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カテゴリ:日々是悶々
ぎりぎりで確定申告も終了。まとめて払うには(ワタシにとっては)キッツイ所得税も無理矢理納め、来年度は青にした方がいいかも。なんて年度末が過ぎていく。
そんな中、母系ババがチビ2号の小学校進学祝いを兼ねてやってきた。数日いると、結局ため込んでいる愚痴が出る。ウンザリするほど何度も口を出てくるネタは、結局お金絡みだ。 定年を迎えたジジの金銭感覚が不満なのだ。 基本的なところは、別に慎ましやかで、場合によってはケチといいたくなる場面もあるくらいなので問題はないのだ。何が問題なのかといえば、桁数が日常使う額と違っている場合の感覚なのらしい。 ストレートに言えば、未だに素人株取引を辞めずに、大学時代の友人繋がりの株屋から電話が来る度に買い替えしては損をし続けているようなのだ。自分で主体的に株主になっているのではない。勧められる株への買い替えをし続けているだけのようなのだ。結局手数料取られ、買い替えた株は落ち続けて、実質数百万の損を出している。 ババにすれば、専業主婦といいつつもパートに出て家計を支えてきたと考えている。夫(ジジ)が手にした退職金や貯蓄は、夫だけが築きあげたものではなく夫婦二人でこしらえたものだと考えている。それを見ず知らずの誰かの電話での一言がある度に減っていくのが腹立たしい。なのに、それについて意見を言うと「うるさい」という反応しか示さない夫が歯がゆい。 でもふと想像した。ジジからすると、自分がウン十年働いて手にしたお金を、自分で運用するのになんでケチ付けるんだ。そう思っているんじゃないか。ウン十年も家族のために、欲しいものも我慢して働いてきたのだから、定年後くらい自由に自分のお金を動かしたい。それがわからんのか?!だから聞く耳持たないんじゃないかと。 結局、専業主婦はリスクの高い生き方なんだと思った。ジジババの夫婦関係は悪くはないと思っている。でも、やっぱり何か人間として対等じゃない印象がいつもつきまとっている。どうころんでも「養った人間」と「養ってもらった人間」という枠組みから踏み出せない夫婦関係があるようで怖いと感じた。そして、それをまったく自覚できないでいるという事自体が救いがないような気がした。 キレイゴトは止めにして、やっぱり生きて行くためにはそれ相応のお金が必要であり、大のオトナがオトナに依存しちゃいけないんだと改めて思った。70歳にもなって、その関係を修復するのはあまりにも難し過ぎる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/03/22 03:19:23 PM
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