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カテゴリ:読書・映画
ゲーテはシュトラスブルク大学で法律を学び、故郷フランクフルト・アム・マインに帰り、弁護士を開業。1972年5月、ウェッツェラールの高等法院に3ヶ月の法務研修に行った。
ここでゲーテはヨーハン・クリスティアン・ケストナーというブレーメン使節の秘書官と知り合いになり、親密になった。 ゲーテは1772年6月に聖霊降臨祭りの前の晩にフォルベルツハウゼンの舞踏会でこの物語のヒロインであるシャルロッテ・ブッフと出会う。 シャルロッテはドイツ騎士団本部の管理者を父に持ち、母亡き後12人の幼い弟妹を世話していた。 ゲーテははじめシャルロッテがすでに婚約をしていたこと、その相手が友人ケストナーであることを知らなかった。 その後の経過は、この物語とほぼ同様だったようだ。 ゲーテもまた報われない愛情に苦しみ、短剣で自分の胸を刺そうと試みたこともあったが、思いとどまり、9月11日にこの地を去り、フランクフルトに戻っている。 そしてシャルロッテへの断ち切れない思いがゲーテを駆り立て、この名作が出来上がった。 ゲーテはそのあとも数え切れないほどの恋をし、1832年3月22日、82歳で永眠。 私も2002年7月、STEINBERGER FRANKFURTER HOFに3泊もしたのに、すぐ近くのゲーテハウスを見学せず、「三越」になんか行ってしまったことは全く悔やまれる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Oct 27, 2006 05:03:23 AM
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