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カテゴリ:万年筆
朝早く家を出て向ったのは広島福屋八丁堀店
セーラー ペンクリニックの会場です 開店前につきました 開店と同時にエレベーターで7階へ 今年は5番目をゲットしました 今回で三回目のペンクリニックで 毎回、長原幸男氏が担当されていますが 斜め後ろに、ベレー帽に白衣のご老人がすわられました 周りの方がざわついています もしかしたら… 「世界のナガハラ」こと長原宣義氏です 案内はがきには幸夫氏が担当としか書いてなかったけど 会場に来られただけかしら? と思っていたら、ペンクリニックを始められました 順番待ちの椅子は幸夫氏の前に3つ並べられていたので 椅子に座って順番待ちの間、幸夫氏のペン先調節やペンを持ち込んだ方との会話を聞いていたりしたところ 「次にお待ちの方どうぞ」との声が 私は宣義氏に調節してもらえることになりました 持って行ったデルタ366を差し出して ペン先が引っ掛かることを告げると いきなりペン先を軸から引き抜かれました (はっきりいって、「エー!?」と思いました) ルーペで確認したり指先で調節されたり 次にペン芯も引き抜かれて ルーペで確認されてから 「インクの出が悪かったでしょう?」と指摘されました まさに、そのとおり さすがプロ!! ペン先とペン芯を組み合わせて軸に戻されてから 手のひらくらいの大きさの平らな砥石の上をこするようにしながら研いでくださいました 幸夫氏の場合は、回転する砥石にペン先を当てて研いでおられたので これまたびっくり!! インクを少しつけて手渡されたペンは 昨日までとは別物でした スルスルと紙の上を滑るように文字が書けます 「もっとペン先のほうを持ったほうが良い」と持ち方のご指導も受けました 「どうですか?」と聞かれたので できればもう少し細い線が書けるといいことを伝えると 今度は紙やすりのようなもので研ぎ始め 次にラッピングフィルムでなめらかに 仕上げは最初と同じように砥石の上を∞のようにすべらせて 紙に書いてみてはまた研いで、という作業を繰り返されましたが キャップを尾軸につけて、差し出されたときに 「細い線が書きたいときは、裏書きで使いなさい」とのことでした 裏書でもしっかりインクが出て、ちゃんと線が引けます これなら細かいメモにも使えそう お礼を言って席を立ちましたが 緊張したせいか、「セーラー製品しかペンクリを受けられなくなるのか?」という 肝心なことを聞くことができませんでした (プチおたくさん、そういうわけでして、すみません) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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