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オフミの温泉メロディ

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Sep 13, 2010
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カテゴリ:読書・映画
息子に「三船の椿」とレンタルをお遣いさせたら、織田のリメイク盤のほうを持ってきました(泣)・・。
ちゃんとオーダー表に「三船の」と書いたのに・・。
ちなみに息子、26歳(笑)。

でも私はそういう場合でも、一応きちんと見ますね(笑)。
悪評高いリメイクですが、なんのなんの、なかなかきちんとした良質娯楽大作になっていました。

Wikiより
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1962年公開の映画『椿三十郎』の脚本(黒澤明、菊島隆三、小国英雄による)の再映画化。『用心棒』、『椿三十郎』2作品のリメイク権を獲得していた角川春樹が2006年7月12日に製作を発表。同年秋から撮影を開始し、2006年12月1日にクランクアップした。
本作は、前作の脚本をそのまま使用(一切加筆訂正はされていない)、モノクロとカラーの画面の差も含めて、各シーンを現代感覚を取り入れて再構築した。黒澤明演出での有名なクライマックスの決闘シーンは、本作では細かいカット割とスローモーションを使った新たな演出がされている。
椿三十郎を演じたのは時代劇初主演で、2007年にデビュー20周年を迎えた織田裕二。時代劇の出演自体、そのキャリアの初期における『将軍家光の乱心 激突』や『風雲!江戸の夜明け』以来、久々となった。
若侍は全員オーディションでキャスティングされた。睦田夫人を演じる中村玉緒は、本作が14年ぶりの本格的な映画出演。
後半の演出がコメディ調になるところで伊藤克信を登場させ、オリジナルとの違いを表現した。
完成披露会見で、製作総指揮の角川春樹が「40億円は最低ライン。そこからどれだけ伸ばせるかが勝負。60億円が一つの目安になる」と、前年の松竹配給の木村拓哉主演の時代劇『武士の一分』の興行収入40億円超えを宣言し話題となった。 最終的な興行収入は11.4億円。
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この後、三船のオリジナル版も見比べましたが、そもそもタッチが違うので比べて批評するのも大人げないかと思います。リメイク版は、はじめから重厚感を狙っていませんね。

織田の演技は申し分ないと思います。
ただ9人の侍がオーバーアクションでいかにも白痴的です。
あまりにもくどいです。
こんなに顔に出さなくてもわかるって・・と思いつつ、はっとしたのですが、もしかして、観衆の受信レベルが、こんな演技を要求するほどに落ちている?

あるいは、テレビの娯楽番組のノリで作っている?

特にいいのは、佐々木蔵之助演じる、人質侍木村。
ときおり押入れから出てきては、巧妙なアドバイスをするのですが、その現れ方、戻り方が実にツボにはまっています。

悪玉の家来トップの室戸半兵衛役であるトヨエツは、演技そのものは悪くないのですが、声がカン高く、凄みがないのが残念。

オリジナルでもそうですが、室戸が、三十郎のありえない演技に、何度も騙されるところが、なんともはがゆいです。
007のスペクターか、お前は。
50人からの悪玉側の家来が惨殺されているのに、一人だけ無傷で縛られて転がっているなんてありえない。
そのあともひとつ、致命的なリアリティのない主人公命拾いの場面がありました。

リメイクの際には、あの時代だからこそ許容された脚本上のミスを修正しておいてほしかったですね。

まあ、それでも十分テンポよく楽しめましたよ。
個人的には松山ケンイチくんがあと10年ぐらいして、渋みのある三十郎を見せてくれたらな、と思っています。

★★★☆

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最終更新日  Sep 13, 2010 07:19:44 PM
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