泣き上戸
わたしは涙もろい。テレビや映画で悲しいことがあると泣いてしまう。小説や漫画を読んでも涙ぐんでしまう。そんなわたしを見て娘も悲しくなるらしい。テレビを見て泣いてるわたしを見て内容なんかはわからなくても娘も涙ぐむ。「なんでもないのよ。テレビなんだから」って説明しても納得いかないらしい。わたしが泣き止むまで、娘もしくしく泣いてしまう。(´~`*)う~ん これはいかんと思い、できるだけ泣かないように努力はしている。 そんな泣き上戸のわたしは今日もあるテレビ番組を見て感動して泣いた。だれもいないので遠慮なく泣いた。最初は静かにそしていつのまにかわんわん大声で泣いていました。 今日はどうやらいつもより声が大きかったらしい。わたしの泣き声に驚いたロック様がわたしに向かって吠えた。まるで、泣くなって言ってるようでした。 それでもわたしがわ~わ~泣いているので、ロック様はイスに座っているわたしの顔をよく見ようとテーブルの向こう側から顔をだす。うろうろしながら今度はテーブルの横から顔をだす。そして、わたしの側にやってきて、わたしの膝に足をかけてにゅうううと身体ごと伸びてきた。わたしの手をそっと舐め、わたしの顔をのぞきこんで涙を舐める。 「なんでもないよ。テレビを見てるだけなの。大丈夫だから」それでも、床をうろうろしながら振り返ってわたしの顔を見る。そんなロック様の様子がおかしくて泣きながら笑ってしまいました。 わがままでオレ様なロック様がわたしの心配をしている様子が滑稽だった。ふ~~ん。あんたもかわいいとこあるじゃん。だっこが大嫌いで逃げようとするのにさぁ、ホントはわたしのこと好きなんじゃん?なんだかすごくロック様がかわいらしく見えたので、ヤツの隙をついて捕まえた。抱っこされてイヤなはずなのに、今日はだまって抱っこさせてくれました。 でもその顔はすご~くイヤそうでした。彼にしてはめちゃくちゃがまんして10分ぐらいおとなしくしていてくれました、そんなロック様がおかしくてゲラゲラ笑ってしまいせっかくのテレビの感動が台無しになりました。まったく人騒がせなやつだぜ!(ロック様憮然) 人気ブログランキングへラベンダー翡翠龍砂漠の薔薇ターコイズ・タンザナイトリングチャロアイト丸玉岩塩ランプ- Designed by unamama -