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テーマ:洋楽(3359)
カテゴリ:シンガーソングライター
ボブ・ディラン『血の轍』 私はボブ・ディランの最高傑作は今まで『欲望』だと思っていました。 彼のアルバムを全部聴いた訳ではありませんが、それなりに聴いてきた限りでは、そういう結論でした。 もちろん、この『血の轍』も発売当時に聴いていました。 人間、歳を取ると感性も変わります。 この『血の轍』は『欲望』に比べると派手さでは負けます。 完成度でも負けるかもしれません、しかし何かが違うのです。 『欲望』は刃のような切れがあります。間違いなく名作です。 しかし『血の轍』に、私は<落ち着き>というか<あたたかさ>というか、何か異質なものを感じます。 確かに元々ディランの名作の一つとして位置づけられていましたが、やっと30年経って少し理解出来たかな、という感じです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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