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テーマ:ロックおやじ70(197)
カテゴリ:ブリティシュロック
デヴィッド・ボーイ『ダイアモンドの犬』 デヴィッド・ボーイというミュージシャンは時として難解なアルバムを発表する。 日本でもその名前ほどレコードは売れなかった音楽家ではないでしょうか。 『レッツ・ダンス』は確かに大ヒットしました。 しかし、それまでの彼のアルバムを購入した人は少なかったのではないでしょうか。 それというのも、彼の音楽よりもその派手なコスチュームやパフォーマンスなど 耳より視覚的要素がマスコミに取り上げられるケースが多かったからでしょう。 T・レックスのマーク・ボランと並んでグラム・ロックの雄としての存在感。 ヒット曲「スターマン」とそれに伴う宇宙的なコスチューム。 日本におけるグラム・ロックとしてのヒット曲はT・レックスの方が多く、 その後、伊達男的な存在となって、また一段と音楽的な成長をした という感じがします。 個人的には、彼の好きな曲としてはソロより、ミック・ジャガーやジョン・レノンとの 共演の曲の方が良かったと思います。 このアルバムはまだグラム・ロックの余韻を残しながら、 次のステップへ移行している時代の作品とでも言いましょうか。 「愛しき反抗」はシンプルで軽快なロックで、聴いていると思わず口ずさんでしまいます。 今、こうして昔のアルバムを聴くと、結構まともな感じです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年12月23日 16時30分29秒
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