伊藤政則先生の遺言vol.13に行ってきました。
細かい説明は今週頭のエントリーで書いているので早速当日の話を書いていきましょうかね。
まずその前に(ちょっとじゃないけど)ちょっとしたメタル会が開催されまして。普段なかなかできないメタルトークと音楽で盛り上がり、ほろ酔い状態で会場へ。
毎度のことながら400人弱の会場は(おっさんを中心に)満員。女性もチラホラいたかな。開演時刻になり広瀬編集長に続いて政則さん登場~。とステージ真ん中にあるテーブルに2人で座り、対談形式で1時間40分ほど話がつづいていくのだが。。。
以前南海キャンディーズの山里亮太が定期的にやっているトークイヴェントに行ったことがあり、その際に彼が毎回言っているのが「この会場を出た途端にお客さん達は魔法がとけて、この会場で起こったことは全部忘れるようなっています」という言葉。要は彼の毒舌が解放される場なのでその話をSNSやら何やらでバラさないで下さいね、と言う意味なのだが、正直このイヴェントも似たようなことが言えるのかなと。後に書籍化もされるのだろうし、政則さん本人からも言わないで欲しいという注意はないし、本当に言えないことは言ってないとは思いつつも、この場にいた人間だけで共有しましょうよ、みたいな感覚が個人的にはあるんだよね。これはそれぞれ考え方があると思うんだけどね。
と言うことでライヴレポといいつつも詳細は書きまへん。ごめんなさい。
。。。というのも野暮すぎるので大まかな流れを書いておくと、
・今回のDOWNLOAD JAPANのオジーキャンセルからプリースト決定までの動きの話。
・2018年総括におけるQUEENフィーバーに関する考察。
・2019年の展望におけるMETALLICA, IRON MAIDENの来日の可能性とメタルフェスのあり方
・ANTHEMの海外進出の話、新人バンドの待望論
あたりですかね。
いつもの通り饒舌に原稿もなく語りまくる政則さんは、情熱的で、アイデアに溢れ、あらゆる視点でものを見ている、「評論家」という冠がぴったりの人でした。この人がいなくなったら。。。を考え出すと暗黒しかないのでできるだけ目を背けていますが、メタル好きであるならば、CDを買い(ごめんなさい)、ライヴに頻繁に行き(ごめんなさい)というところでまずシーン全体を盛り上げないと更に悲惨なことになっていくんだろうなあと思いましたね。
ということでこれからも機会があればこういうイヴェントには参加して、考える機会をつくりたいと思いますよ。これを読んでいる数少ない読者で、まだこのイヴェントに行ったことがない人がいたら行ってみて。損はしないと思うよ。
§ぽっぷびぃと§