カテゴリ:ニュージャージーに来たよ
大晦日のカウントダウンを盛り上げるイベントは、夜7時頃から始まりました。
12/31の日記(つづき)です。 カウントダウンまでの数時間、町の中心部の多くの建物がイベント会場となり、音楽・ショー・マジック・アートの展示・子供の遊び場などが行われます。 時間帯によって、それぞれ違う催しがあり、参加者は好きなところに入って楽しむことができます。 つまり、好きな音楽聴き放題なんですよ!! 私はもうニコニコのイベントです~。 9時半ごろには、催しの中休みがあって、その時間帯は、花火があります。 私たちが聴きに行ったのは、 ケルティック音楽のアンサンブル、歌とダンス「Dugan's Hooligans」 ビバップにこだわったジャズ、「Stein Brothers Quartet」 世界の民族音楽を演奏する「Guy Mendilow Band」 男女混成のポップグループ「Mad Agnes」 の4つです。 ケルトと民俗音楽は、だんなちゃんのリクエストで行くことに決めました。 音楽には詳しくない人なんですが、何か心に響くものがあるそうな。 昔、私の少しお世話になったミュージシャンでやはりプリミティブなものを取り入れている方達のライブに行った時も、だんなちゃんはいたくお気に入りだったし・・・。 (ご存じの方もあるかもしれませんが、Percussion花さんたちのユニット「天鼓」です。) そして、アフリカの音楽はちょっと違うんだそうです。なんのこっちゃ・・・ Dugan's Hooligans は、親子4人のアンサンブルで、息子さんがフィドルをバリバリ弾きこなし、娘さんは歌に踊りに笛(フルート等いろいろ)となかなかの腕前でした。 まだローティーン世代です。 うーん、やっぱりフィドルやりたくなっちゃいますねぇ。 フィドルっていうのは、このときまで忘れていたのですが、バイオリンのことです。 そして、Guy Mendilow ですが、これがまた良かったです。 民俗音楽の楽器というのは、西洋音楽のものと違う特色があるのですが、何か一つとってみても、一つの国(地域)にしかない、ということは稀で、さまざまな名前で、世界の広い範囲で民族楽器として演奏されているものだという説明がありました。 たとえば、手で弾く小さーな鉄琴みたいな楽器「カリンバ」ですが、これはインドネシアにも、アフリカにもあります。そして、「カリンバ」以外の名前が100個近くあったりするんだそうです。 きっと、シルクロードに乗って?世界各地に広まって行ったんでしょうね・・・? だから、楽器の名前はあえて紹介されませんでした。 それと、Guy さんは、なんと、倍音シンガーでもあります。 チベットとかの特殊な発声法で、一人の人が2つの高さの声を同時に出すものがありますが、それです。 倍音唱法は、「天鼓」のライブでも聴いたことがあったので、だんなちゃんは大喜びでした。 彼らの演奏はほんとに素晴らしかったので、記念にCD(ライブ盤)を買いました。 うちに帰って調べてみたところ、聴きに行った4者は、(というかイベント出演者全体がそうなのですが)全米でメジャーに紹介されていることはないようです。 Amazon.com でCDを入手できるものもありますが、限りなく自主製作に近そう。 (その中でも Guy はやや Big な印象がありましたが) 結局、ニュージャージーなど北東部でまあまあ知られているミュージシャンが来てくれているんでしょう。 次回はイベントについて、もう少し詳しく書いてみたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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