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カテゴリ:live talks
マジメではない
今までブログ内に好きということは一回も書いてなかったと思ったけど、好きなんですよね。登場時から。V,VI,VIIあたりなると知らない戦隊モンやらアニメやらばかりになってきてちょっと薄くはなってしまったんだけど、初期の頃なんかは古いアニメの曲も彼らで覚えてしまったみたいな。キワモノであるという認識は持ちつつもしっかり楽しんでました。 そんな彼らが今回アニメタルを再封印(一回復活してるから)するとのこと。この“再封印”という言葉のビミョーさはあとでボクん中で何ともいえない消化不良を起こしてしまうんだけど、その時点では単純に解散してしまうのかと。それでは行かねばならないなと。いうことでお台場まで足を運びました。 会場に入って驚いたのは、今回は椅子席(全席自由)であることと、満員ではなかったということ。DVDの撮影が入るということを意識しての椅子席なのかは分からないけど、満員じゃないってのは淋しいね。ZEPPというだけでかなり頑張ったということは感じたけど。 定刻になり久武“ニンニン”頼正が登場。今回の再封印に関するセンチメンタルトークでいきなりウルウルさせにかかる。ただ彼、大事なトコでちょいちょい噛むもんだから感動も薄れちゃったよ。 そしてイントロにのってメンバー登場。衣装は原色満載のアニメチックな衣装だ。スタートは宇宙戦艦ヤマト(だったと思う)。。。とそのあとも演奏曲を書いていきたいところなんだけどメドレーも使う彼らだけに、とにかく凄い量の曲をやる。覚えてられまへんわ。印象に残ったところだとファンクラブ限定に創ったCDからということでドラえもんやらパーマンやらの不二子系、振り付け満載のコンバトラーVのテーマ、北斗の拳、ガンダム、ドラゴンボールとかかな。まぁ有名なアニメの曲はだいたいやってくれましたよ。で、最後はペガサス幻想曲で壮大に。 演奏力は筋金入りでえいぞうさんの歌唱力はステージではサイコーに映えてました。相変わらずの爆笑トーク(彼らのライヴはトークがかなりの割合で入ります。)。Syuはルックスも良く技術も文句なしといううらやましいギタリストです。Masakiさんのba.も貫禄でした。 そんな彼らの3時間(!)にもわたるライヴを観ていて感じたのは、やはりこれは所詮プロジェクト的バンドであり、マジメなものではないんだ。ということ。当然コレだけ多くの楽曲を演奏するにはかなりの練習が必要だし、ここまでのステータスを得るようになったのも彼らの努力があったからだ。しかし、彼らにはそれぞれメインのバンドが存在している。所詮、という言い方はちょっとキツいが、これはお遊び的プロジェクトなのだ。 そんな中でえいぞうさんが“再封印”ということに関して説明した時の歯切れの悪さは、何とも気持ちが悪かった。要するに彼らも迷っていると。もし今度復活すればその時は最後まで続けると。ビジネスの臭いも多少するが、まぁこれは普通の“解散”ではないなと直感的に感じた。だから彼らも“再封印”という言葉を使ったのだろう。いずれにせよ彼らの中ではこれはまだまだ整理が付いていないと感じたし、それを思うと冒頭の久武氏の感傷深いトークとのギャップを感じてまた気持ち悪くなった。 何はともあれ、この“プロジェクト”を体験できてよかったし、屈折はしてるけど、コレをきっかけにジャパメタにも若干興味がわいてきた。今後また封印が解けるのかどうかは予測もつかないが、その時にはまたこの“プロジェクト”を温かく見守ろうと思う。 アニメタル are: vo. さかもとえいぞう ba. Masaki g. Syu お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.11.05 22:13:52
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