写真洗浄ボランティア
富士フィルムさん主催の写真洗浄ボランティアに参加してきました。このボランティアは東北大震災で被災した写真を洗ってアルバムに詰め直して持ち主を探すというものです。こういう取り組みはメディアでも取り上げらているのでご存知の方もいるかも。今回のボラは「アルバム」に特化していたので、本当にキラキラした思い出の山ばかりだったんです。生まれた瞬間の赤ちゃんが3歳になるまでの大作とか、町内会旅行のアルバムとか(1枚1枚写真裏に名前入り!)、結婚式・新婚旅行のアルバムとか。実際はあの震災から4ヶ月が経過し、塩水やバクテリアに浸食された写真はなかなか難しいものでした。水で振り洗いなどをするのですが、一瞬で画像が流れちゃうものとかも結構あったんです…。たぶん腐食の理由は様々で、泥に浸かっちゃった写真などはもう仕方がないんですけど…。洗浄したチームで(勝手に)対策みたいのを考えてみました。とりあえず「銀塩写真」、これは絶対!でおうちプリンターは不可!写真の紙も重要で純正品を使用している写真がイチバンでした。そして、ツルツルのものよりマット、マットより絹目、が良かった気がします。アルバムもペリペリ剥してその間に貼るタイプのものが機密性があって、貼る枚数も多すぎない方が良かったです。そんな側面を考えながらも気持ちはやっぱり被災者の方へ。この写真の持ち主の方がこの写真を笑顔で見られる日がくると良いな。そう願わずはいられない1日でした。※写真はボラ全員の集合写真。