|
カテゴリ:live talks
Somewhere Back In Time...is here!
ということで連日のメイデン。二日目はこれも貴重なオールスタンディングのライヴ。 昨日のイス席(プラススーツ)の鬱憤を晴らすべく3時半に会場入り。 整理番号が300番台ということもあり、早めに入場できた。先週のRAGEの手際の悪さが頭をよぎっていたのでこれはよかった。ただ、後ろの番号のヒトは苦戦したみたいですね。幕張は鬼門だな。 さっさと入ってまえから10列目程度をキープ。ひたすら待つ、待つ。 5時になるとLauren Harrisが登場。昨日同様全く興味がないが、始めから観たこの日も、全く面白くないバンドだった。曲も凡庸。ただ近くで観たLaurenはかなりカワイかったdeathね。ただ、こういう“フツー”のロックでメロイックサインを連発する彼女には辟易。メロイックサインの乱用禁止令を出そう。略してメロ乱禁。 昨日から気付いていたが、メイデン公演にはガイジンが多い。“ガイジン”という表現は好きではないのだがこの日はあえてこの表現を使おう。軽蔑の意味を込めて。理由は後ほど。 5時50分。いよいよ昨日同様のSEからメイデンがスタート。"Doctor, Doctor"が始まると、 キタ。人圧。 今までこの人圧に身の危険を感じたのは2006年のPUNKSPRINGだったが、今回もかなりの人圧。コレ何が怖いって、いったん前にググッて行った後のリバウンド。引き潮のように襲ってくる。とりあえず波にのまれるのはイヤだったので出来るだけスペースを確保しながら耐えていたが、それでも物凄いものがあった。 そしてAces Highへ。今日は近い。このバンドをココまで近くで観られるのもスタンディングの醍醐味だ。人圧のせいで、曲を聴いている余裕はあまりなかったが、この曲は何度聴いても良い。 そして、今日の利点のもうひとつは客の歓声。るつぼの真ん中にいるので、大合唱が塊となってステージへ向けられる様を肌で感じられる Rollin' Turnin' Divin' Going in Again!! 素晴らしい。この一体感を感じられるのがライヴの醍醐味だ。 Bruceはこの日も脅威のハイトーンを聴かせたてくれた。ボクはステージ向かって右側のJanick側にいたが、各メンバーの表情をうかがい知ることのできるというのはまた違った面白みがある。 その頃からだろうか。明らかに目の“いって”しまったガイジンが暴れ始める。モッシュでもない、ただヒトの壁に突っ込むという明らかな迷惑行為。この日のガイジン達はとにかく至る所でマナーが悪かった。こういう“普段何してんだ”ガイジンは本当に厄介だ。何とか追放する手段を考えねばならない。 そんなガイジンにテンションを若干下げられつつも、メイデンの輝かしい名曲が、ボクのハイテンションをキープしてくれた。Bruceも曲間のMCで“メイデンの日本でのベストギグだ”と言う発言もあったし、スタンディング形式を気に入っていたようだった。 セットリストは前日と全く同じだった。前回公演も2回行って、全く同じだったことに落胆したが、今回、メイデンはそういうバンドなんだということで自分の中で納得した。きっと緻密な計算があり、セットリストを変えることは容易ではないのだろう。 汗まみれになって、1時間半を一気に突っ走った。やはりこのバンドを観るということは他のバンドを観るのとは違う独特の雰囲気がある。若手のヒーロー不在の今、彼らの存在に頼ってしまうことは必然であり、そんな彼らが今回、期待に違わぬプロフェッショナルなショウを魅せてくれた事に心から感謝したい。まさにSpitfireのように駆け抜けたこの2日間の公演は、間違いなくボクの心に刻まれた。 IRON MAIDEN are: ba. Steve Harris vo. Bruce Dickinson g. Dave Murray g. Janick Gers g. Adrian Smith dr. Nicko McBrain お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[live talks] カテゴリの最新記事
|