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あんどうりす の りす便り

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2007年06月11日
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カテゴリ:防災
雷が鳴る事が多いこのごろ。

アウトドアの世界では、雷について最新情報を知る機会も多いけれど、
それは、皆にはあまり知られていないみたいと気づきました。

で、まとめていた矢先、

三毳(みかも)山の尾根付近で落雷、
近くのハイキングコースを歩いていた中学生6人が、
手足のしびれを訴え、病院に運ばれたというニュースを知りました。

報道の中には、雷注意報がでていたのに、無視したからと読めなくもない記事もあります。
実際のところは、どうだったか、今後の報道を待つしかないですが、(あるかなあ?ともおもうけど)

でも、みなに知っておいてほしいのは、
警報がでたから、避難したって時すでに遅しのケースもあるということです。
局地の気象情報ですから、情報が遅れることもあるからです。

で、防災レクチャーでもお話しているのですが、
誰かの判断を待つのではなく、自己判断で、行動しなければならない時もあるということを
わかっていてほしいのですが。。。

これでも、まだ抽象的でわかりにくいですねっ(^^;)

なので、雷の具体的の話。。。

結論からいうと、以下のことを自分で判断できるようになると、よいと思います。

雷は、鳴ってからでは、すでに危険区域にはいっているんです~!すぐ避難です!

雷雲の半径20キロ以内は落雷直撃の最も危険な地域ですが、耳で落雷が聞こえるのは、10キロ前後でしかありません。
できれば40キロの時点から避難すべきといわれています。

光ってから◎秒後に雷が鳴ったから、◎キロ先だから、安心。。というのは、いまでは通用しない説です。

落雷直後に、「次の落雷がない安全時間」 というものは、存在しません。0、1秒後にも落ちるからです。


雨がひどくなってから避難というのでは逃げ遅れになっている可能性大です。

仰角45度が安全地域というのも、30m以上の高さのものには、あてはまりません。

ゴム長靴、レインコートを着ていても安全ではないし、金属類は、つけていてもかまいません。

樹の下は危険です。雨を避けるために、ついはいりがちですが、ベテラン登山家もこれで亡くなっています。
枝からも、雷がつたわってきます。

当然、テントの中、ビーチパラソルの下は、雨にうたれてるよりも危険です。

雨にうたれるときは、姿勢を低くして、足をひらいちゃだめ。

小屋に逃げても入り口付近はだめです。岩かげも同じ。
入り口にいると、人間が電気を通す橋の役目をしちゃうので、ショートブリッジとよばれる通電がおきます。



と、いろいろありますが、じゃあどうすればいいか?何故そうなるのか?

下記ののHP、とてもわかりやすいです!
図もいっぱいあります。

おこさんと一緒に勉強するにもよいリンク先などわかりやすく紹介されてます

だから、ママにおすすめ。
しっかり読んでみてくださいませ。

http://www.aobaya.jp/chishiki.html

特に、思うのですが、こどもと一緒だと、避難にも時間がかかります。
3歳以下では、歩けていても、いつもすばしっこくても、こういう時に限ってまとわりついたり、
足取りが遅かったりします。

早め早めに行動しなければいけないなあと実感しています。

ちなみにこのHP紹介されている
ストライクアラートという雷警報機はアウトドアショップでも販売されています。

今回の事件でも、先生が持っていたらよかったかも。。
学校にあってもいいかも。。。。

なんて思いました。

でも、だからといって、外で遊んでいたとか、でかけた時に雷にあったなど、フィールドで体験するからこそ、はじめて怖さも実感できるのだと思います。
(もっとも、アウトドアの世界では、リスクは自己責任で冒すべきものですが、ハザードになると、回避が原則となります。雷は一瞬でハザードになることを前提にしたうえでの話です)

雷雲でもないのに、雨がちょっとでもふれば危ないから、外にでないというのでは、
きっと、いざという時に雷の知見も乏しく、間違った行動をしてしまうように思えます。

子どもの時からフィールドにでて、フィールドから学ぶ。。
自然現象から学ぶ事はいっぱいありますよね。

3歳の息子と雷について話し合いました。
おかげですごく詳しい3歳児になっていて、避雷針探しが今、ブームです。
これも、雷のおかげです。
やっぱり自然は、よい先生だなあと思っています。





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Last updated  2007年06月11日 22時40分30秒
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