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テーマ:海外旅行(7522)
カテゴリ:海外旅行
コルドバのホテルを出て、 観光6日目の最初は、 ゼネストの為に観光出来なかった、 ドン・キホーテの舞台・ラ・マンチャ地方です。 「ラ・マンチャ」とはアラビア語「乾いた大地」の意味なんですって。 プエルト・ラピセにあるレストラン、 ヴェンタ・デル・キホーテ(キホーテの旅籠)で昼食 白い壁に青いアクセントがすてきな建物です。 ヴェンタ・デル・キホーテ タイルの看板がお洒落です♪ 門を入ると正面に、 ドン・キホーテゆかりのレストランがあります。 ドン・キホ-テが風車を巨人と間違えて、 闘いを挑む準備をしたという旅籠。 井戸の前の水槽で、 ヤセ馬ロシナンテに水を与えたといわれています。 ラ・マンチャの花(揚げ菓子) デザートはこんな可愛いお菓子が出ました。 シナモンが利いて、 パリッとした皮とアイスクリームの組み合わせが絶妙です。 メイン料理は骨付きチキンとつくね(?)の煮込み料理でしたが、 あまり美味しそうな写真ではないので省略。 (実際、口に合わなかった) ドン・キホーテにちなんだ郷土料理だそうですが… レストランの前の教会 画像の右側には、 レストランの目印のドン・キホーテの像がたっています。 道の反対側にも、 可愛い家々が並んでいました。 調布のSさんへのお土産のサフランは、 ここでGET! コンスエグラの風車 丘の上にたつ白い素朴な風車。 昔は風力で小麦を挽いていたそうですが、 今は観光用で、使われていません。 丘の稜線に沿って風車小屋がいくつも並んでいます。 一番奥には城塞らしきものも見えます。 ここからの眺めは、360℃延々と続く赤い大地で、 本当に素晴らしいものでした。 私は、セルバンティスのドン・キホーテの小説は、 はっきりとは知りませんでした。 「頭のおかしい男性が、風車を巨人と間違って、 戦いを挑む話」という位しか。 でも、こちらに来て、ガイドさんの説明を聞いている内、 どうしてこんなに人気があるのか、 ちょっとだけ理解できたような気がしました。 これは、旧態依然としたスペインへの 批判精神に富んだ作品で、 風車に突進する有名なシーンは、 スペインを象徴する騎士姿のドン・キホーテが、 オランダを象徴する風車に負けるというお話なんだそうです。 ユーチューブでバックミュージックを探していましたら、 こんな素晴らしい動画が見つかりました。 <画面右下をクリックすると、フルスクリーンになります> ラ・マンチャの男 は、 セルバンテスの小説『ドン・キホーテ』をもとにしたミュージカル作品 ピーター・オトゥールとソフィア・ローレンが出ています。 簡潔に纏められているので、 あらすじが、何となく分かります。 機会があれば、 幸四郎のラマンチャの男を見てみたいな~って思ったものです。 古都・トレド 三方をタホ川に囲まれ、 「16世紀で歩みを止めた街」といわれる所。 アルカサル 元はローマ帝国の宮殿があった場所に、 イスラム支配からトレドを奪還した アルフォンソ6世が建てた要塞。 今は、軍事博物館になっています。 ローマ浴場の跡地 ローマ帝国の影響も残っています。 カテドラル 世界のローマ・カトリック教会中、 4番目の大きさを誇る大聖堂。 以前行った時は中に入り、 その豪華さに圧倒されましたが、 今回は入場しませんでした。 市庁舎 ヨーロッパでは、殆どの街の中心に広場があって、 そこに教会と市庁舎が向かい合っています。 サンタ・マリア・ラ・ブランカ教会 ユダヤ教会だった所。 サンタ・マリアの名が示すように、 この教会は15世紀初めキリスト教会となり、 名前もキリスト教会風に改められました。 トレドは、剣の産地です。 ショーウインドーの中を写しました。 そして、 金細工の産地でもあるのです。 シスターの服を着たキューピーさん、 可愛いですよね♪ マジパンも美味しそうでした。 お土産屋さんも気になります。 でも、ガイドさんの後に付いて歩いているので、 中を覗く時間はありません。 トレドの街は、迷路のようになっていて、 何度も来ている添乗員さんでも迷うそうです。 自由散策は無理みたいです(涙) ここは、街全体が世界遺産。 歩いていると、 中世にタイムスリップをした感じでした。 サン・ファン・デ・ロス・レイェス修道院 この修道院は レコンキスタが成就したことを記念して建立されたものです。 壁にはズラリと鎖が飾られているのですが、 これは、それまで奴隷となっていたキリスト教徒が繋がれていたもので、 解放された記念に、ここに飾ったものと言われています。 サン・マルティン橋 橋を渡った所で、私たちの観光バスを待っていると、 対岸の建物の庭に人が集まっています。 どうやら結婚式のようです。 なんだか、私たちまで、 幸せのお裾分けを頂いた気がしました。 クリック!<拡大画像> エル・グレコのオルガス伯爵の埋葬 トレドで1番有名なのは、 サント・トメ教会の、この絵です。 写真撮影禁止なので、 以前買っていた絵葉書をスキャンしました。 拡大図を見ると、 見ている私たちと、視線の合う人物がエル・グレコで、 左下の男の子が彼の子息だという事です。 この後、一路マドリッドへ。 観光最終日を迎えます。 ***** つづく ***** いつも温かいコメントほんとうにありがとうございます。 みなさまのコメントを励みに、 ブログ更新を頑張っています(*^_^*) お帰り際に1クリックをお願いします お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 10, 2012 07:56:03 PM
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