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カテゴリ:子供の不思議くん
告知、する人しない人さまざまだと思います。性格や成長度合いや家庭環境…。
我が家ではかなり早くまりんには打ち明けました。スカイのこともパパのことも。 まりんは勘の良いコでいろんなことに自分で気が付きます。サンタクロースが実在しないことにもわりと早く気が付きました。 ミッキーマウスの中身が人間なのも三歳で自分で気が付きました(笑)。サンタさんも同じ頃から疑問をもち…何度か聞かれたりしたけれど り~る『サンタさんはホントにいるんだよ(^-^)bでもね、子供もたくさんいるでしょ?だからサンタさんもたくさんたくさんいるの。でね、みんなが赤い洋服で白いひげのおじいさんではないんだよ。いろんな年齢や男の人女の人もいてね、だけど子供にとってはそのコの欲しいものを知ってる本物のサンタさんなんだよ』 そう、話してきました。『サンタなんていないじゃない嘘ついた』そう言われてしまうのはイヤだから傷付けたくなかったから。だから まりん『本物のサンタっていないんでしょ?』 最近になりそう聞かれた時はドキっとしました。でも り~る『いるよ(^-^)b誰よりもまりんを知ってる、赤い服を着てないしひげもないけど…まりんだけの本物のサンタさん。ずっとそう、話してきたでしょ?』 まりん『…(*^_^*)ほんとだ』 り~る『ママうそ言ってないもん。ね(^-^)b絵本のサンタさんと違っていても、そのコのこと誰よりも知ってる、サンタさんだよ』 まりん『ママでしょう(*^_^*)』 まりんは1番大好きなママがサンタさんで嬉しかったようです。普通はパパなんだろうけどな…うちはママ…でした。 いまでは…サンタクロースを信じてるスカイに『サンタさんとして』プレゼントをあげたいと言い出し、スカイの夢を壊さないよう、サンタさんの話を真剣にはなすスカイの笑顔を優しく見守ってくれるようになりました。 そんなまりんだから、パパやスカイが普通と違っていることには敏感です。まりんは一年生の時にはスカイのことを理解してくれていました。 はなすのが早いと言う人もいるかもしれないけど、小さい時から障害がある人に偏見をもたずに育ってきた(身近に発達障害のコがいた)まりんには、すんなり受けとめられたようです。 そして、今はり~るにとって世界で一番の…スカイとパパにとっても二番目(一番はり~る(笑))の理解者です。 発達障害の本を立ち読みする時(買わないのはなかなか思った本にめぐりあえない)にもまりんは一緒に読んでくれ、理解を深めようとしてくれます。 そのそばで楽しそうにパパと遊んでいるスカイ。大きな本屋さんで発達障害のコーナーは空いているから邪魔にならないんです。 真剣なり~るとまりんを尻目に笑いあうパパとスカイ…パパなんて 『今度はり~るちゃんがうちのことを本に書く番だ~売れるよ』 書けないし売れないって…第一そんなことしたら、世間にカミングアウトしちゃうんだよ?職場どうするの?もう…考えて言いなさいよ~… それでも楽しそうに笑いあうパパとスカイ。幸せだよ、君達は(笑)。 まりんは…パパとの会話に緊張することがよくあり、り~るがいるときは(遊ぶとき以外)たいていり~るを通して会話しようとします。 パパとは会話のキャッチボールができないのを知ってるから。数値ではでていないけど、り~るが話しているかぎり…まりんのほうがパパより精神的に上だな、と思うことが増えてきました。 パパがおやつや遊びでだだをこねると、まりんが譲ることもしばしば。たまに、あまりにも理不尽な時はまりんが泣いちゃうこともあるけれど。 もちろんり~るがフォローします。 まりんに二人の障害を話してよかった?と聞くと…知らなかったら『なんであたしだけ』と思うしスカイも可愛くなくて『ずるい』と思ったから聞いてよかったと言ってくれました。 それぞれ違いますが、我が家にとってはきょうだい児には告知してよかったことになります。り~るにとっても、誰よりも心強い味方です。 学校に行く時や休み時間なんかもホントに的確にフォローしてくれるようになりました。もちろん、まりんに負担になりすぎないように気配りと、感謝の気持ちを伝えるのは忘れないようにしているけれど。 悲しいけれども、障害者を指差し我が子を怒る時に『悪いコはあんなふうになっちゃうよ』と言う大人がいます。顔をしかめたり目を背けたり。 確かに…思いがけない行動をとられて驚いたり、怖い思いをすることもあるかもしれません。ちょっと自分と違うことへの違和感や恐怖はしかたがない。 でも、『悪いこはあんなふうに…』は間違っている!絶対に! 最近テレビに四肢と顔にあきらかに(詳しくわかりませんが病後の?)障害をみてとれる方がでていました。真剣に見ている子供たち。 り~る『昔ね、ああいう人たちを一箇所に閉じ込めてひどいことしたんだよ』 まりん『なんでそんなことするの…みんな好きでああなったわけじゃないのに』 スカイ『自分だってなるかもしれないのに(-"-;)』 先天性じゃなくたって事故や病気で障害をもつことだってあるのに…健常者は『自分はならない』『自分は違う』そう、信じてる。 自分がそうだったら? みんなが(もちろんり~るも含めて)そう思えたら世の中もう少し過ごしやすくなるのかな…そんなふうにまりんと話ました。 まりんがいてくれるから、り~るは…ママは頑張れます。まりんも優しく育ってくれたから…やっぱり話してよかった。 余談ですが…まりんは性同一性障害とか同姓愛とかにも理解をしめす…というか(わかっていて)偏見を持っていません。 偏見って…大人が『変だよ』『普通じゃないよ』って…子供に植え付けて育てているように思います…… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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