと1万円でした。 沢山の人が、 好きな字を書いて貰っていましたが、 私たち夫婦は、興味が無かったので、 なんとなく時間をもて遊んでいました。 絵の好きな私は、 ボ~っと掛け軸の絵を眺めていましたが、 枝に雀が何羽か止まった絵に目が行き、 「この絵いいね♪」って、夫に言ったんです。 お店の人は、その言葉を聞き逃す筈がありません。 気が付いたら、その掛け軸に、 金龍模様の半紙に莽山さんが書かれた書を付けて、 20万円で買ってしまっていました。 我が家は、築80年の古民家。 当然、掛け軸だって沢山あります。 わざわざ新しい掛け軸を買う必要なんてないんです。 そんな大金を出して、 どうして買ってしまったのかは、 今持って不明。 多分、催眠術に罹ってしまったのでしょうね。 帰宅して、 改めて掛け軸を見てビックリ仰天!!! お店で見たのとは似ても似つかない粗悪品でした。 私でも、もっと上手に描けるかもと思えるような酷い絵。 表装だって、薄っぺらです。 「故宮博物館の保証書が付きます」 と言っていましたが、 よく見ると、 故宮清韻堂の保証書。 お店の保証書だったのです。 後で、ホテルに届けると言って、 その場で貰わなかったので、 取り代えられたのだと思います。 慌ててネットで検索してみると、 このページにヒットしました。 沢山の人が騙されているみたい。 書道家の莽山さんも、 ホントに有名な書道家かどうかは分かりません。 翌日、早速旅行会社に電話しました。 事情を話すと、 直ぐに返品・返金の手続きをしてくれるとの事。 品物を着払いで送って、 翌日には、返金の手続きが終わっていました。 電話で、旅行会社の人に、 「ネットで、一昨年位から被害の報告があるのに、 どうして未だ利用しているのですか?」 って聞きましたら、 「再三注意しても、改善されないので、 今取引中止を検討している」 との事でした。 冗談じゃないわ! 私たちの後にも、 次々と団体さんがお店に入って来ていました。 みんな、旅行会社を信じて買うのと違うかしら… 今、このブログを書いていて、 もう一度、「故宮博物院 清韻堂」で検索しましたら、 Wikipedia(ウィキペディア)にヒットしました。 紫禁城の説明をしていますが、 画面を下にスクロールしていくと、 沿革の次のその他に、 こんな文が載っていたんですよ。
Wikipedia(ウィキペディア)に載るくらい有名な 酷いお店だったんです。 北京旅行を考えてらっしゃる方は、 “ くれぐれもご用心を ” 1クリックで協賛会社から1円募金されます お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 26, 2013 12:08:20 PM
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