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カテゴリ:live talks
単独の威力
ということでPUNKSPRINGの興奮も冷めやらぬまま行って参りましたAFTER PARTY。もともと行く予定ではなかったですが、知人に誘われいそいそと出かけました。 で、まず文句。 and more...結局ナシってやる気あんのかクリマン!! ったく最近のテキトーぶりは客をなめきってますよね。アナウンスぐらいいつでもできるだろ~に結局なんもナシ。いっかいなんとかしたらなあかんわ。 ま、それはそれとして、今回を楽しもう。ということで一発目はdustbox。今年のINDEPENDENCE-Dで観て以来。もうド直球のメロコアにもかかわらずその演奏力の高さと曲の良さに注目はしてました。開始時間が4時ということで、会場は閑散。それでも彼らは相変わらずの全力疾走のプレイを聞かせてくれました。I-Dで観たときはドラムがツーバスだった気がしたんだけど、今回はワンバス(って表現あるんですかね)。ただ、シンバルの数とかメロコアバンドのそれじゃなかった。上の方とかにも配置してたし。で、TシャツはMOTLEY CRUEだし。それだけで、メタラーだと分かりましたよ。まぁ、そのTシャツにも負けない超絶テクぶり。5~6曲でしたが、最後から2曲目で披露したのはSKID ROWのI Remeber Youのメロコアバージョン。本家のそれ(Thickskinアルバムのヤツね)よりよっぽどクールでした。とにかう何も考えず体をゆだねられるこういうメロコアはボク的にはストライク! 次は中国のBRAIN FAILURE。パンスプにも出てたケド、今回見るということでその時は観ませんでした。以前DROPKICK MURPHYSの前座で来た時にも観てるんだケド、印象は変わりませんでしたね。オリジナリティの欠如ですわ。一生懸命いろんなバンドをつぎはぎしたのが丸分かり。中国のバンドってだけでかなりレアだから頑張って欲しいとは思うけど、レヴェル的にはまだまだだね。 そして次はDEAD TO ME。これもパンスプであえて観なかった。でもこのバンドは注目してましたよ。骨太のvo.に適度なザクザク感と甘いメロ。ボク的にはこれもストライクなバンド。で、予想通り、しっかりした演奏を聴かせてくれましたわ。日本語もかなりうまくて驚いた。やっぱ曲いいわこのバンド。しっかりしたパンク道を歩んでいる感じがするところも好印象。ずっと雰囲気が何かに似てるなぁと感じてたところに炸裂したのがMISFITSのカヴァー(曲は知りませんでした。すんません)。このバンドだ。ドはまりですた。 ということでいよいよ大トリ。パンスプでも感じてましたが、彼らのテキトーな中の緊張感はやはり長年の経験からなる賜物。それを“やる気がない”とか言ってしまうのはナンセンスだと思いました。とにかく彼らのライヴはそういうのも含めてリスペクトに値するもんだと言うことを改めて感じましたね。 そうはいってもパンスプと違ってかなりのロングセット。一時間以上やった。 オープニングから得意のレゲエ調のジャムを延々と続けてしまったりするセンスがやっぱ凄い。で、ようやく突入したDinosaurs Will Dieで一気に突っ走る勢い(そして同時に下りるみすぼらしいあのバックドロップ(笑))。あとはやりたい放題で、しゃべり放題でまさにNOFXワールド。SM嬢までとうじょうさせてMikeがギター一本で弾き語ったCool And Unusual Punishmentも見事だった。何度も言うけど、このバンドのオチャラケでから突然マジメにビシッと演奏を聴かせる緩急のつけ方はそんじょそこらのバンドじゃ真似できないでしょうね。 この日はDon't Call Me Whiteも炸裂させてくれましたが、なんかもう意味なくウルッと来てる自分がいましたよ。 ボク的には彼らの本気度を充分感じたライヴだったし、単独観に来てよかったと心から感じた。NOFX、KING OF PUNKだ。 NOFX are: vo/ba. Fat Mike g. Eric Melvin g. El Hefe dr. Erik Shun お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.04.10 01:10:42
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