|
カテゴリ:live talks
ライヴが終わって、レポを書く材料は充分にたまったんだけど、どういう風に書き出そうか考えてて、結局思いつかないので、流れに任せて書くことにします。
まずすげぇと思ったのが、本編とは関係ないんだけど、この日はHELLOWEENとIN THIS MOMENTとIRON MAIDENが同日公演なんですよね。 この日本の地で考えられんな、これは。メイデンとハロウィンは一日ずつずれてる公演があるとは言え、メタルファンは悩んだろうな(ちなみにボクはIN THIS MOMENTの、と言うかそのオープニングのHEADPHONES PRESIDENTが観られないことに地団太踏みました) さて本編に戻ります。 以前のブログにも書いたけど、一応“メタル魂”を持ってるボクとしては、先週のRAGE AGAINST THE MACHINへ臨む気持ちと今回のIRON MAIDENへ臨む気持ちは結構差がある。やはりメタルファンにとってIRON MAIDENは特別な存在。“とりあえず観ておこう”的なRATMに比べ、こちらは“観なければいけない”と言ってしまってもいいくらいの差がある。彼らが歳をとるごとにしぼんでしまっていってしまっていったバンドであれば話は別だが今の彼らは20年前より確実に進化している。それは前回の公演で肌で感じた。一番顕著なのはBruce Dickinsonのヴォーカル。この歳になってハイトーンが絶好調なのはRonnie James Dioと並び、脅威と言うほかない。そんな状態である上に、今回のライヴのツアーが“1st-7thアルバムまでの曲を中心に演奏するヒストリーオブアイアンメイデン”ツアーとなれば更に見逃すテはない。前回の“A Matter Of Life And Death全曲演奏”ツアーもそれはそれで貴重だったが、やはりみんなが聴きたいのは往年の名曲だろう。そんなこんなで有給を取る予定が破棄されたが、定時過ぎで逃げるように会社をあとにしたボクは一路桜木町へ。 で、ここで前回のライヴのレポを読み直してみる。 IRON MAIDEN @Budokan 10/25 @Kokusai Forum 10/28 。。。結構あっさり書いてますね。やはりボクが聴きたかったのも往年の曲だったことが分かる感じのレポだ。 会場到着は7時を回った頃。既にオープニングのLauren Harris(彼女のオープニングに関しては前回と全く同意見)が始まっていた。全く興味がなく、気分高揚のエネルギー源、ビールをゲットしにショップへ。。。 すいません、ビールは売り切れでございます はぁ?(いまさらながらまちゃまちゃ風に) まったくもって意味不明でございました。先週のRATMに続き、またしてもwithout Beerでライヴに臨むことに。ったく、今日はなんぞのクラシックコンサートじゃないんだから、在庫多めに持っとけよって感じ。 さすがに会場は外国人の方が多く見受けられましたね。あとはメイデンTを着ている人の多さ。日常生活で着ることがこれほど恥ずかしいアイテムもないですから、ここぞとばかりに来ている人も多いのでしょう。 先週とは違い(比較ばっか)ツアーグッズは(売り切れもいくつかあったとはいえ)容易にゲット。5,000円はぼったくりですが、記念death。 そしていよいよ7時45分ごろ客電が一部落ち、恒例の"Doctor, Doctor"のBGMへ。ボクの席は1階の中央後ろの方。思ったよりパシフィコは小さいので、ここでも充分観える。 BGMが終わり、客電が全て落ち、いよいよスタートだ。事前にセットリストは見ていたが、やはり“アレ”で始まって欲しいとの99.9%のヒトの希望通り Churchill's SpeechのSEへ。 ここでライヴの半分以上の感動を持ってかれる。続くのは Aces High やはりここで“どっか~ん”のパイロがあれば言うことはないがココは我慢。ただ始まった時の音が予想より小さくて、ちょっと残念だった。 全員2年前と同じ出で立ちで、同じパワーを持っていた。そしてそこにのるのはBruceのフェイクすることのないハイトーン。たまりません。至極の時death! そして2 Minuets To MidnightからRevelationへ。この会場は音響設備がしっかりしているせいか、観客の“ぐお~”というような歓声を感じることは出来ないが、前の方、もしくはステージ上からは感じることが出来ていたのだろうか。出来ていて欲しい。コーラスの全員の参加があって、このバンドのライヴは更に力強さを増す。 そしてお次はThe Trooper。個人的に大好きな曲。第一次ウルウルポイント来ました。 “とぅるーぱーでうるぅだー”つまらない。 巨大なユニオンジャックを右に左に振りかざすBruceのかっこよさは筆舌に尽くしがたい。 ちょっとトーンを落として、このバンドのBruce以外のメンバーに関してだが、まずギターは前回同様、ボクのようなまだまだにわかファンには3本あるということの技術的な部分での違いというのはハッキリ言って分かりません。各メンバーのギターの違いも当然分かりません。極端に言ってしまえば、このバンドの演奏は安心して聴けていればOKのレヴェル。それは今回もなんら問題はなかった。Steveのベースバキバキも聞こえればOK。Nickoは、、、いつも通りでっかいドラムセットに隠れて全く見えません。 そんな感じなので、メンバーの中で唯一キャラがたちすぎるほどたつBruceに自然と目がいってしまうのdeath。 その後も次々と繰り出される名曲にただただ興奮するのみ。The Number Of The Beastを中盤に惜しげもなく出されてしまうこのバンドの強さに歴史を感じた。 そして今回のツアーの山はRime Of The Ancient Mariner~Powerslaveという長尺の曲2発の連発だった。特に前者は長い曲が苦手のボクでも好きな曲、緩急と、これぞメタルのリフ、さらにそこにのってくるBruceのまくし立てるvo.がサイコーの曲だ。後者はあまり馴染みがない曲ではあるが、かぶりものをし、水がこぼれていたのか、歌いながら雑巾がけをするBruce がなんとも面白かった。 Heaven Can Waitの合唱隊も登場し、Fear Of The Dark~Iron Maidenで本編締め(Eddieも登場)。 アンコールはMoonchild~The Clairvoyant~Hallawed Be Thy Nameだった。最後のハイトーンも無難にこなすBruceには思わず拍手が出た。 結局これはツアー初日のインドと同じ全くセットリストになった。 Nickoが投げたドラムスティックをボクの左3つ横のヒトがゲットするという悔しいオマケもつき、メイデン公演初日は幕を閉じた。やはり席アリの会場ということで、暴れたい衝動は常に抑えてきたが、それは今日解消しよう。 IRON MAIDEN。これから何度観ることができるのか。もう数えるほどしかないだろう。ヘヴィメタルファンであることを確認するために、ボクはこのバンドのライヴに行き続け、そのたびに感動をもらってくるのだと思う。 IRON MAIDEN's gonna get ya no matter HOW FAR!!! IRON MAIDEN are: ba. Steve Harris vo. Bruce Dickinson g. Dave Murray g. Janick Gers g. Adrian Smith dr. Nicko McBrain お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[live talks] カテゴリの最新記事
|