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あんどうりす の りす便り

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2007年03月26日
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カテゴリ:防災
 3月24日、埼玉県のNPOの自然塾で幼稚園卒業以上の小学生むけの防災講座の講師として参加した。
 みなと、一緒にふりかえった地震のこわさ。

 地震は、何がこわいと思いますか?

 命を失うおそれがあること。いつくるかわからない事。日本じゅう、どこでも大地震が起こる可能性が高い事。

 今回は、未知の断層だという。結局、日本列島の出来方からすれば、特に危険な場所は、わかっていても、地震がこないといえる場所は、ないと思った方がいい。

 この企画には、当初から、加わりアドバイスをした。
 その際、被災したことがある人とない人で、大きくイメージが違った事がひとつある。
 
 それは、わたしが、いつも言い続けている事、被災者みなが、いい続けていることなのだが、

 命さえあれば、あとは、なんとでもできる(すべき)ということだ。

 報道は、こらからライフラインのことにうつるだろう。
もちろん、ライフラインは、とても大事。まわりの人は、確保に走らねばならない。

 しかし、どんなに潰れた家が画面にうつっていても、潰れる瞬間の映像は、みることがなかなかできない。

 その場で、どうやって生き残るか。それを伝えたかった。

 このような企画、ともすると、火起こしのやりかたとか、救助食の試食とかにおわっていまったりすることも多い。火起こしは、楽しい。もちろんやったら自信につながるのはよくわかる。企画にもしやすい。

 しかし、それは、生き残った後の話。

 固定されていないものは、テレビだろうと冷蔵庫だろうと、飛んでくるものなのだ。

 どうやって命を守る?

 あらかじめできること。。家具の固定。家の対策。
現場の再現のディスプレイ(これが力作ですばらしかった)をもとに、子供たちが自分で討論して考えるスタイルが午前中の企画だった。

 ブロック塀は、とてもこわい。

 どうやって助ける?

 重いものをもちあげる方法(テコをつかう)を、はやくから理解しているほうがいい。
ジャッキも、タイヤ交換を子供と一緒にするようにして、少なくとも、どこに置いてあるかは、理解させておくほうがいい。

 ジャッキ、バールは、一番やくにたつ救出道具だ。
 子供だけでは、もちろん、危険なのだが、いざというとき、大人が助けられるかもわからないのだ。


 トイレに閉じ込められたシミレーションでは、狭い場所からの脱出の仕方を実演した。
 壁に足をつっぱって、その力を利用して、両手をフリーにして、手をつっぱり足をあげていく方法だ。

 これは、普段からトイレに登れ!木に、石垣に登っておけ!とアドバイスしておいた。
 自分で考え、自分で判断し、行動しろ

 普段から、しっかり遊んでいたら、こういうとき、きっと役立つ。

後半は、消防署ハイパーレスキューの人のお話。

この方、息子の園の卒業生のパパというご縁でびっくり。
新潟中越地震で、クルマのなかから、優太ちゃん救出作戦に加わり、一番に優太ちゃんの声を聞いた方なのだ。

 現場での生々しい声をおききした。
火事現場での人の救出の仕方も勉強になった。

ドラマであるみたいに、視界良好なんてありえない。
煙だらけなので、壁をつたって、中にはいる。
壁をつたって、外にでる。
そんな技をおしえていただいた。

もちろん低い姿勢で。

地震発生でおもったこと。
多くの人が、生き残れるよう、もっとこの講演を続けなくはないけないな。。
重要性をあらためて感じた。

今日は、上石神井で、4月には、日野、中野 他で講演予定。

興味のあるかたは、御連絡くださいませ。
ママむけ、おこさまむけの視点で生き残るアドバイスをしたいです。
 





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Last updated  2007年03月26日 06時40分00秒
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