うさと愛と、音楽のあふれる日々

22日（金）夜にはとても得がたい経験をすることができました。
２週間ほど前から、アパートや地域のあちこちに張り紙があって、とても興味を惹かれていたものでした。
18:15に「gather to carol」、そして19:30からはキャロルする人もしない人も、after carol party に来ませんかというお誘いです。
そして、この催しはこの corner（ひじょーにローカルな場所ですが）の伝統ですとまで書いてあるのです。

きっと、伝統というからには、「キャロル隊」みたいなのがいて、普段歌っていない人もそれに混じって歌えばいいんだろう、やったこともないし、楽しそうじゃない、ということで半強制的にだんなちゃんも参加することに決定♪

こう言うと大げさですが、ここに来て改めて私は「音楽がないと生きていけない」と感じていて、音楽に関わりのあるものであれば、信仰など関係なく触れていたいと思っていたのです。
そう、No Music No Life！っすよ（こりゃラジオ局のコピーでしたか）。

かと言って、アパートの部屋は割と中の音が漏れやすく、一人で歌って・・・というのも気が引けます（住人はあまり気にしないらしく、ステレオの音がバンバン聞こえてくるお宅もありますが）

このパーティは、そんな私にとってとても魅力的なイベントでした。

もう一つ心強かったのは、キャロルの集合場所が、ご夫妻とも英語名なのですが、苗字が日本名のお宅だったことです。
この地域に来てから、日本人に出会ったことがなかったのです。
駅の反対側に、中国・韓国の方々の小さなコミュニティーがあるのは見かけましたが・・・

キャロルの時間にお宅に伺うと、私たちをいれて10人強しかいませんでした。
そして、初お目見えの私たち夫婦をとても歓迎してくれました。
そのお宅の奥様のほうはアメリカ人でしたが、日本語で話しかけて下さったんです。

「誰も来なかったらどうしようかと思ったわー！」とか言っているところを見ると、「キャロル隊」があるんじゃなくて、ぶっつけでメンバーを集めて歌うだけのようです・・・☆
そして、10数曲の歌詞を印刷した紙を配って、「じゃあ練習しましょう」と伴奏もなしに始まりました。

http://www.ylw.mmtr.or.jp/~johnkoji/hymn/xmas/index-j.html

で、耳覚えのある曲を予習してあったのですが、前半はともかく、後半の数曲は全く初耳の曲でした。

そして、「じゃあ行きましょう」
え？
どこ行くの？？
なんと、通りの向かいにある、立派なアパートメントのロビーに行って、披露するらしい・・・
そうか、キャロルって、ただ歌うだけじゃなくて、色々なところへ賛美歌を歌って回ることだったのね・・・
とやっと分かりました。

３軒のアパートを回って、うち１軒はキャロルのメンバーがいたから入れたけど、聴衆はロビーのソファーだけ（笑）、１軒は聴衆がいなくて入れない、ということで終了～。

初めは行かないつもりだったパーティにも顔を出してみました。
とても立派なお宅で、キャロルには来ていなかった方々も続々と集まってきました。
お子さん連れの方々も♪

即席キャロル隊には二人のスター（ご夫婦）がいらっしゃいまして、とてもつやのある美しい歌声で全員を盛り立てて下さいました。
パーティのときにお話を伺ったところ、本職は別のことをしているのだけれど、ニュージャージーのあちこちでご夫妻でコンサートを開いたりする本業の方たちだったのです。

私に、「あなたはとても良く harmonize していたわね」と言って下さいました。
良く知っている曲は、何気にハモってみたのです♪
（それに乗じて「silent night」ではズルして下のパートに転向する男性が続出☆）
とても楽しく歌うことができました。

昔だったら、だんなちゃんは自分が歌うイベントになんて参加してくれなかったと思いますが、ここ２年間横浜ローカルの「期間限定コーラス隊（日記ご参照下さい）」に一緒に（半強制的に）参加してきたので、抵抗が少なくなっていたのでしょう。
こうやって一緒に「carol体験」をできたことに感謝です♪