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テーマ:DVD映画鑑賞(14128)
カテゴリ:読書・映画
いまさら紹介するのが恥ずかしい作品について好き放題語っています。
さてこの「2」はオリジナルのベストキッド3部作では最低の出来、という評価については、ほとんど議論のないところではないでしょうか。 ミヤギ、意味不明の沖縄への里帰り。 ここにはサトウという地域ボスにしてかつての恋敵が住んでいます。 そのひとりの女性がまだプラプラの状態でいるものだから、たちが悪い。 恋の炎とライバル関係は還暦すぎた今も解消されるはずもなく、まったく純情すぎるじいさん達のバトルが繰り広げられます。 これこそ超・高齢化社会に対応した中高年の恋愛のあり方を示した映画の嚆矢というべきか? まあともかく、ミヤギさんはこのサトウとその一味にあらゆる場面で嫌がらせを受けますが、なぜかサトウとの対決を避けるミヤギ。 「腰抜けめ!」というサトウ一派の罵声を浴びても相手にしないミヤギ。 全米トーナメントで優勝したにしては相変わらずまるで頼りない弟子ダニエルに対しても、一味の迫害が続きます。 沖縄のチンピラ相手に、まったく歯がたちません。 これはどうしたことでしょうか。 優勝はまぐれだったとすると、シリーズ1の感動も嘘になります。 日本や沖縄に対する理解不足から、ツッコミどころが多いのが見所といえば見所ではありますが、ご都合主義の嵐、未熟です。あまりにも未熟すぎますっ。 その集大成の大笑い大会がクライマックスシーンです。 これは、もう見ていただくほかはありません。今思い出しても、笑いがこみ上げてきます。しかし、わきまえていただきたいのは、これが映画上は正真正銘の感動(していただくための)シーンだということです。 ぜひ泣きましょう。ここで(笑)。 ★ ///////////////////////////
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