テーマ:模型鐵道(693)
カテゴリ:鉄道模型 車両
いきなり制作記を書いてしまうにはマニアックにもほどがあるので実車の解説等をば(^^ゞ
1960年代から臨海工業地帯の物的流通を担う目的で、自治体と沿線企業と国鉄が出資する第三セクター方式で全国各地で設立された臨海鉄道(一部除くw)。 仙台臨海鉄道も1970年に設立され、国鉄DD13とほぼ同タイプながら、より簡素な角張ったスタイルの新潟鉄工所製DD55を2両新製し運行を開始。その後路線の延伸により機関車所用数が増える事となり、国鉄DD13 112と鹿島臨海鉄道KRD2を譲受し、それぞれDD5511とDD5512として使用を開始したわけです。 今回はその譲受車2両を簡単に作ってみました(^o^) 手前が元DD13 112のDD5511。後ろは自社発注のDD551です。 DD551 は近年更新改造を受けSD55103として生まれ変わり、DD5511はこの塗装のまま2003年に廃車になりました。 こちらはDD5512。 青ベースの新塗装になり現在も在籍している様ですが、更新工事は施行されず、専ら構内の小入換に従事している様です。 2次型前期型をプロトタイプにするKATO製DD13とは、エンジン吸気口のエアフィルターの形が異なりますが、気にしない気にしないヽ(´o`)ノ さて、ここからは模型のお話。 タネ車は京葉臨海鉄道のKD55 2両セットです。超不人気商品故、大変安価に入手しました(笑) IPAに浸けて3日3晩浸けおきしたものの帯しか剥離出来ませんでした(^^; KATO製品の樹脂はシンナーに侵される様なので、シンナー漬けは避けたい所。 とりあえず試しにグンゼのベースホワイトを一吹きしてみたところ、問題がなさそうだったので塗装開始! 塗装完了!(相変わらずその間がなくてすんません(^^;) 青い方はタミヤのブリリアントブルー、赤い方がタミヤのダルレッドです。色味はまぁまぁかな? このまま組んで色入れして終わりにしようかと思ったのですが、今日のあたくしはちょっと違います。 カプラー周辺の隙間をセメダインPPXとプラ板で埋め、溶きパテで埋めてしまいます。 台車のカプラーをサディスティックにもぎ取ります。ここまで来たら後戻りはできません。 KATOの分売パーツ「車上子防護板」を、前頭部デッキ下の左右ステップ間にぴったり納まるサイズに削ってハメコミ(左側参照)。 爪部分をカットしながらカプラーの高さを調整し、適正なのを確認してから男らしく接着してしまいました。 一応後から外せるゴム系でね…やっぱり女々しいヲレヽ(゜▽。)ノ デッキの手すり等、軟質プラ部分の塗装は「ソフビカラー」という塗料を使っています。ほんの気休め程度ですが、剥がれにくい様です(^^ゞ カプラーも無事取り付け完了し、後はデカールを作って貼付けるだけで完成! でもそのデカールが面倒なのよねぇ(^^ゞ [後日談] 自分で撮った写真では気付きませんでしたが、新塗装旧塗装共、運転台屋根上は車体同色ではなく、グレーに塗られていた様です。 更にはボンネット上部もグレーだったというお話もありますんで、これから作られる皆様はお気を付けくださいませ(^^ゞ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年07月12日 11時21分40秒
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