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テーマ:ロックおやじ70(197)
カテゴリ:ブリティシュロック
スティング 『テン・サマナーズ・テイルズ』 スティングのソロ5作目である。 前作の暗さに比べて明るい。 ポリスの再活動を期待しながらスティングのアルバムを聴くのは、ある種複雑な心境である。 ポリスは解散していない。宣言していないのだから。 頂点を極めて、さっと姿を消すのはあんまりである。 別に今のスティングに不満ではない。ソロ・アルバムを出してくれているうちは良い。 ただし、あまり受けてしまうのはこまる。再活動が遠のく。 そんな気持ちでこのアルバム当時聴いたものである。 2曲目と3曲目が良い。 特に3曲目の「フィールズ・オブ・ゴールド」は好きだ。 10曲目の「シェイブ・オブ・マイ・ハート」もいい。 このアルバムの表ジャケットのスティングは何か気だるい。色も黄ばんでいて、 まるで、8曲目の「イッツ・プロバブリー・ミー」の雰囲気がピッタリ。 しかし裏側は明るい。 素直に良いアルバムである。 決して完璧ではない。だから息苦しさも感じない。 ロックを経験した大人の世界がある。 やはり、このアルバムの雰囲気を充分に味わうには心の余裕みたいなものが必要。 何年掛かったのだろう。 今の私には心にしみる。 歳とったのかな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年11月18日 22時02分29秒
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