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あんどうりす の りす便り

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2007年09月08日
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カテゴリ:防災


私の講演では、防災頭巾よりもヘルメットを。子供用なら自転車用ヘルメットを代用すべしと3年前から言っていた。

そもそも、日本防災協会という団体は、存在しない。
存在するのは、日本防炎(ぼうえん)協会だ。
この点、大きな企業の広告でも間違っている所も少なくない。

日本防炎(ぼうえん)協会が認定しているのは、防炎性能(耐火)のみ。
衝撃吸収性まで試験してるのかは不明だ。

防炎のテスト内容はこちらに詳しい。これによると、衝撃吸収試験は、書かれていない。どのような方法によっているののか不明だ。

さらに、以下の中日新聞によると、日本防炎協会では、防災頭巾について、
「衝撃吸収性がずきんの二十倍あるヘルメットの方がいいが、教室内に置く場所がない。ずきんでも何もないよりはまし」とコメントしている。

要するにないよりはましという程度なのだ!

学校で座布団がわりにしているところもあるが、是非、中日新聞記事を学校関係者に見ていただいてください。
もちろん、火事には、役にたつかもしれない。
しかし、地震の訓練に使うのは、やめたほうがいいことがよくわかる。

http://www.chunichi.co.jp/article/living/life/CK2007082802044445.html

では、防災用ヘルメットを購入すべきか?
お金に余裕がある方は、以下の専用のものを是非、購入してください。
とってもよくできていると思います。
家が安全であれば、不要ですが、都会にいると、上から何が落ちてくるかわかりません。
学校も安全ではありません。



防災用品は、上をみたらきりがないくらい素晴らしいものが開発されています。
地下室、家。。。。
家が密集しない庭の広いところに皆が住めれば。。。と、思います。

しかし、最良の防災用品は、多くの人になかなか手がでないものになっている事実もすておけません。
すべての子どもに助かってほしいのです。

そのため、私は、みなが日常で使えるもので代用できるものを提案しています。。
商業ベースにのっているわけではないので、大きく宣伝されるわけではないが、
講演後のママたちからは、感謝されているのが、私の活動の支えになっています。

では、何を使うか。
子ども用の自転車ヘルメットを使ってほしい。
災害時にベストなものではないが、日常から使い方をマスターできるので、子どもでもすぐ装着できるメリットは、あります。

もっとも、側頭部など、自転車用ヘルメットでは弱い部分もあります。
災害時万全ではありません。
おうちのまわりの状況が、高層ビルであれば、災害用を購入しましょう。
ですが、それほどではないというのであったり、今はまだ、災害用はちょっとというのであれば、
自転車用くらいは購入しておきましょう。

京都府では、6歳未満の子どものヘルメット着用を条例で義務づけた
欧米では親がヘルメットを着用させていないと、虐待として通報されるところも少なくない。
京都府は、英断だったなと思っている。

サイズも小さなものからあるし、デザインも豊富だ。
玄関先においてあることがおおいだろうから、災害時にも手にしやすいといえる。
災害時に役立つものの多くは、日常で役立つものである。

再度いうが、もちろん、災害対策用のきちんとしたものを学校がそろえることにすること事に反対しているわけではない。

乳幼児では、生まれてすぐに勢いで購入できればいいのだが、その時期を失うと、2歳児で、災害専用のお買い物は難しくなっている。

毎日の生活や支払いにおわれる乳幼児の母たちが、購入可能であるとしたら、まずは自転車用ヘルメットという選択はよいではないかと思っている。

さて、さて、それでも心配はつきない。
ブロック塀でさえも、面で倒れてくるので、子どもは、ヘルメットを被っていても助からない。学校が倒壊するなら、緊急地震速報の数秒間に逃げ遅れる子どもがでてきてしまう。

ただ、古いだけの校舎ならいいが、阪神大震災のとき多かった手抜き施工もけっこうあるだろう。

どうかその時々の利益のために子どもたちが犠牲になりませんように。

最近とても納得した言葉がある。

何の為に生きるのか?という問いに
「こどもたちの未来ために、すべての人は生きているのです」
答えたという人の話をきいた。

そうか。それが人の使命だったんだ。

その場限りの利益のために、こどもの未来が犠牲になるようなら、本末転倒はなはだしいのだということが、よくわかった。
戦争が本末転倒だということも、しなやかに説明できるではないか。。。。

地域で危ないブロック塀を撤去していけるよう。。
学校の安全管理体制も、もっと考えなくては。。

やるべきことが、多くて、そして、利益のためだけの防災グッズ?と疑問に思えることも少なくなくて、このところ、希望がみえにくくなっているのだけれども、みなさんの励ましで支えられています。どうもありがとう。





おまけ
10日の船橋での無料講演は、まだ空席があります。
A-issoのHPにて、お申し込みくださいませ。










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Last updated  2007年09月09日 23時39分28秒
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