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カテゴリ:息子の観察
園で遠足に行ってきました。親が同伴でない、初めての遠足です。
ルートは、日和田山~物見山~鎌北湖 何キロかは、あとで書きますね。 小学校でも日和田山だけの遠足が多く、よく山に登る園でも、日和田山だけのコースが多い中、かなりのロングルートです。 実際、担任の先生も、前日迄、なきむしの年少さんには無理だろうということで、途中でいかにバスに乗せるかを、考えていたとか。。 でも、前日の会議で、そんな弱気でどうするという園長の励ましや、他の先生の、できるよの声で、考え直し、先生が弱気だと伝わるなと思い、どうやったら歩ききることができるのか、考えたそうです。 我が家が、この園にした、一番の理由は、上の学年の子が、ほんとによく下の学年の面倒をみてくれることでした。 自分より、弱いものをいじめてはいけない。。 施設がいいところや、理念がすばらしいところ、愛と優しさにあふれる園、食事が素晴らしいところ、園選びは、おもしろく、素晴らしいところにたくさんであいました。 けれど、自分でもびっくりしたけど、我が家の選定基準は、上記の武士道精神(笑)みたいな、素朴なところでした。 遠足でも、先生が最終的に考えた技は、上級生にたのもうというものでした。 上の子とペアになり、ずっとその子が励ましてくれるのです。 励ます方も、おもった以上の力がでるし、励まされる方も、大人にいわれるよりもずっと頑張れるもの。。 年少さんが困ったとき、すぐ上級生が手をかしてくれます。ザックにうまくしまえないときは、手伝ってくれます。 うちは、バックパックを来年買おうと思っていて、赤ちゃんのときにいただいた小さな小さな赤ちゃんザックしかないのです。それにこどもにもしまえる程度にパッキングして、準備万端でした。しかし、前夜、着替一式も入れてくださいということになり、ぱつぱつパッキングになってしまったまま、行かざるをえなかったのです(^^;) でも、上の学年のおねーちゃんが、ずーっと面倒みてくれました。 しっかり励ましてくれ、ジッパーをしめてくれました。 年長さんは、おとなだなあと思いました。 ひとりじゃ登れなかった。上の子がお世話してくれたから登れたと、年少さん、自ら感想がでていたそうです。 長い行程にもかかわらず、全員が楽しそうに帰ってきました。 おもしろかったを連発していました。 帰ってからも興奮して、また行きたいを連発していました。 次の日も、今日もおやまに行きたいと言い続けていました。 もちろん、次の日も疲れなんかないようでした。 こどもは、思ったより、ずっと力があるんだな。それをうまく引き出せるかどうかは、まわりの環境にもよるんだな。。 難しいと思った事ができて、とっても満足しているような子どもたちです。 自分たちでもできるんだ!という自信は、きっと生きていく力になるんだろうね。 親と一緒とはまた、ぜんぜん違う、素晴らしい体験をさせてくれた園と年長のみんなに感謝の一日でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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