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カテゴリ:映画の話
またまた行ってきた、マニアック映画。
これは、新聞評と映画館で見た予告編で、絶対見る!と決めてた映画。 予想通り、いつ切られてもおかしくない動員状況。 10月末に行った二度目の「落下の王国」は、やっぱり満員御礼で、その時すでにこの映画は封切られて間がなかったけど、動員数が伸びないんでいつまでやってるかはお答えできないと言われてたのだ。 やっててよかったよ~~ 小さい映画館に数十人の観客。 ケド、映画はすご~~~~~くよかった。 よかったって言葉が合うかどうかはわかんないけど、私にはぴたりとハマった。 かの宮廷画家、ゴヤの視点で見た動乱のスペインの話。 独身の時、プラド美術館で見たゴヤの絵画の数々は、やたらとおどろおどろして薄気味悪くて、それでも、宮廷時代の絵には興味があったから、なんでこんな極端な絵を描くヒトだったんだろ~くらいの印象だった。 写真のないあの時代にゴヤが晩年描き続けた黒い絵と呼ばれるシリーズは、あの時代を映すモノだったんだ~と改めて気付いた次第。 報道カメラマンであり、ジャーナリストでもあったのね。 お話は、異端審問で人生を狂わされた清らかな少女とインチキ神父の生涯がゴヤの目を通して、描かれてるんだけど、ラストシーンで初めて涙がじゅるっと出る映画。 それまでは、なんかもう悲惨つかえげつないつか、救いようのない話なんだけど、キリスト教のお話なんで、最後は赦しの精神なのかなぁ。 ともかく、主演のナタリーポートマンが素晴らしくて涙が止まらなかった。 ああいう時代がホントにあったこと自体が信じられない。 歴史と宗教に疎い私なんで、あの映画の神髄に触れることが出来たかどうかは、まゆつばだけど、知っておいて損はないってカンジ。 どこの国にも恐ろしい時代ってホントにあったのよねぇ。 同じナタリーポートマンが出てる「ブーリン家の姉妹」もぜひとも見たい映画なんだけど、マニアック映画の友がこれには興味がないらしい。 来週は、趣を変えて「ハッピーフライト」を見に行く予定。 他にも見たい映画が一杯あって、どうにも予定が立たないわよん。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 14, 2008 05:40:40 PM
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