ものぐさな更新ブログ

１３日はマクノート彗星が見えました。
Ｃ/２００６ Ｐ１(ＭｃＮａｕｇｈｔ)

既に、太陽に最も近づく近日点通過の直前で
この後は南半球でないと観測できなくなります。

１０日頃から－１～２等級と光度も増加しましたが
当地では雲があり今日まで見えませんでした。
何しろ日没もしくは日の出直前のほんの僅か

太陽からの離角（離れている角度）が約５度と
日没直後の僅かな時間のみにやっと見える程度。

７階の西窓から望むと、丁度藻岩山のスキー場辺へ日没。
ご覧の様に僅かながら雲が流れており、
諦めかけておりました。

先ずは夕焼け色の雲から
真ん中のクシが掛けたような所が市民スキー場。




ゲレンデのある部分。



念のため申し上げますが、今度は水星ではなく
彗星ですので、ヨロピク

そしてついに、１６時１５分１５秒
～同３０秒までの僅か１５秒間、姿を見せてくれました。
矢印の下にぽつんとした点状のが彗星です。
また、水星の日面通過の時を思い出してしまいます。


近日点付近の彗星の尾は角度的に正面から見ることになりますので、
長く尾を引いたようには見えません。


日没直後のまだ相当明るい状態で、視認出来るのですから
－１～２等級と言う明るさをを物語っています。


雲が移動しても動かないから、それと判りますが、知らずに見ていたら
気が付かないでしょう。


この彗星について詳しくは
英草さんが
へ－ルボップ彗星以来の明るい彗星として
日記にされておりますので、併せてご覧下さい。




少しズームアップしました。
写真、幾つも並べて済みませんが１５秒のネタを引き伸ばしております




ゲレンデには、ライトが灯っています。






まもなく、雲に隠されようとしています。






もうチョっち見せてくれ～～




これで再度雲に隠れて、数分後雲が切れてももう沈んでおりました。
ここまで、たった１５秒のお姿でした。



手稲山方面は弱い雪雲で霞んでいます。



その手稲山麓に連なる稜線。



眼下の広場の、子供達の遊んだ跡。





暮れなずみ、街灯の明かりの輪と足跡。