テーマ:鉄道(23102)
カテゴリ:名鉄
新5000系登場記念、機器流用車紹介は3回目です。前回に「次回は3300系(2代目)をご紹介」と書いて締めましたが、ちょっと後回しにして今回は3700系(2代目)などの“HL車”を紹介したいと思います。
まず“HL”ってなんだ?ってことですが、「間接非自動制御」って子どもの頃買ってもらった“保育者カラーブックス 名鉄”には書いてありました。ノッチを手動で進めていく方式だそうです。対する“AL”は「間接自動制御」で自動でノッチが進段する方式で今の電車はほとんどですね。 詳しいことは…自分でググってください(^_^; 機械には弱いモンで(^_^; ○3700系(2代目) 3719F posted by (C)りんてつ 3700系(2代目)は愛電、三河鉄道など名鉄の前身会社の雑多な木造車を鋼鉄車体にしてサービスアップを図るために1957年に登場しました。 三河線など支線直通特急にも使用するためクロスシートを採用し、5500系などでも採用された“チョコツートン”の塗装を纏って登場しました。 ○3730・3770系 6800系と3730系 知立にて posted by (C)りんてつ 3759F posted by (C)りんてつ 1964年からは半鋼製(車体は鋼製)のHL車(旧愛電の3200形、初代3300形など)の更新を目的して3730系が登場しました。 ラッシュ時対策から名鉄で初めて両開きの客用扉を採用し、ロングシートになりました。運転台も踏切事故対策で高運転台化されています。 一部はクロスシートで登場し、3770系と分けられました。(後に3730系もクロスシート化した車両があります) ○3780系 3780系 posted by (C)りんてつ 1966年に支線系の冷房化を進めるために登場しました。HL車で初めて冷房装置を搭載、前面もパノラマミックウインドウを採用してイメージ時を一新しました。 なによりも周囲を驚かせたのが塗装でパープル1色で登場したそうです(^_^; この色は長続きしなかったようです。 各形式とも低性能がたたって主に支線で活躍しました。独立路線の瀬戸線に移動した車両もありました。 3763F 団体列車 すたじおHappy2 5周年記念号 posted by (C)りんてつ 地味で目立たず、ファンにもあまり注目されなかった3700系ですが末期には注目されて団体列車(団体列車を企画された知多半田弥富様のサイトです)なども走りました♪(実は乗車しました♪) そしてさよなら運転も行なわれました。(こちらは乗れずでした…) 豊鉄 1750系 posted by (C)りんてつ HL車は豊橋鉄道と高松琴平電鉄に移籍した車両もいました。豊鉄では冷房化されて1500V昇圧時まで走りました。琴電の車両はカルダン駆動化されて活躍したそうです。 ちなみに初代3700系は戦後すぐに国鉄63形が割り当て供給されて誕生しましたが、20m級車体で運行可能な区間に制約があったため持て余し、2年ほどで小田急と東武に売却されたそうです。 次回は旧型車にパノラマカーの車体を乗っけてしまった7300系をご紹介します♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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