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カテゴリ:成人自閉症さん
疲れたパパは実家でうたた寝をしていました。
翌日は10日ぶりの休みだったのでそっとしておくことに。 一時間後目覚めたパパ。り~るはまりんに 「パパにお茶渡して」と言いました。 パパはソファの上で「ちょっとまって」って。 まりんはお茶をどうしていいかわからず困惑しておろおろ。 するとパパが 「まりん最近なんで落ち着きないの?待ってっていってるでしょ? どうして?なんでなの??」←まだまだ続くしつこい まりんは顔がこわばる。 なんでかっていうと、パパはいつも「早く早く」というのです。 「ティッシュとって」「お茶とって」「鉛筆とって」等々・・・・ なんでもり~るやまりんやスカイに頼んで自分でやらない。 り~るも「かちん」ときて 「パパがいつも早く早くっていうからでしょ?いっつもまりんもり~るも あわせているじゃない。何いってるかわかんない!だいいちしつこい」 って言ってしまいました。 パパはあと無言。り~るもなんだか嫌で子供たちとだけ話をして家に帰ってきた。 帰宅後もパパとは会話なし。だって、パパは納得していない。 パパは納得しないと話さないし、黙り込む。 で、り~るはそんな部分が嫌い。 ほったらかしておいた。だって話しかけても会話にならないし・・・ 喧嘩になったらパパが泣いてしまうので・・り~るはうんざりしちゃうだけ。 り~るが泣くこともできないので、話さないのが一番。 そのまま、リビングで布団を敷いて寝てしまうパパ(いつものことでり~るたちは寝室)。 り~るはお風呂に行き、パパが寝てから寝室へ。 明け方気配を感じて目覚めると、パパがベッドの脇に立っていた。 またほっといて目をつぶる、り~る。 そしたら、パパは狭いベッドの下(脇)に座って、ベッドで寝ているり~るの膝にちょこんと頭を預ける。 大きな体を折りたたみ、狭い中そのまま眠り始めた。 まるで、いつもり~るの足にからまって寝ているにゃんのようだ。 にゃんは、必ずり~るにからまって寝る。足に抱きついたり、枕にしたり。 おかげで足は傷だらけ・・ (しかたないなあ・・・・(*^^)))) 「パパさん(り~るはパパの名前に「さん」づけで呼ぶ)体痛くなるよ? お布団に行こうね?」 と促し、り~るはりらたんをだっこしてパパの布団があるリビングへ。 パパは黙って目をこすり、自分の布団にごろん。そばにりらたんを置いてやる。 りらたんをだっこし、り~るを追いかけてきた「にゃん」を抱き寄せた。 にゃんはり~るの顔をじっと見て、本当はり~るのそばに来たそう。 にゃんに心で話しかける。 (パパさんのそばにいてあげてね) 布団の脇に座っているり~るを確かめると眠り始めるパパ。 ・・・・り~ると一緒に寝ようとか思わないのか、この男は・・・・←心の声(笑) と、思いつつ・・・黙って見守ってる。 と、にゃんが離れる。 パパが「にゃんちゃあああん、いかないでえええ」と起き上がった。 にゃんは、のっそりとり~るの膝に落ち着く。 前の日の気まずさはどこかに行ってしまう。これがいつもの我が家。 パパの「眼」からは前の日の変な雰囲気は消えていた。 仲直りをするでもないけど、引きずらない。 でも、まるで母親みたいだな・・・とり~るはちょっと、寂しくなる。 ふと見ると、りらたんはパパの手でお布団に寝かされていた。 幸せ、だよな・・・笑みがこぼれる。だけど・・・・ ちょびっと、寂しかったりもするのです・・・ り~るは、母親ではないの。 パパさん・・・・・・・・ パパは子供の心だから、仕方ないけど・・・・・ り~るは大人なんですよ・・ り~るはコミュニケーションとりたいです。会話もしたいし、わかってほしい。 って・・・無理ってわかっているんだけどね・・ 最近ちょびいっと、ブルーかな。 昨日、両親との出先で(おそらく二個前の日記でパパが前に言っていたのと同じ)ツバメの巣を見つけた。 見ると、巣立ったと思っていたヒナが巣にいた。 り~る「巣立ちはしたけど、まだ実家(?)にいるんだね」 って写真を送ると、嬉しそうなパパからの返信メール。 「まだいたんだね(*^ ^*)みんなで一緒なんだよね?」 やっぱりみんな一緒にこだわるパパ。 可愛いなあと思う。 だけどね、お願い。やっぱり、もう少し・・・言葉をください☆ ・・・ね? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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