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カテゴリ:映画の話
前の職場の友達と午前中は佐伯祐三展、午後からは梅田の映画館へ「おくりびと」を見に行ってきた。
この佐伯祐三展、確か日記に書いた記憶があったので、過去の日記を辿ると2004年11月1日だった。(過去の日記貼り付けようかと思ったけど失敗。興味ある方は見てね。) やっぱりこうして日記をつけるのっていいもんだな~~てわけで、今日はホントは18日なんだけど、頑張って書き留めておこう~~ 今回は佐伯氏没後80年記念とかでほとんどの作品が揃ってた。 しかも、初公開と言われる『カフェ・タバ』もあり、感激 5章からなる構成もすごくわかりやすくて、たぶん3回目となる佐伯展だが、今回のが一番よかったかも。 初公開というこの『カフェ・タバ』って、タバコ屋サン兼カフェらしい。 って、そのまんまなんやね。 個人の蔵で何十年も眠ってただなんて、単純な私はそれだけでロマンだわ~~ 絵は張り出した黄色のテント屋根の色が以外と可愛らしく、全体的に柔らかい印象で、これまた新鮮だった。 なんせ、午後の予定が控えてたので2時間弱しか時間がなく、残念。 ホントはもっとじっくり鑑賞したかった。 一緒に見た友達と後で気に入った作品を語り合った時に、同じような作品で笑ってしまった。この友達とは結構好みが似てるのだ。 お互い、やっぱり渡仏2度目の作品に好みが集中してて、それでも晩年のじゃなくパリの風景だったり、カフェシリーズだったり。 ここらへんが、やっぱり万人の好みなのかなと思ってみたり。 2004年の自分の感想を読むと、エラく郵便配達夫の2作品に感動してたけど、今回はさほど感じなかった。 その時の心境とかもあるのかな?? 今回は、モランの風景を見て当時このキャンパスの前に佐伯氏が実際向って命を削ってまで描き続けたのを想像したら、胸がちょっと痛くなる思いがした。 いずれにしても、佐伯氏の色彩感覚とか、タッチはやっぱり好きだわ。 映画の話はちょっと後で。 さて、映画「おくりびと」 チェロのテーマ曲がいいな~~。 もっくん、綺麗~~ 全体的に綺麗に仕上げた映画っていうのが印象。 涙腺はところどころ崩壊したけどね。 やっぱり私くらいの年齢になると、身近に死を感じるのは親世代になるわけで。 ちょっと身につまされるような内容だった。 それと、もっくんの奥さんのヒロスエちゃんがようできたエエ嫁で、ちょっとありえんやろ~と突っ込みたくなるのは、鬼ヨメの僻みだろうか。 実父とのラストとかも、綺麗にまとめすぎ感があったけど、全体的には日本映画らしい情感に響く映画だった。 ただ、、、、、 自分が死んだら、あんな風に親類一同の前で見世物みたいになるのはやっぱりヤだなぁ。 こういうのって、ホントの家族だけで十分って思うわ。 そういえば、義父が亡くなった時に、納棺師さんは見なかったけど、私が着く前に済ませてたんだろうか。 実際、こんなことが行なわれてるなんて、ホントに知らなかった。 そう思えば、やっぱり義父も親近者だけの前で綺麗にしてもらえたのかな。 うんうん、それがいいよねぇ。 とまぁ、映画を見ながらいろいろ考えた次第。 ちなみに回りは圧倒的に50代60代以上と思われるオバサマかご夫婦ばっかりで、私たちかなり若手でした。 だからか、劇場内がいつも見てる時のリアクションとは明らかに違ってて、完全にお茶の間劇場化されてたのが、おかしかったわ。 みんな勝手に喋りすぎっしょ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 19, 2008 02:21:46 PM
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