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カテゴリ:live talks
80年代の一歩手前

個人的にこのWIG WAMというバンドを体験するにあたって注目していた点は一点。

ホントに演奏がウマいのか?

発表した2枚のアルバムはとにかく佳曲揃い。音創りを含めて正統的に80年代のメタルを再現したと思う。パクりとかそういう嫌味な感情が全く出てこなかったところもうまい創り方をした。
そんな中、彼らは本当にアルバム通り演奏できるのかどうか疑問が沸いた。実体験したわけではないが、ポ○○ンなんかはライヴがムチャムチャ下手だったという話も聞くし(それでも楽曲の良さから最終的にはアリのバンドになっているわけだが)レコーディングは1小節ごとに切り張りしていたバンドもいたと聞く。
果たしてWIG WAMはどうか。。。

今回DVD撮影とCD録音があるという初来日バンドとしては破格の待遇を受けた。
会社上がりでO-Eastへ到着すると、

スゲー数の客。

O-Eastでここまで埋まるとは思わなかった。1階は人のかたまりだ。遠かったので客層がなかなか掴みにくかったが、30~40代と共に、若い人もケッコウいたように見える。こういうバンドに若いファンがつくというのは非常に明るい未来が想像できる。
着替えも持ってきてなかったので、荷物をロッカーに預け、2階の後ろの方から観戦しようと決めた。

で、オープニングはスウェーデンのFATAL SMILEというバンド。
正統的なハードロックバンドだったが、それほどインパクトのある曲はなかった。ラジオで聞いた曲は良かったんだけどなぁ。40分ほどのセット。

セットチェンジが20分ほどあっていよいよWIG WAMの登場。
。。。とその前にセーソク登場!!今回のライヴがレコーディングされる旨と盛り上がってくれよーとゲキをいれバンドをコールした。この人がでるだけで、なんか、締まるよね(信者!?)
"うっじゅーうぇるかむふろむのーうぇい、WIG WAM!!"

フロントから少し下がったところに幕がかかっており、イントロのWig WamaniaからRock My Rideへ入るところで幕が下りる。
この大好きな幕下りオープニングだけど、上から見てたらスモークが強すぎて、メンバーが後ろから歩いてくるところも含めほとんど見えなかった。非常に残念。
更に更に、Rock My Rideの演奏中、ギターが全然聞こえん。早速ライヴCDが楽しみになってきた。一発目の盛り上がる曲だっただけにもったいなかったなぁ。

で、肝心の演奏力だが、全く問題なかった。
Glamの歌唱力も力強く、ハイトーンもバシバシキメてた。MCもいい感じで随所に挟んでいた。印象としてはやはりPaul Stanleyに近いものがあったな。英語も先日のGingerと比べ、英語圏じゃない人の英語だから非常に分かりやすい。まぁ内容も“ね~ちゃんキレイだ”とかばっかだけど(笑)
しかし、なにより驚いたのが、そのあと音が修正された中で分かったTeenyの超絶テク。コレは巧い。。。セットの中にはErectionも織り込んだが、難なく弾きこなしていたし、とにかく速弾きが速い。アホみたいな表現だけど、ギターやってない人間にとってはこのプレイは単純に圧倒された。

良い曲に確かな演奏力が加われば最強なワケで、このまま書くと何の問題もない感じになるのですが、ライヴが進むにつれてボクが感じてきたのはアルバムの透明感との差。これは以前THE RASMUSを観たときも感じたことだけど、何かが足りないんだよね。
当然ライヴだからアルバム通りの音を再現できないことは分かっているんだけど、Gonna Get You SomedayのイントロとかOut Of Timeのコーラスに入る部分とか、やっぱりどうしてもビシッと合わせることが出来てなくて、アルバムで感じたゾクッとするような緊張感を感じることが出来なかった。

それはそれとして、あと特筆すべきは観客の盛り上がりでしょうね。ムチャムチャ声出てたがな。サビはしっかり全部歌ってたねぇ。時々Glamがヴァース部でも振るもんだから戸惑ってた部分もあったけど、ここまでガッツリ歌えるファンも凄いわ。

本編1時間ちょい演奏し、アンコールではBygone Songのアコースティックも。

そして、そして、ついに、アレが、

と思ったらその前に2曲も演奏しちゃったんで少し間延びしたけど、
若干アレンジしたイントロから遂に出ました

Come On Come On Come On Love Is All Over Me!!

ちょっと派手目の銀紙クラッカーというO-Eastでは精一杯の演出も飛び出し、更にコーラスは日本語で歌うという暴挙も飛び出し(何言ってんのかわかんなかった、“ヲマエダケガ~”とかなんとか)、見事に1時間45分程度のセットを締めくくった。

実際はもう結構ヴェテランの域の彼ら。演奏技術があったことが何より嬉しかった。
実体験していない80年代に連れてってくれるかとも思ったが、そこまでの化学反応は起きなかったし、ライヴ録音をするにはまだ早いかなとも思ったが、今回のファンの後押しは確実に彼らの心に届いているはず。
一発屋で終わらず、これからも良質のアルバムを発表していって欲しい。
夏に再来日って言ってなかった?

WIG WAM are:
vo. Glam g. Teeny ba. Flash dr. Sporty





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Last updated  2007.02.28 18:51:14
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