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テーマ:ロックおやじ70(197)
カテゴリ:ブリティシュロック
ウィングス『ロンドン・タウン』 冬のテムズ川の船上で寒そうなウィングスと西インド諸島の写真とロンドンとの合成写真での暖かな風景のウィングスを裏表に配したジャケットのこのアルバム。 私は結構好きです。 前作『スピード・オブ・サウンド』での不満な出来映え(私個人的に)に比べても楽曲的に優れていると思います。 ポール・マッカトニーという人は私個人的な見解ですが、ある程度の緊張感の中で力を発揮できるタイプだと思います。 逆にいうと緊張感の無いときは駄作になりがちです。 例えばジョン・レノンというライバルがいたビートルズ時代、解散後、他のメンバーが活躍してややポールの能力が疑問視された後の『バンド・オン・ザ・ラン』、 そしてウィングスをポール個人のバンドという風評を払拭しよとした前作『スピード・オブ・サウンド』後に残念ながらメンバーが脱退し、3人になってしまったこのアルバム、という訳である。 派手さはあまりない、感じとしては『ラム』の頃に近い曲が多く感じます。 アコーステックな感じもいいですし 「ロンドン・タウン」、「ウィズ・ア・リトル・ラック」以降の作品など名曲というものはありませんが小粒な良い曲は多いです。 ちなみにこのCDのボーナス・トラックの「ガールズ・スクール」は面白い。 もう30年以上も前のことですから忘れてしまうのもしょうがないとおもいますが、覚えていないのです。 しかし聴いたような気もしますし、ポールの場合「ハイ・ハイ・ハイ」や「ジュニアーズ・ファーム」のような単純で、楽しい曲をたまに発表しますので、この曲もそんな曲の1曲だとは思いますが、なにか、良い発見をして得した感じです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年07月07日 21時02分39秒
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