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あんどうりす の りす便り

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2006年09月11日
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カテゴリ:防災
 すっかりごぶさた。この間、東京ガス主催の防災イベントの講師をしたり、あちこちで講師をしてました。
 そこで、おもしろいなと思ったのは、ママとママ以外の防災用品に対する意識の違い。
 
 独身の方たちは、おもしろい防災グッズにぴぴぴとくる傾向がある。
 じぶんが使っていかに楽しいか。素敵か。

 防災用品のナイフの項目で、男の人が著者だったりすると、やたら力が入っているのも、同じ理由なのだろう。

 対してママたちは、やはり、いかにこどもの命を守るか、そして使えるかにとっても敏感だ。
 必要最小限のものでというところへの、感度もとても高い。
 
 そんなわけで、子ども向けの楽しい防災イベントであることから、1日目はこどもを意識した内容で話しをしたが、2日目は、こどもに我慢してもらって、ママむけにしっかりトークすることにした。

 著作では書いたのだが、1時間の講演では、必ずしも触れる事ができないエマージエンシーシートの落とし穴についても話しをした。やはりご存知ない方がおおいと実感している。

 この商品、名前からして、緊急時の救命道具だし、値段も600円くらいなので、まずこれから揃える人も少なくない。
 しかし、例えば、これは、体温が34度以下になっている。外傷が著しく自分で体温を保てない。寒い時、野外でやむなくビバーグする。そんな時に使われるものだ。
 地震=エマージェンシーではない。避難所などで寒いからといって、乳児には絶対使うべきではない。なぜなら、通気性がないので、ただでさえ熱がこもりやすい乳児は、汗をかきすぎるか、熱中症状になる怖れがある。しかも、口がふさがれると、窒息のおそれがある。

 むかしから、このアルミ蒸着フィルムはあったが、ちゃんと「窒息のおそれあり」と書いてあった。ところが、防災用品として、大量に販売されるようになると、全く書いていないものを多く見かける。

 私がアウトドア用品を防災用品として特にすすめるのは、最も実用的であるというのが理由だが、それには、おおくの人に極限の自然状態でテストされ、発展してきたという安心感があるからだ。
 しかし、防災用品としてあるもののなかには、売ってる人すら使った事がないのではないかと疑念を抱く事が少なくない。
 乳児であれば、おかあさんの抱っこが一番いい。
 これに、おっぱいがあれば、安心のホルモンもだしてくれるので、なおいい。

 おかあさんがいないばあいでも、誰かに抱っこや添い寝をしてもらえばいいし、シートにくるむ場面は、あまり想定できない。

 さらに、幼児ではどうか。空気をまったくいれないでおいた場合に、熱が保てる構造なので、じっとしていることなど想像できない彼らがどれほど暖められるか疑問。むしろ、いつも防寒の服をちゃんとしておくほうがずっと効率的だし、重要だと思っている。寝る時も防寒をしっかりすると、暖房代も減るしね!

 というわけで、防災用具のカタログに、シートに親子でくるまれている写真などあると、うーんとうなってしまうのでありました。

 寝ていたとしても、子どもがふとんをはぎ取ってしまうのを心配しているお母さんが少なくないのに、起きていてじっとしているなんてありえない~。

 お父さんが帰宅する途中でビバーグするには、ほんとうに役にたつと思うんだけどね。

 さてさて、話し変わって、ひさびさの夜泣き。
 どうも寝てる時唇をかんだみたいで、泣きわめき、かーちゃんだっこーと抱っこしてあげても、ちがうちがうとかいって、泣き続け怒り泣き。
 眠いーと言って怒ってないて、眠れなくなっている。。
 あー。もー。寝ればいいじゃんと思うのですが、苦手だからね~。寝るのが。

 30分ほど、どーにもなんないから、ドライブに連れて行く事に。
 外にでると、けっこう冷静になって、月がついてくるよ~。なんていってる。
泣いた事も冷静にみれてきたようで、飼い主がクルマを走らせると、ものの5分で眠りに落ちた。

首もぐったりして、息づかいも深いかんじ。
わたしは、飼い主に、次の話しをした。

ご近所のママの上の子はもう中学生だから、ふたごのママで大変なのに、とっても達観している。
なるほどーと思わせてくれる英知にみちているのだ。
そのママがいうには、
上の子でも、小学3年せいくらいまで、夜がこわいといって泣く事もあったので、
もっと赤ちゃんの子どもたちが夜泣きするのも、無理ないよね~とのこと。

なるほどね~。いま実感するわ。わたしは、飼い主につぶやいた。

「やっぱり経験者は違うよね~」

すると、息子。
突如、睡魔を振り切り、かっと目を見開き言った。

「救急車が速い????どこ?」

あちゃ~~。せっかくせっかく苦労して寝かせたのに。。。
がっくし。なんでそれで起きるの~~~

しばらく誤解を解く為に、救急車と経験者の違いを説明して、納得したあと、
またまたしばらくしてから寝ました。。ああ。びっくりした。



 





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Last updated  2006年09月11日 16時32分09秒
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